※大手のセイバンのアウトレット最新情報!
大手ブランドの「セイバン」のアウトレットセールがスタートしました。
最大50%オフとお得なセールのため、すでに一部モデルで品薄状態に。
割引率の高いモデル、人気カラーを狙っている人は急いでチェックしましょう!
※【年中向け】2026カタログ申し込みスタート!
大手の「フィットちゃん」などで、早くも年中向け2026のカタログ申し込みがスタート。
カタログは無料なので、今のうちからチェックしておきましょう!
なお、年長向けの紙カタログの在庫が少なくなってきています。
ランドセルカタログ情報は、年中年長ともにこちらで最新情報をまとめています。
- 1/5(日):鞄工房山本
- 1/30(木):池田屋ランドセル
- 2月上旬:フィットちゃん
- 2/12(水):土屋鞄、グリローズ
- 2月:セイバン
- 3/1(土):黒川鞄(※圧倒的人気No.1)
【更新履歴】
2024年10月28日
ランドセル人気ブランドのアンケートを最新版に更新
ラン活のアンケートを最新版に更新
2024年10月24日
ランドセルアウトレットに最新情報を追記
2024年10月21日
黒川鞄に年中さん向け2026ランドセル情報を更新
2024年10月11日
ランドセルカタログに2026発売日を追加
購入した人のランドセル口コミ体験談
ランドセルの通知表では、実際にランドセルを購入した方から、写真付きで詳しい体験談を送ってもらっています。
ランドセルを選ぶ際に一番参考になるのは「実際に使った人の生の声」です。
口コミは随時更新していますので、気になっているブランドがあればぜひチェックしてみてください!
- セイバン
- 黒川鞄
- フィットちゃん
- ふわりぃ
- 池田屋ランドセル
- カバンのフジタ
- 鞄工房山本
- 羽倉
- 土屋鞄
- モギカバン
- 村瀬鞄行
- ニトリ
セイバンの口コミ体験談
プーマプレミアムエディション
プーマスタンダードエディション
スゴ軽スウィートスウィーツ
モデルロイヤルクリスタル
モデルロイヤルアリス
黒川鞄の口コミ体験談
コードバンビッグ
コードバンワイド
スムース牛革ワイド
軽量クラリーノFワイドプラス
フィットちゃんの体験談
グランナイト
パステルガール
プティガール
ロイヤルローズ
ふわりぃの体験談
スーパーフラッシュ
障害児用Uランドセル
池田屋ランドセルの体験談
防水クラリーノカラーコンビ
(旧名称:マットクラリーノカラーコンビ)
防水牛革クラシックシワ加工
マットクラリーノカラーコンビ
イタリア製防水牛革プレミアム半カブセ
カバンのフジタの体験談
アップリカNew!
トラッド
ドリームラブ
鞄工房山本の体験談
ブラウニー
ラフィーネ
羽倉の体験談
オーダーメイドランドセル
土屋鞄の体験談
プレミアムカラー牛革
アンティークモデル牛革
モギカバンの体験談
ユニバーサルスタンダード
村瀬鞄行の体験談
レザーボルカ
匠TM129(アカ)
ニトリの体験談
メチャピカわんぱく組
キラピカわんぱく組
※すでにランドセルを購入済みの方へ
もし2024年、2025年モデルのランドセルを購入済みの方がいたら、ぜひ下記のページから体験談の投稿をお願いいたします。
手元に届いたランドセルを見て、良かった点や悪かった点があればぜひ共有していただきたいです。
今ラン活中の方にとって、何よりも参考になる情報だと思います。
ささやかですが、体験談を投稿してくれた方にはAmazonギフト券をプレゼント中です!
みんなが後悔のないランドセル選びを出来るように、ぜひご協力いただければ幸いです。
どこのランドセルがいい?人気ブランドランキング
数あるランドセルメーカー・ブランドの中でも、特に人気が高いところをランキング形式で紹介します。
近年はランドセルもかなり多様化しているため、ランドセルの通知表では以下の3つを中心にブランドをまとめています。
- 生産量の多い大手ブランド
- 工房系でモダンなデザインのブランド
- 工房系でクラシックなデザインのブランド
知名度が高いブランドが好きな方は大手ブランドのランキングを、工房系で探している方はお好みのデザインに合わせてクラシック、またはモダンのランキングをご覧下さい。
ランキングの順位は毎月更新していくので、気になるブランドがある人はぜひチェックしてみて下さい!
<このブロックで解説している項目>
大手ブランド人気ベスト5
まずは大手ブランドの人気ベスト5を紹介します。
大手メーカーが製造しているだけあって、最新の機能や、モデル数が多いことが特徴に挙げられます。
また工房系に比べて在庫数も豊富なので、年間を通していつでも購入しやすいという安心感があります。
特に人気が高いのは「セイバン」と「フィットちゃん」の2大ブランドで、常に最新の機能を取り入れた高品質なランドセルを作っています。
会社名 | 株式会社 セイバン |
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住所 | 兵庫県たつの市龍野町片山379-1 |
創業年 | 1919年(大正8年) |
モデル数 | 人工皮革:39 牛革:2 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:47,300円 最高値:93,500円 |
重さ | 平均:1200g台 最軽量:990g 最重量:1550g |
セイバンはフィットちゃん同様、大手2大ブランドの一つで、TVCMでもお馴染みになった「天使のはね」という機能が人気です。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
最近では話題の光るランドセルが追加され、引き続き1,000gを切る超軽量モデルも人気となっています!
会社名 | 株式会社 ハシモトBaggage |
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住所 | 富山市北新町1丁目2番25号 |
創業年 | 1946年(昭和21年) |
モデル数 | 人工皮革:55 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:5~6万円台 最安値:55,000円 最高値:92,400円 |
重さ | 平均:1200g台 最軽量:940g 最重量:1340g |
フィットちゃんは大手2大ブランドの一つで、約190種類・50色以上の豊富なデザインパターンが特徴です。
主要モデルの価格帯は5~6万円台となります。
肩ベルトの厚みが従来モデルの2倍となった「楽ッション」モデル、デザイン性と安全性の両方を兼ね備えた「安ピカッ」モデルが人気です。
会社名 | イオンリテール株式会社 |
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住所 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 |
発足日 | 2008年(平成20年) |
モデル数 | 人工皮革:11 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:30,800円 最高値:74,800円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:980g 最重量:1200g |
イオンには、24色のカラーで3万円台の「はなまるランドセル」や、かるがる背負える「かるすぽランドセル」などのオリジナルモデルがたくさんあります。
最安値は3万円台で、主要モデルの価格帯は6~7万円台です。
オリジナルモデルの他、ブランドとコラボしたランドセルもあり、中にはイオンしか購入できない限定カラーもあります。
会社名 | 株式会社 羅羅屋 |
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住所 | 埼玉県川口市南鳩ヶ谷 3-22-1 |
創業 | 1974年(昭和49年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:55,000円 最高値:69,300円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1190g 最重量:1350g |
ララちゃんはオーダーメイドに力を入れているブランドのため、他のブランドに比べモデル数が少なくなっています。
オーダーメイドはオプションによって価格が異なりますが、早割セールを利用すると約6~7万円台で購入できます。
ちなみに早割セールは、早ければ早いほど割引率が高くなっています。
会社名 | 株式会社 協和 |
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住所 | 東京都千代田区東神田2-10-16 |
創業年 | 1951年(昭和26年) |
モデル数 | 人工皮革:28 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:43,700円 最高値:82,500円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:890g 最重量:1270g |
ふわりぃはランドセル業界で初めてクラリーノモデルを販売したブランドで、主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
1,000gを切るモデルを扱っているので、体が小さいお子さんでも安心して購入できます。
オーダーメイドの中には、障がいを持っているお子さんのためのランドセルも製作しています。
工房系(モダン)人気ベスト5
続いては工房系ブランドの中でも、流行を取り入れた「モダンなデザイン」で人気のブランドを紹介します。
ひと昔前まで工房系と言えばクラッシックデザインが主流でしたが、最近ではデザインやカラーにこだわるブランドも増えてきました。
工房系の中でもオシャレさにこだわって選びたい人は、ぜひ下記のブランドをチェックしてみてください!
