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セイバンのランドセルは収納力があり、しかも軽く背負えるので人気があります。
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小学生の荷物の増加に伴い、ランドセルのサイズも大型化してきていますが、モデルによってその大きさはまちまち。
子供たちが快適に学校生活を送るためにも、購入前にサイズを確認する必要があります。
ここではランドセルの適切なサイズや、おすすめの大容量モデルなどを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
サイズはA4フラットファイル対応が主流
ランドセルにはA4フラットファイル対応サイズ、A4クリアファイル対応サイズの2種類があります。
現在、ほとんどのモデルがA4フラットファイル対応サイズとなっていますが、型落ちモデルなどではA4クリアファイル対応サイズが残っています。
A4クリアファイル対応サイズはランドセルの横幅が狭く、大判の教科書やファイルなどが入れにくくなってしまうので要注