会社名 | 株式会社 カバンのフジタ |
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住所 | 山形県山形市十日町1-2-27 |
創業 | 1957年(昭和32年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:12 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:57,000円 最高値:108,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1150g 最重量:1450g |
カバンのフジタは「背負いやすさ」にこだわりを持ったブランドで、ランドセルはヘリを約2㎝カットした、軽いキューブ型モデルとなっています。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
2023年度のモデルでは、パステルカラーの光るランドセルが新たに追加。2024年度もカラーラインナップが増えているので、要チェックです!
会社名 | 株式会社 鞄工房山本 |
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住所 | 奈良県橿原市南浦町899 |
創業 | 1949年(昭和24年) |
モデル数 | 人工皮革:5 牛革:12 コードバン:5 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:49,900円 最高値:230,000円 |
重さ | 平均:1400g台 最軽量:1290g 最重量:1550g |
鞄工房山本は、クオリティの高いデザインが人気のブランドで、ラインナップも豊富です。
主要モデルの価格帯は、6~7万円台となります。
貴重なコードバンモデルのランドセルも販売しており、中には20万円を超えるプレミアムモデルもあります。
会社名 | 株式会社 羽倉 |
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住所 | 兵庫県豊岡市泉町15-11 |
創業 | 1963年(昭和38年) |
モデル数 | 人工皮革:3 牛革:3 コードバン:1 |
価格 | 平均:5~6万円台 最安値:52,800円 最高値:110,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1235g 最重量:1470g |
羽倉(HAKURA)は、シンプルなデザインでカラーが豊富さが特徴的です。
工房系にも関らず26色のランドセルを購入することができ、主要モデルの価格帯は5~6万円台となります。
最近ラインナップに追加されたオーダーメイドモデルが好評で、自分好みのオリジナルランドセルを作りたい人の注目を集めています!
会社名 | 有限会社 カザマ |
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住所 | 奈良県桜井市大字粟原字北谷666 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:26 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:4~5万円台 最安値:46,000円 最高値:72,000円 |
重さ | 平均:1200g 最軽量:1000g 最重量:1250g |
カザマランドセルは人工皮革(クラリーノ)に特化したブランドで、主要モデルの価格帯は4~5万円台となります。
人工皮革は牛革やコードバンに比べ耐久性が落ちますが、カザマランドセルは6年間使用しても型崩れしにくいと評判が高いです。
また、カザマランドセルは近鉄特急とのコラボモデルがあるので、電車好きのお子さんは要チェックのブランドとなります。
会社名 | ナース鞄工株式会社 |
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住所 | 東京都足立区梅島3-12-20 |
創業 | 1948年(昭和23年)8月 |
モデル数 | 人工皮革:20 牛革:4 コードバン:2 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:50,600円 最高値:121,000円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:1030g 最重量:1650g |
キッズアミには、通常の形の他、半かぶせや横型ランドセルといった個性的なモデルがあります。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
コンバースランドセルも扱いがあるので、スポーツ好きで活発な男の子は、ぜひチェックしてみてください!
工房系(クラシック)人気ベスト5
続いては工房系ブランドの中でも、昔ながらの「クラッシックなデザイン」で人気のブランドを紹介します。
黒や赤を基調としたシンプルなデザインが特徴で、高級感や上品さを感じさせてくれます。
好き嫌いのないデザインなので、高学年になっても安心して使えるのが人気の理由です。
なお、圧倒的な人気の「黒川鞄」は6/24で全品完売となっています。
会社名 | 有限会社 黒川鞄 |
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住所 | 富山県富山市総曲輪(そうがわ)三丁目6番15-8号 |
創業 | 1895年(明治28年) |
モデル数 | 人工皮革:1 牛革:5 コードバン:6 |
価格 | 平均:9~15万円台 最安値:68,000円 最高値:398,000円 |
重さ | 平均:1500g 最軽量:1280g 最重量:1780g |
数あるランドセルブランドの中で、圧倒的な人気で一番早く完売してしまうのが黒川鞄で、毎年5~6月に全品完売となっています。
主要モデルの価格帯は9~15万円台となります。
すべて手作りで仕上げるため生産数が非常に少なく、人気モデルは販売開始当日に完売となるほどで、最も手に入りにくいランドセルとしてプレミア感が増しています!
会社名 | 株式会社 池田屋 |
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住所 | 静岡県静岡市葵区呉服町1-30 札の辻クロス103 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:7 牛革:9 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:53,000円 最高値:100,000円 |
重さ | 平均:1300g 最軽量:1100g 最重量:1400g |
池田屋は毎年人気の高いブランドで、毎年カタログ配布の反響も全ブランド中トップクラスの多さです。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
シンプルで無駄のないデザインが特徴で、過去にはあまりの人気で7月下旬以降の展示会が、急きょ中止になることもありました。
会社名 | 株式会社 鞄工房山本 |
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住所 | 奈良県橿原市南浦町899 |
創業 | 1949年(昭和24年) |
モデル数 | 牛革:1 |
価格 | 79,900円 |
重さ | 1440g |
香久山鞄は鞄工房山本が展開するバッグや財布の一般鞄ブランドで、2023年度から新しくオリジナルランドセルの扱いがスタートしました。
特徴は牛革を使用したキューブ型のランドセルで、製作は鞄工房山本が行っているので、新規ブランドですが品質は確かです。
1モデルのみですが、性別を問わない5色がラインナップされているので、ぜひチェックしてみてください!
会社名 | 株式会社 土屋鞄製造所 |
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住所 | 東京都足立区西新井7-15-5 |
創業 | 1965年(昭和40年) |
モデル数 | 人工皮革:3 牛革:9 コードバン:3 |
価格 | 平均:8~12万円台 最安値:65,000円 最高値:190,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1160g 最重量:1490g |
土屋鞄は最安値が6万円台の高級ブランドで、主力モデルの価格帯は8~12万円台となります。
毎年、一定期間は全てに注文に対応していましたが、2025年度は予定数量に達したモデルから売り切れると発表。
すでに売り切れモデルが出ているので、早めのチェックがおすすめです!
会社名 | 株式会社 モギカバン店 |
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住所 | 群馬県桐生市本町5-369 |
創業 | 1929年(昭和4年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:8 コードバン:4 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:58,000円 最高値:220,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1160g 最重量:1690g |
モギカバンは1929年創業の老舗メーカーです。伝統を継承しつつも、新しい工夫を取り入れたランドセルを作っています。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
モギカバンは在庫が少なくなると、残りの受付可能数が表示されます。コードバンは毎年早くに品薄となるので、早めのチェックがおすすめです!
会社名 | 株式会社 村瀬鞄行 |
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住所 | 愛知県名古屋市中村区黄金通4丁目10番地 |
創業 | 1957年(昭和32年) |
モデル数 | 人工皮革:16 牛革:14 コードバン:4 |
価格 | 平均:7~8万円台 最安値:36,000円 最高値:130,000円 |
重さ | 平均:1400g台 最軽量:990g 最重量:1560g |
村瀬鞄行のランドセルは、大きく「村瀬鞄行のランドセル」と「mu+ RANDOSERU」に分かれています。
毎年人気で完売となることが多い高級シリーズの「匠」や「華」は、村瀬鞄行のランドセル。デザイン性にこだわっているランドセルは、mu+ RANDOSERUに分類されます。
主要モデルの価格帯は7~8万円台なので、気になる人はチェックしてみてください!
大手メーカーと工房系ブランドの違いについて
最近では非常にたくさんのランドセルメーカー・ブランドがあります。
近年人気が高まっているのは「工房系ブランド」ですが、実は厳密な定義というのはありません。
一般的に「職人さんが手づくりで作っている=工房系ブランド」という認識で使われています。
ランドセルの通知表ではもう少し細分化して、以下のように区分けしています。
大手ブランド | セイバンやフィットちゃんなど、生産数が多く知名度も高いブランド。 |
---|---|
工房系クラシック | 黒川鞄や池田屋など、工房系かつ昔ながらのシンプルなデザインが中心のブランド。 |
工房系モダン | カバンのフジタや萬勇鞄など、工房系かつおしゃれなデザインが中心のブランド。 |
デザイン系ブランド | アーティファクトやグリローズなど、ファッション性に優れたデザインが中心のブランド。 |
コラボ系ブランド | ナイキやアディダスなどのスポーツブランドや、ディズニーやサンリオなどのキャラクターとコラボしたランドセルを発売しているブランド。 |
ランドセルリュック | リュッセルやモンベル、ワークマンなどナイロン製のランドセルリュックを扱っているブランド。 |
その他 | 上記以外のブランド。3万円台の安価なランドセルを扱っているブランドなど。 |
工房系ブランドの特徴
工房系ブランドの特徴は、一つ一つ職人が手づくりでランドセルを作っているという点です。
大手メーカーと違い、ミシン縫いではなく手縫いで仕上げているため、大量生産ができずに、価格も高くなってしまいます。
しかしその分、細かい部分も一針一針しっかり縫っていくので、丈夫でほつれにくく、品質が高いのが特徴です。
下記のグラフは、ランドセルの通知表で行った工房系ブランドに関するアンケート結果です。
「工房系ブランドを選ぶ際はどこにこだわりますか?」という質問に対して、約4割の人が「つくりの丁寧さ」と答えています。
6年という長期間使うランドセルだからこそ、細部までこだわって丁寧につくられた工房系ブランドを選ぶという人が多いようです。
一方で、工房系ブランドの相場価格は6~10万円程度と、大手ブランドに比べると平均相場は高めになっています。
コードバンなどの稀少で高額な革を使ったランドセルの場合は、15万円から20万円程度と、非常に高額になるケースも。
高額モデルになるほど生産数が限られるので、もし購入を考えている場合は、早めに予約する必要があります。
特に人気が高いのが「黒川鞄」で、高価格帯モデルは毎年発売初日に完売してしうので注意しましょう。
工房系ブランドのランドセルは、大手と違っていつでも買えるわけではないという点を理解し、購入する際は早めの情報収集がポイントになります。
大手メーカー系ブランドの特徴
大手メーカー系ブランドには、セイバンやフィットちゃん、ふわりぃのようなランドセル専門ブランドや、イオンやニトリなどの量販店ブランドなどがあります。
大手ブランドのランドセルは工場で作られているため、常に品質が安定していて、年間を通していつでも買えるというのが最大の強みです。
工房系ブランドのランドセルは秋頃には品薄になってしまいますが、大手ブランドのランドセルは十分に在庫があります。
また、新しい機能を取り入れるのも工房系より早く、機能面だけで見れば大手ブランドの方が優れている場合もあります。
価格帯も4~7万円台と幅があるので、予算に合わせてランドセルを選ぶことができるのも特徴の1つです。
工房系と大手系、どちらが良いかというのは一概には言えませんが、ランドセルの通知表が行った「工房系ブランドに対する興味の強さはどれくらいですか?」というアンケートでは、下図のような結果となっています。
工房系ブランドに強い興味を持っている層(上側2つの選択肢)がちょうど全体の3割となっています。
また「工房系ブランドとその他、半々程度で検討中」という層もほぼ同じくらいで約3割です。
ランドセル全体の販売数では、もちろん大手メーカー系の方が多いわけですが、上記のアンケート結果を見る限りだと、工房系ブランドを希望している(興味を持っている)人の割合も一定数いることが分かります。
百貨店のランドセルで人気なのは?
三越伊勢丹や高島屋、大丸松坂屋などは、自社でランドセルを製造しているわけではありませんが、人気ブランドとの「限定コラボモデル」などを販売しています。
また百貨店ランドセル売り場では、色々なブランドのランドセルを幅広く扱っているので、近くに百貨店がある人は実際に手に取って確認できるというのもメリットです。
以下は、何を参考に情報を集めますか?というアンケート結果ですが、男女ともに百貨店のランドセルコーナーを参考にするという回答が多かったです。
近くに百貨店がある場合は、ランドセルコーナーに足を運ぶというのもランドセル選びの1つ方法です。
なお、近くに百貨店が無い場合は、各ブランドごとに全国各地で開催される「ランドセル展示会」や、自宅で試着できる「レンタルランドセル」のサービスを活用してみてください。
ランドセルを扱うブランド一覧表
このブロックでは以下の分類でランドセルブランドを一覧表にまとめます。
- 大手ブランド
- 工房系ブランド
- デザイン系ブランド
- コラボ系ブランド
- ランドセルリュック
- その他のブランド
ランドセルの通知表でまだ特集ページがないブランドも含め、それぞれアイウエオ順で紹介していくので、選ぶ際の参考にしてみてください!
大手ブランド
ブランド | 特徴 |
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イオン | カラフルなランドセルがある |
イトーヨーカドー | オリジナルランドセルもある |
遠鉄百貨店 | オリジナルのこだわりランドセル |
小田急百貨店 | 優れた機能とデザインの小田急プラス |
くるピタランドセル | 特許取得のくるピタ錠前 |
セイバン | 軽く感じる天使のはね機能 |
大丸松坂屋 | 百貨店限定のモデルあり |
高島屋 | カスタマイズできるモデルがある |
ニトリ | 機能もコストパフォーマンスも高い |
阪急百貨店 | 阪急電車モチーフランドセルがある |
フィットちゃん | 楽ッションや安ピカッの高機能モデル |
ふわりぃ | 軽くて丈夫でデザインも豊富 |
三越伊勢丹 | 人気ブランドのコラボモデルが多い |
ララちゃん | こだわりのオーダーメイドが人気 |
工房系ブランド
ブランド | 特徴 |
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生田ランドセル | 上質な本革ランドセルがある |
池田屋 | ハイブリッド構造で軽くて丈夫 |
市川鞄広 | 高機能で上品なランドセルがある |
宇野カバン | こだわりの手づくりランドセル |
大峽(おおば)製鞄 | 指定ランドセルとして名門小学校で採用 |
香久山ランドセル | ジェンダーレスなカラーラインナップ |
カザマランドセル | 人気電車とのコラボモデルがある |
鞄工房山本 | デザインとカラーの種類が豊富 |
カバンのフジタ | オシャレな光るランドセルがある |
神田屋ランドセル | 高機能なカルちゃんランドセル |
キッズアミ | カラー数が多く半かぶせ横型もある |
京都ランドセル工房 | 和のデザインのランドセルもある |
黒川鞄工房 | 品質が高く人気があり完売が早い |
コクホー | 個性的で魅力的なデザインがある |
このさき(conosaki) | 美しい和風テイストモデルあり |
近藤カバン | オーダーメイドでのこだわりの手縫い |
スドウ | カラーの種類が豊富な牛革モデル |
土屋鞄 | シンプルで高級感がある |
ナガエかばん | 素材にこだわるランドセル |
中村鞄 | 独自素材の人工皮革ベルエース |
羽倉 | はくらいろのオリジナルカラー |
林カバン店 | 工房併設の店舗で作れる、直せる |
バンビ鞄工房 | 子供たちによりそうランドセル |
樋口鞄工房 | はぐくみフィットで体に密着 |
ヒダカーフ(HIDA Calf) | 最高級飛騨牛革使用でカラーも豊富 |
HERZ(ヘルツ) | 専門店ならではの個性的なデザイン |
堀江鞄 | 飽きのこない落ち着いたデザイン |
松山カバン | オーダーメイドで製造元直販のお手頃価格 |
萬勇鞄 | こだわりのデザインと多彩なカラー |
村瀬鞄行 | カラーが豊富で機能性も高い |
モギカバン | 素材へのこだわりが強い |
ももちゃんランドセル | 素材にこだわるオーダーメイド |
横山鞄 | 丈夫で優れた機能のランドセル |
デザイン系ブランド
ブランド | 特徴 |
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アーティファクト | 芸術的な洗練されたデザイン |
アタラ(キシル) | 自然な色合いと特徴的な形 |
アナスイ | 装飾や刺繍デザインが上品で大人っぽい |
Q-pot. | スイーツモチーフのランドセルがある |
グリローズ | 華やかでおしゃれなデザイン |
ディーゼル | 個性的でユニークなデザイン |
ニノニナ(Nino Y Nina) | こだわりのスタイリッシュなデザイン |
フェフェ | シンプルデザインのツートンカラー |
プライベートレーベル | 上品でキュートなデザイン |
ポール&ジョー | エレガントなデザインやカラー |
マリークワント | デイジーモチーフが魅力的 |
メゾピアノ | 刺繍やパーツが華やかで愛らしい |
ラトリエデュカルターブル | 目を引くおしゃれなデザインがある |
ラルフローレン | 大人っぽく上品な雰囲気のランドセル |
リリコ(LIRICO) | パーツや装飾が魅力的なデザイン |
コラボ系ブランド
ブランド | 特徴 |
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アクタス(ACTUS) | おしゃれな半かぶせモデルもある |
アディダス(adidas) | スポーティーで機能も充実 |
池田地球 | NASA使用のテンパーフォームで快適 |
オロビアンコ(orobianco) | 美しく高級感のあるデザイン |
コクヨ×あんふぁん | たくさんの使いやすい機能あり |
サンリオ(サンポケット) | 鋲やファスナー引き手をカスタマイズできる |
シブヤランドセル | ディズニーやポケモンモデルあり |
ずっとランドセル | 想いが込められた刺繍デザイン |
ディズニーランドセル | ディズニーの世界感をイメージ |
ナイキ(NIKE) | シンプルでかっこいいランドセル |
ハネッセル | ラチェットアジャスターで快適に背負える |
プーマ(PUMA) | メタリックカラーモデルもある |
ミキハウス | 上品で高級感あるデザイン |
水野鞄店 | こだわりの品質や機能がある |
盛田のランドセル | 健康を支えるリラックスランドセル |
ランドセルリュック
ブランド | 特徴 |
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UMI | 環境配慮素材使用のスクールリュック |
澤田屋ランドセル | 価格が安く品質も良い |
ポーター(吉田カバン) | ポーターらしいデザインで高機能 |
モンベル | 登山用リュックの技術を活用した次世代型のスクールバックパック |
Rikomonランドセル | 新発想のランドセル、リュッセル |
ワークマンランドセル | 人気のワークマンがランドセルを製作 |
その他のブランド
ブランド | 特徴 |
---|---|
赤ずきんランドセル | 魅力的なオリジナルデザイン |
イクラボ | 個性的な恐竜や昆虫モチーフモデル |
大隅カバン店 | 福岡で人気のうさぎのマークランドセル |
ガルソンランドセル | オーダーメイドが4万円台から作れる |
クーロン | 豊富なデザインでリーズナブル |
スガタキ | 4万円台からの牛革オーダーメイド |
ソロウーノ(SOLO UNO) | オーダーでたった一つのランドセル |
ツバメランドセル | 低価格で45日間の返品保証あり |
東京屋カバン店 | 全方向反射のオーロラモデルがある |
ノムラ | 個性的な横型半かぶせモデルもある |
ピピコロbyらんどせる屋さん | シンプルデザインでカラーも豊富 |
ユーアンドアイ | デザインや機能に優れ工場直営低価格 |
ゆめや | 人気の光るランドセルあり |
ランドセル業界の気になる最新ニュース
年中向け2026ランドセル最新情報
すでに年中さん向け2026ランドセルのカタログ申し込みが、一部ブランドでスタートしています!
最新情報は、「ランドセルカタログ請求」ページで更新中なので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
なお、販売開始日が発表になっているブランドもあり、毎年初日に一部ランドセルが売り切れとなってしまう「黒川鞄」は、3/1(土)を予定しています!
- 1/5(日):鞄工房山本
- 1/30(木):池田屋ランドセル
- 2月上旬:フィットちゃん
- 2/12(水):土屋鞄、グリローズ
- 2月:セイバン
- 3/1(土):黒川鞄(※圧倒的人気No.1)
フィットちゃんでハロウィン特別キャンペーン開催
10/11~10/28までフィットちゃんのショールームに来店すると、お菓子がもらえます。(※お子さん限定)
ただし、お菓子をもらうには、ハロウィンならではの合言葉が必要。
気になる人は、フィットちゃんの公式ページをチェックしておきましょう!
ワークマンから低価格のランドセルが登場
税込価格 | 8,800円 |
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素材 | バリスティックナイロン |
重さ | 1,300g |
カラー | ブラック |
ワーキングウェアブランドのワークマンでランドセルの扱いがスタート!
ブランド初となるランドセルは「ESスチューデントデイパック」というモデルで、「価格、軽さ、機能性」のバランスを重視した、低価格なのに軽くて高機能なランドセルです。
素材はコーデュラ社製の「バリスティックナイロン」を採用。耐久性に優れたナイロン生地なので、重い荷物を入れて毎日持ち運んでも劣化しにくいのが特徴です。
機能性にもしっかりこだわっていて、雨の日でも安心の据え付けランドセルカバーや、独立型タブレットポケットなど、他にはない機能が盛りだくさん。
ワークマンの製品開発部第3部の林マネージャーの実体験を踏まえながら開発されているので、親御さんの「あったらいいな」がしっかり詰め込まれたランドセルとなっています。
絶対に失敗したくない!ランドセルの選び方を教えて
毎年色々なモデルやカラー、新機能などが登場するランドセル。どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
一度購入したら6年間使い続けるものですから、絶対にランドセル選びでは後悔したくありません。
下のグラフは、ランドセルの通知表が行った「ランドセルを購入する際に重視することは?」というアンケートの回答です。
やはり男の子と女の子では重視するポイントが違うので、その点を意識したうえで、最新のランドセル選びについて詳しく解説します。
色選びについて
ランドセルのカラーリングは年々種類が増えていて、今はブラック・レッドだけではなく、ゴールドやホワイトなど、本当にたくさんの色があります。
年ごとにトレンドはあるものの、男の子の人気カラーは昔から変わらず「ブラック」で、半数以上の男の子がブラックを選びます。
一方で女の子の人気カラーについては2022年度に大きな動きがあり、長年一番人気だった「レッド」系を抑えて、「パープル(ラベンダー、スミレ)」系が一番人気となりました。
2025年度もこの傾向は続くと予想されていて、各社とも人気カラーのモデルを多数用意しています。
また今年も新たなトレンドとして「パステルカラー」の新色を各社発表しており、女の子の人気カラーについてはさらに好みが分かれそうです。
男の子は例年通り「ブラック」人気が続きますが、単純な黒一色モデルだけではなく、ステッチ部分に差し色を使った「黒x赤」「黒x青」などが人気と予想されています。
男女別の人気カラーについては下記ページでより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
耐久性と素材
ランドセルは6年間と非常に長期間使うものなので、耐久性や丈夫さに注目することも大切です。
ランドセルで使われる主な素材は、コードバン、牛革、人工皮革(クラリーノ)の3つですが、それぞれ違いがあります。
コードバン | 牛革 | 人工皮革 | |
---|---|---|---|
重さ | 1,400~1,500g | 1,300~1,500g | 1,100~1,200g |
高級感 | ◎ | 〇 | △ |
耐久性 | ◎ | 〇 | △ |
耐水性 | △ | △ | 〇 |
こちらの画像は、セイバンのインスタから引用したものですが、見た目が異なるのが分かるかと思います。
それぞれの素材について、重要なポイントを解説するので、素材を選ぶ際の参考にしてください。
コードバン
コードバンはランドセルに使われている革の中でも最高級の天然皮革です。
当然ながら価格が高く、相場は10万円前後、中には20万円以上のモデルもあります。
その分、高級感や革の美しさは他とは比べても抜きでていて、使えば使うほど味わいが出てきます。
耐久性にも非常に優れていて、ちょっとの衝撃では傷がつかないうえに、多少傷がついても自己修復するという特徴があります。
欠点は、希少な素材を使っているため生産数が少ないことで、人気モデルとなると即日完売してしまうケースもあります。
コードバンランドセルの人気モデルについては、「高級ランドセル」ページで最新の在庫情報を更新しているので、あわせてチェックしてみてください!
牛革
牛革のランドセルは、革本来の美しさと高級感を感じさせてくれるのが特徴です。
さらに耐久性にも優れているので、多少乱雑に扱ったとしても大丈夫です。
使えば使うほど風合いが増していき、愛着がわくのが革素材の長所なので、6年間使うランドセルにはピッタリの素材といえます。
ただしクラリーノと比べて少し重くなるので、身体にフィットするかどうかを確認してから選びましょう。
なお、工房系で人気の「池田屋ランドセル」は、牛革の光沢に近いオリジナルの人工皮革「ベルバイオ」を開発。
軽くて価格もお手頃なので、牛革の重さが気になる人におすすめです。
人工皮革(クラリーノ)
クラリーノは、他の素材に比べて軽くて耐水性に優れていて、3つの中でももっとも価格が安いのが特徴です。
ただクラリーノと一言でいっても、実はたくさん種類があるので、どれが使われているのかを確認しておきましょう。
大手のブランド扱っているクラリーノタフロックなどであれば、しっかりした耐久性があるので安心です。
ちなみによく勘違いされているのですが、「合成皮革=クラリーノ」ではありません。
クラリーノとは、株式会社クラレが作り出した人工皮革の総称なので、クラリーノではない「合成皮革」を使ったランドセルもたくさん存在します。
特に価格が安い激安ランドセルでよく使われていますが、耐久性、防水性ともにかなり質が落ちるので、注意が必要です。
クラリーノの種類や特徴については、こちらのページで詳しく解説しているので気になる人はチェックしてみてください。
デザイン
ランドセルの見た目、「デザイン」もとても重要な要素です。
気に入ったデザインを選ぶことで、ランドセルへの愛着も強くなり、小学校生活も楽しく送ることができるからです。
特に女の子の場合は、男の子に比べデザインへのこだわりが強い傾向にあります。
ランドセルのデザインで注意したいポイントは次の3つです。
- 高学年まで使えるデザインか
- 子どもの好みに合うデザインか
- 地域でどのようなデザインが流行しているのか
最近ではシンプルなものから派手なものまで、多種多様なデザインのランドセルがあります。
パッと見だと凝ったデザインに目がいきがちですが、長く使うことを考えると、あまり派手なものだと良くないかもしれません。
1年生や2年生のうちはよくても、高学年になるにつれ、派手なデザインを恥ずかしく感じる子どももいるからです。
子どもの意見をしっかりと聞いてあげた上で、長く使っても飽きがこないデザインを選びましょう。
また、地域によってどんなデザインが多いかは異なるので、実際に通うことになる小学校に行って、どんな雰囲気か確認してみましょう。
ネット上で人気のデザインであっても、自分が住む地域では派手すぎて浮いてしまう…なんて可能性も。
ランドセルのトレンドは年々変化しているので、1つ上の学年の子どもが使っているランドセルを参考にさせてもらいましょう。
重さと背負いやすさ
先ほどのアンケート結果を見てもわかる通り、男の子・女の子ともに、重さを重視する人が多いです。
特に女の子の場合は男の子に比べ、重さを気にする人が多くなっています。
新一年生は、まだ体が小さく力も弱いので、できるだけ体に負担のかからないランドセルを選びたいものです。
この時、「ランドセルの重さ(重量)」にばかり目がいきがちですが、それと同じくらい、「身体にフィットするかどうか?」も大事です。
負担を軽くするためには軽いランドセルを選べばいいと考えがちですが、軽くても背負いにくい形だと、肩や腰に負担がかかって疲れの原因になります。
最近では各社とも、身体への負担を軽減する工夫を取り入れているので、単純な重さだけでなく、フィット感も意識して選びましょう。
下記に重量対策の工夫をしているブランドを挙げるので、ランドセルを選ぶ際の参考にしてください。
ブランド名 | 工夫 |
---|---|
セイバン | 天使のはね |
フィットちゃん | フィットちゃん背カン |
黒川鞄工房 | はばたくランドセル |
カバンのフジタ | X型の肩ベルト |
池田屋 | ハイブリッド構造 |
土屋鞄 | 立ち上がり背カン |
羽倉 | 立ち上がり背カン |
形、サイズ
ぱっと見ではどれも似たように見えるランドセルですが、実際には色々な形や種類があり、耐久性や重さが違ってきます。
- 学習院型
- キューブ型
- 全カブセ
- 半カブセ
主な形状とそれぞれの違いを解説するので、ランドセル選びの参考にしてください。
学習院型とキューブ型の違いは?
まずは「学習院型」と「キューブ型」の違いについて解説します。この2つの型の違いは、ランドセルに「ヘリ」があるかどうかです。
従来の学習院型ランドセル
キューブ型ランドセル
学習院型の方は、縫いシロの部分が飛び出しているのに対し、キューブ型は縫いシロがなく、スッキリとしています。
学習院型の方がヘリがある分、構造的にしっかりとしており、耐久性の面では優れていると言われています。
一方でキューブ型の方がコンパクトな作りのため、重量が軽く、背負いやすいというメリットがあります。
どちらも一長一短ありますが、もしキューブ型のランドセルを選ぶ場合は、収納力もあわせてチェックしておきましょう!
理由はコンパクトな分、収納力が不足するランドセルが一部あるからです。
ちなみにキューブ型ランドセルを採用していて、収納力がしっかり確保しているおすすめブランドは、「カバンのフジタ」や「香久山ランドセル」などになります。
両ブランドともに、全モデルがキューブ型ランドセルとなっています。
半カブセと全カブセどっちがいいの?
ランドセルはカブセの大きさによって、「全カブセ」と「半カブセ」に分けられます。
一般的なランドセルとしては、全カブセが主流ですが、最近ではオシャレな半カブセモデルを扱うブランドが増えてきました。
半カブセのメリットは、見た目のインパクトがあることのほかに、立てた状態で荷物を出し入れできるという点です。
小さな体でも扱いやすく、楽に中身を取り出すことができます。
しかしその反面、錠前に傷がつきやすいという欠点や、ブランドによってはサイズが小さく内容量が少ないものがあるため、選ぶ際は事前にしっかり確認しましょう。
A4フラット対応とA4クリア対応の違い
見た目の次は、内寸の広さ(内容量)をチェックしましょう。
現在のランドセルのサイズは、「A4フラットファイル対応」と、「A4クリアファイル対応」の2つに分かれます。
似たような名前で紛らわしいですが、「A4フラットファイル対応」の方がサイズは大きいです。
最近ではA4フラットファイル対応が主流となっていますが、激安ランドセルではA4クリアファイル対応となっていることがあります。
型落ちモデルや中国製のランドセルを購入する場合は、特にしっかりチェックしておくようにしましょう!
横幅、縦幅、マチ幅について
同じA4フラットファイル対応のランドセルであっても、やはりブランドごとに若干大きさは違ってきます。
具体的な内寸の広さをチェックする際は、カタログの横幅、縦幅、マチ幅に注目しましょう。
主なブランドの3サイズを表にまとめてみたので、大きさが気になる人は参考にしてください。単位は全て㎝となります。
横幅 | 縦幅 | マチ幅 | |
---|---|---|---|
セイバン | 23.5~25 | 31~32 | 12~13 |
フィットちゃん | 23.3 | 31 | 11~13.5 |
萬勇鞄 | 23.5~24 | 31.5 | 12~12.5 |
池田屋 | 23.3 | 31.2 | 12.2 |
カバンのフジタ | 23.5 | 31.5 | 12.5 |
鞄工房山本 | 23.3 | 30.5 | 12 |
羽倉 | 23.2 | 30.6 | 12 |
黒川鞄 | 23.5 | 31~31.3 | 12~13 |
土屋鞄 | 23.2 | 31 | 11.5~12.5 |
ふわりぃ | 23.5 | 30.5 | 12~13.5 |
モギカバン | 23.2~23.5 | 30.5~31.5 | 12.5 |
神田屋鞄 | 23 | 31 | 12 |
イオン | 23.5 | 31~31.5 | 11~13.5 |
LIRICO | 23.5 | 31.3~31.5 | 12.5 |
ララちゃん | 23~24 | 32 | 10~12.5 |
村瀬鞄行 | 23.5 | 31 | 12~13 |
キッズアミ | 23.5 | 31~31.5 | 11~13.5 |
背当て
最近ではおしゃれな背当てが増えていますが、選ぶ際は通気性などの機能面もしっかりチェックしましょう。
背当ては、ランドセルの中で体に触れる面積が最も大きい部分で、通気性やフィット感など、背負い心地に関係してきます。
大手のセイバンでは一部のモデルの背当てに、吸湿と放湿を繰り返す「ブレスレザー」という合成皮革を使用しています。
実験結果によると、従来品と比べ吸放湿性は約4倍以上となっており、子どもたちの汗ムレを防いでくれます。
その他のブランドでもセイバン同様に背当ての素材にこだわったり、通気性をよくするために、立体的な構造にしたりするなどの工夫をしています。
人気ブランドの背当ての工夫をまとめるので、ランドセル選びの参考にしてみてください。
ブランド | 工夫 |
---|---|
セイバン | 吸放湿性に優れたブレスレザーを使用 |
フィットちゃん | エアーフレッシュ素材を使用したウェービータッチ |
羽倉 | 帝人コードレが開発したエアリーソフトを使用 |
カバンのフジタ | 肌ざわりのよいふっくら天然牛革を使用 |
鞄工房山本 | 硬さの異なる二種類のウレタンフォームで凹凸を作成 |
萬勇鞄 | ウレタンとスチロール両方を使用 |
池田屋 | 通気孔のあるピンホール人工皮革を使用 |
6年保証について
ランドセルを選ぶ際には、購入後の「アフターサポート」も気になると思います。
特に元気な男の子のいる家庭では、万が一壊れてしまった場合に、ちゃんと対応してくれるか気になるところ。
ほとんどのブランドで当たり前のように6年保証がついていますが、注目して欲しいのが、故意の場合の対応方法。
人気ブランドで見ると、無料と有料で半々くらいとなっています。
ブランド | 故意 | 修理時の送料 |
---|---|---|
セイバン | 無料 | 無料 |
池田屋 | 無料 | 無料 |
土屋鞄 | 無料 | 無料 |
鞄工房山本 | 無料 | 不明 |
羽倉 | 無料 | 無料 |
フィットちゃん | 有料 | 無料 |
ふわりぃ | 有料 | 片道分のみ有料 |
黒川鞄 | 有料 | 無料 |
カバンのフジタ | 有料 | 無料 |
萬勇鞄 | 有料 | 片道分のみ有料 |
モギカバン | 有料 | 無料 |
特に入学したばかりの子どもは、ランドセルをどのように扱うのか分かりません。
ちなみに、Twitterには、入学4日目にしてランドセルがボロボロになってしまったという投稿がありました。
どうやらお子さんがランドセルが重くて、地面に投げつけた事により傷だらけになってしまったようです。
このようなケースの場合、故意と判断されブランドによっては、有償対応となる可能性があります。(修理期間中の代替えランドセルはほとんどのブランドで貸出対応しています)
もしランドセルの扱いに不安がある場合は、「セイバン」や「池田屋」と言った故意でも無料で対応してくれるブランドで購入するのがおすすめです!
なお、激安ランドセルの場合、「6年間保証付き」と書かれていても、実際には全然サポートしてくれないというトラブルも起きています。
買い換えるとなった場合、逆に高くなることもあるので、激安ランドセルはできるだけ避けるようにしましょう。
6年間保証の目印となるランドセル認定書
激安ランドセルの購入を検討する場合は、ランドセル工業会が発行している、「ランドセル認定書」の有無をチェックしてみてください。
ランドセル工業会には「セイバン」「フィットちゃん」「鞄工房山本」「羽倉」など、多くのブランドが参加していて、基準をクリアしたモデルに認定書がつきます。
- すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの
- 日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの
- 素材は皮革又は人工皮革とする
- 形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの
- サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31㎝前後、幅が23㎝前後であること
6年間保証の目印になるので、激安ランドセルを購入する際は、認定書の有無を必ずチェックしておきましょう!
その他
「錠前」や「持ち手ハンドル」なども使いやすさに関わってくるので、ランドセル選びの際にはチェックしておきたい項目です。
錠前
錠前にこだわっているブランドはたくさんあります。
例えばセイバンの「ワンタッチオートロック」は、金具を押すだけでカチッと施錠できます。
低学年の子どもでも、簡単に締められるよう工夫されています。
また、フィットちゃんの「3段ワンタッチ」は、荷物の量に合わせてロック部分を調節できるタイプ。
荷物が少ない日はコンパクトに、多い日でもスムーズにロックすることができます。
その他にも、株式会社マツモトが発売している「くるピタ錠前」という、近づけるだけで自動的にロックしてくれる錠前などがあります。
ただし、自動錠前の場合、砂など入ってしまうと故障し動かなくなってしまうこともあるため、池田屋などではあえて自動錠前を採用していません。
公園などで遊ぶ場合は、砂の上に直接ランドセルを置く子どもが多いので、自動錠前を選ぶ場合は、置き方のルールをしっかり決めておくようにしましょう!
持ち手ハンドル
ランドセルの持ち手ハンドルはいるのか、いらないのか。迷ってしまう人も多いですよね。
持ち手ハンドルは、持ち運びやすいという点はもちろんのこと、ランドセルが型崩れしにくいというメリットがあります。
一方でデメリットとして、引っ掛かりやすい、髪や首に当たる、イタズラで後ろから引っ張られる可能性があるなどがありますが、ママたちの意見としては「あった方が良い」というのが多数です。
そのため、標準機能として最初から装備されているブランドも多くなっていますが、中には「持ち手ハンドルは不要だからその代わり値段を安くして欲しい」という意見の人もいます。
ちなみに、持ち手ハンドルがオプション対応となっている人気ブランドは以下になります。
鞄工房山本の最安値モデル「ピコ」であれば、持ち手ハンドルが不要な場合、5万円以下でランドセルを購入することができます。
- ピコ(持ち手なし):49,900円
- ピコ(持ち手あり):54,800円
→持ち手料金は4,900円
ランドセル選びでよくある悩み
カタログ取り寄せや展示会訪問はした方がいい?
ランドセルを購入する際は、必ずカタログを取り寄せたり、展示会に足を運んだりした方がいいのか?
このように感じる人もいると思います。
ランドセルの通知表ではカタログ取り寄せと展示会訪問について、独自にアンケートを行ってみました。
以下は300人に対して、カタログに関するアンケートを行った結果のグラフです。
ランドセル購入予定者のアンケートを見てみると、カタログについて前向きな人が多いことが分かります。
最近はインターネットで詳しい情報が確認できるので、わざわざカタログを取り寄せる必要はないという人もいますが、半数以上はカタログを取り寄せた方が良いと考えています。
カタログを取り寄せることによって、インターネットでは確認できないような詳しい情報や、生地見本、カラー見本などが手に入ることもあります。
ランドセル選びで失敗したくない人は、念のためカタログを取り寄せておくことをおすすめします。
次は展示会についてのアンケート結果です。こちらも300人にアンケートを実施しました。
アンケートの結果を見てみると、こちらも展示会へ行きたいと考えている人が過半数を超えています。
展示会は、ランドセルを見るだけでなく、実際に触ったり背負ったりすることができるので、子供に合ったランドセルを見つけやすくなります。
もし行くチャンスがあるならば、ぜひお子さんを連れて行ってみるのがベストだと思います。
しかし展示会は開催地が限定されているため、行きたいと考えていても行くことができない人もいると思います。
そのような場合は、百貨店や大型量販店のランドセル売り場を見に行ったり、一部のブランドが行っている「ランドセルの貸出サービス」を利用してみましょう。
各ブランドのカタログ配布やランドセルの貸出サービスについては、こちらで詳しくまとめているので参考にしてください。
ランドセルのサブスクってどうなの?
いろいろなサブスクリプションが行われていますが、最近ランドセルでもサブスクが導入されて話題になりました。
たくさんのランドセルが試せるというメリットがある一方で、6年間でトータルで見るとそれなりに料金がかかるといったデメリットもあります。
そこで、今回ランドセルのサブスクについてアンケートを実施。今のところ興味がある人は10%程度で、どちらともいえないと答えた人が半数を超えました。
ランドセルは6年間使い続けるので、途中で飽きる可能性もありますが、ランドセルカバーで雰囲気を変えることもできます。
飽きるのが心配な人は、ランドセルカバーで、雰囲気を変えることができるという事を覚えておきましょう!
子供と親で意見が違ってしまった場合はどうする?
もしも親子で違うランドセルを求めてしまった場合、最終的にどちらの意見を優先すべきなのでしょうか。
当サイトが独自に行ったアンケートでは、最終的な決定は「子どもの意見」でという家庭が半数以上でした。
しかし6年間という長い期間使うことを考えると、子どもの意見だけで選ぶのはちょっと心配という気持ちもわかります。
こんな場合は、子どもがどんな点を気に入ってランドセルを選んでいるのかをよく聞いてみましょう。
デザインなのかカラーなのか、それとも他のポイントなのか?
それを確認した上で、似たようなタイプでより背負いやすいランドセルがないか調べてみましょう。
いくつかの候補を比べてみることで、親と子ども双方が納得できるランドセルが見つかる可能性があります。
キューブ型ランドセルの購入で失敗したという感想はなぜ?
ヘリがないキューブ型ランドセルは、コンパクトで軽いのですが、収納力が少ないという欠点もあります。
キューブ型のランドセルを購入する際には、どのくらい容量があるかしっかりと確認しましょう。
例えば全モデルがキューブ型のカバンのフジタでは、A4フラットファイルに対応し、収納力が大きくなるための工夫もしています。
キューブ型のランドセルでもモデルによって違うので、失敗しないように確認することが大事です。
流行のランドセルを購入するのに不安がある
人気のカラーやデザインは時代とともに移り変わるので、6年後を考えると少し不安に思う人もいるかもしれません。
比較的シンプルなデザインであれば問題ありませんが、あまり派手なデザインやカラーを選んでしまうと、高学年になってから恥ずかしいと感じる子どもいるので注意が必要です。
もし心配な場合は、一緒に入学する友達の家に聞いてみたり、一つ上の学年の子どもたちがどういったランドセルを背負ってるか確認してみましょう。
周りで同じようなランドセルを使っている子が多いなら、浮いてしまう可能性は少なくなります。
ランドセルを試着する時のチェックポイント
ランドセルを購入する前には、実際にランドセルを手に取って試すことが重要となってきます。店舗や展示会に足を運んだり、貸出サービスを利用したりと方法はさまざまです。
このブロックでは、ランドセルを試す時のチェックポイントをまとめていきます。
特に、自宅で貸出サービスを利用して試す際には、アドバイスをしてくれる販売員さんがいないので、しっかりチェックポイントを確認しておきましょう!
自然光で色味をチェックする
屋内だと、ライトの色や明るさによって、ランドセルの色味が正しく見えないことがあります。
展示会会場でも、日の光が当たる窓際での色の見え方もあわせて確認しておきましょう。
思っていた色と印象が違ったということがないように、自然光の元で、本来の色味をチェックしておけば安心です。
肩ベルトの長さを調整する
重さの感じ方は、ランドセルが正しく背負えているかどうかでも異なります。
まずは肩ベルトが浮かないように、長さを調整しましょう。新入学のお子さんなら、上から3番目の穴が目安ですが、お子さんの体の様子を見て調整してください。
一般的なランドセルは、下ベルトと肩ベルトをつなぐ部分がバックル型のベルトになっています。馴染むまでは少し硬いので、わき腹やひじに当たると痛みを感じることもあるかもしれません。
「池田屋」のランドセルでは、「ギボシ」という出っ張りのない特別な留め具を使っているので、当たって痛いという悩みを解消してくれます。
お子さんの体格によって、バックルベルトの金具が体に合わずに気になる場合は、「池田屋」のランドセルを検討してみてください。
ランドセルの位置を確認
ランドセルを背負った時の位置の確認も大切です。目安はランドセルのかぶせの上部と肩の高さが一致しているかどうか。
背中や肩にフィットしない状態で背負うと、より重さを感じ、体に負担がかかってしまい、姿勢も悪くなってしまいます。
必ず確認しておきましょう。
よくある失敗例
ランドセルの下部に肩ベルトが重なってしまっている状態で背負っているお子さんを見かけます。(※下記画像の赤い矢印部分)
必ず、肩ベルトは以下のように重ならないようにした上で、背負い心地をチェックするのがポイントです。
なお、上記画像は羽倉さんのインスタライブから引用しています。
痛みや違和感が無いかチェック
実際には、ランドセルを背負った状態で通学路を歩いていきますよね。
背負って立っているだけでなく、手を上げてみたり、周囲を回ったりするなどして、動いた時にも痛みや違和感が無いかどうか確認しておきましょう。
特に、背当て部分は素材やクッション材によって背負った時の感覚が大きく異なる部分です。快適に背負うことができるか、よく試してみてください。
荷物を入れて背負い心地をチェック
登下校をする時には、ランドセルの中には教科書や筆箱などを入れることになります。中に荷物が入った状態での背負い心地のチェックをしましょう。
ちなみにセイバンさんが2018年に行ったデータによると、地域によって異なりますが、小学生1年生の場合約3.6㎏の荷物を登下校時に持参するというデータがあります。
そのため、約3.6㎏荷物が入った状態でも、まっすぐな姿勢を保つことができているか確認してみてください。
ここでのポイントは、数字の軽さだけでランドセルを選ぶのではなく、負担軽減する機能が付いていて、背負いやすいかです。
中にタブレットが入るかどうかのチェックもあわせて確認しておきましょう!
大マチを軽く押してみる
最初は立派なランドセルも、使っているうちに型崩れしてしまっては、出し入れもしにくくなります。型崩れしないランドセルなのかどうかをチェックするには、大マチを軽く押してみて確認できます。
人気ブランドのランドセルの多くは型崩れ防止の機能が搭載してあるので安心です。しかし激安ランドセルの中には、耐久性が弱いものもあるので、注意してください。
ちなみに、セイバンにはとことん耐久性にこだわった「スゴ強」というモデルがあります。
錠前のロック方法をチェック
最近のランドセルは、オートロック錠が増えてきています。
大手ランドセルメーカーの「セイバン」では、左右どちらにも回る独自のオートロックを採用。老舗ランドセル工房の「土屋鞄」などでは、あえて手動の錠を採用しています。
オートロック錠は、閉める時に差し込み金具をはめるだけで、錠前がロックされる仕組みです。低学年のお子さんでも簡単にできるので、ランドセルを閉め忘れる心配もないことがメリットです。
一方で、きちんとはまっていないとロックされない場合があったり、手動の錠よりも壊れやすかったりというデメリットもあります。
ランドセルを試す際には、どちらの錠前が使いやすいのかという点もチェックしておきましょう。
ナスカン、前ポケットの仕様を確認
ランドセルを試す時には、どこに、どんな金具が付いているのかをひとつずつ確認していきましょう。メーカーやモデルによって異なるポイントのひとつです。
ナスカン
ランドセルに付いているナスカンの場所は、ランドセルのサイド、肩ベルト、前ポケットの中にあることもあります。
サイドのナスカンは、左右両方についているメーカーもあれば、片側だけという場合もあります。ナスカンには、給食袋を吊るしたり、防犯ブザーを付けたりと、意外に大活躍するパーツです。
吊るしている物が引っかかってしまった場合に事故にならないように、一定以上の負荷がかかると外れるようになっている安全ナスカンを採用しているメーカーもあります。
どちらサイドに付いているかでお子さんの利き手なども考慮しながら、付け外しがしやすいかどうかを確認します。
前ポケット
ランドセルの前ポケットも、さまざまなタイプがあります。ランドセルのメイン収納とは別に、小さな物をなくさないように収納しておくのに便利なスペースです。
前ポケットには大きく広がるラウンドタイプとストレートタイプがあります。
最近主流となっているのはラウンドタイプで、側面まで大きく開くので、奥に入れた物も出し入れしやすいのが特徴です。
たくさん入る分、入れすぎるとランドセルの形が変形して重く感じる場合もあるのがデメリット。
前ポケットの収納はあまり使わないという場合は、ファスナーが一直線に開くストレートタイプの方が、スリムになっているのでおすすめです。
ランドセルを試す際には、ファスナーの開け閉めがしやすいかどうかも、チェックしてください。
使いやすい機能を確認
その他、持ち手ハンドルが付いているか、暗い道でも安全な反射材が付いているか等、それぞれのメーカー、モデルで、使いやすい機能を搭載しています。
どんな特徴のあるランドセルなのか、実際に使いたい機能なのか、よくチェックして、ランドセルを選んでください。
ランドセルに関するよくある質問まとめ
このブロックでは、ランドセルに関するよくある質問をまとめています。
これから購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
<ランドセルに関するよくある質問一覧>
2026年度のランドセルはいつ買うのがベスト?
2026年度向けのランドセルは、2025年の1月から販売開始予定で、2025年2月中には多くのブランドでスタートとなります。
毎年は4月から5月かけてのGW、7月から8月の夏休みに購入する人が増えるので、ピーク前の購入がおすすめです。
最新在庫については、ラン活情報ページでまとめているのでぜひ参考にしてください。
男女別のランドセル人気色は?
男女別で見た場合、男の子の人気カラーは毎年「黒」が圧倒的な人気となっていますが、女の子は年ごとに傾向が変わります。
ここ数年は「ピンク系」が人気を伸ばしていましたが、2022年度では初めて「紫系」のカラーが人気No.1となりました。
2025年度向けとしては「紫系」のカラーと、淡い色合い(ニュアンスカラー)のモデルが人気となりそうです。
ランドセル購入で後悔してしまう原因は?
ランドセル選びで後悔してしまわないために、先輩パパやママ達が後悔していることを知っておくことも大切です。
ランドセル購入後に後悔していることについて、当サイトでアンケートを行ってみた結果、
最も多かったのは、色やデザインで後悔しているという意見でした。
「もっと落ち着いたカラーにすればよかった」
「オーソドックスなデザインにすればよかった」
など、高学年になってから色やデザインで後悔してしまうという人が目立ちました。
ランドセルを購入するのは、幼稚園の年長さんなので、その時の好みだけでなく、先のことまで考えて選ぶ必要があります。
続いて、サイズや機能、予算、重さなどでも後悔している人も多くいます。
予算はもちろんのことですが、使いやすさや背負いやすさなど、子供目線になってランドセルを選んであげましょう。
また、その他の中には、
「狙っていたランドセルが買えなかった」
「牛革にすればよかった」
などの意見が多くありました。
狙っているブランドやモデルがある場合は、できるだけ早くカタログを取り寄せるなど、ラン活に対する準備をしっかりしておくのがポイントです。
さらに、価格だけで決めてしまわずに、素材にもしっかりとこだわることなど、後悔しないためには色々な面から検討することが大切です。
兄弟姉妹のお下がりランドセルってあり?なし?
ランドセルは高いので、お下がりで済ませたいという気持ちもわかりますが、お古で済ませてしまうと、逆に高くついてしまう恐れがあります。
長年使い続けると、どうしても色々な部分で劣化が起こるので、何度も修理に出す羽目になって、結果的高くつくケースも。
ランドセルの保証期間は6年までなので、それ以降は修理費がかかります。さらに最悪の場合は修理もできずに、買い替えることになってしまうかもしれません。
このようなトラブルを考えると、やはりお下がりではなく新しいランドセルを使った方が無難だと思います。
左利きの子どもランドセルはある?
残念ながらランドセルには、左利き用というものは用意されていません。
左利きの子でも使いやすいランドセルを選ぶのであれば、注意すべきポイントは次の3つです。
- ナスカンが左右に付いているか
- 防犯ブザー用のDカンが両方に付いているか
- 前ポケットが左右どちらからも開けられるラウンドファスナーになっているか
ブランドやモデルによっては、ナスカンやDカン、ファスナーなどが片側にしかついていないものがあります。
基本的に右手で操作することが前提として作られているので、片側しかないモデルは左利きの子には扱いづらいことも。
左右対称に金具が付けられているモデルの方が、左利きの子でも安心して使うことができます。
ランドセルカバーは必要ですか?
雨や風、汚れなどからランドセルを守ってくれるランドセルカバー。
ランドセルを綺麗に使い続けるために便利なアイテムですが、絶対に必要というわけではありません。
ランドセルカバーをつけることで、せっかくのランドセルのデザインが見えなくなってしまったり、素材の良さを感じられなくなってしまったりします。
さらには、ランドセルカバーを長期間つけっぱなしにすると、逆にランドセルを劣化させてしまう恐れもあります。
ランドセルカバーを使用する際には、
- 定期的に外してお手入れする
- デザインを損なわないクリアタイプを選ぶ
- 雨の日だけつける
など、うまく工夫しながら活用することをおすすめします。
ブランドランドセルがいじめの原因になることはある?
ランドセルの多様化によって価格帯にも大きな幅が出来ており、安いランドセルと高いランドセルでは大きな金額差があります。
高級ブランドのランドセルを使うことで、いじめられてしまうのではないかと心配する声もありますが、子ども同士の関係で考えればその心配は少ないと思います。
なぜなら子ども自身が高級ブランドかどうかを判別することはできないからです。
ただし、親同士の関係でそういった噂がたってしまうという可能性はゼロではありませんので、もし心配な場合は、自分が住んでいる地域ではどんなランドセルが主流なのかを調べてみると良いと思います。
これは「ランドセルの色」でも同じことが言えるので、特徴的な色やデザインのランドセルを検討している場合は、一度学校側にも質問して事前に調べてみることをおすすめします。
ランドセルの写真を上手に撮るコツは?
ピカピカの新しいランドセルを背負った子供の写真を残したいのに、なんだかうまく撮れない…という悩みをよく耳にします。
大手セイバンのインスタに上手に撮るおすすめのポーズが2種類紹介されていたので、ぜひ参考にしてみてください!
上目遣いポーズ
モデルとなるお子さんも撮影する親御さんも、双方が簡単に撮影できるポーズとして「上目遣いポーズ」があります。
手順はたった3ステップ。
- まずお子さんの近くに立ちます。
- カメラを向けてお子さんの体の向きを決めます。
(ランドセルがうまく見える向きを探してくださいね) - 「お顔こっち向いて」と声を掛けます。
上目遣いポーズはお子さんもポーズがとりやすく、さらに場所も選ばないというメリットがあります。
玄関先はもちろんのこと、お部屋でも学校でもどこでも場所を取らず撮影できるので、ぜひ実践してみてください。
ワンランク上のテクニックとして、桜の花をうまく写し込むとより一層オシャレな写真になります。
ハグポーズ
「ハグポーズ」もお子さんが簡単にポージングできる撮影方法です。
- お子さんにランドセルを抱えてもらいます。
(立っていても座っていもどちらでもOK) - ランドセルをギューッとハグします。
こちらも玄関先や校門の前、桜の木の下など、色々な場所でポージングしやすいのでおすすめです。
まとめ
ランドセル選びに役立つ人気ランキングや、選び方のポイントなどをまとめてきました。
ランドセルの通知表では毎年独自のアンケートを行ったり、各メーカー・ブランドにインタビューを行なうなどして、常に最新のラン活情報をお届けしていますので、ぜひランドセル選びの参考にしてください。
情報が多すぎて迷った時は、「とりあえず気になるブランドのカタログを取り寄せる」を合い言葉にしましょう。
カタログをいくつか読むことで、ラン活をしている実感も湧いてくると思うので、ぜひ家族みんなでカタログを見比べて、気になるモデルを探してみてください。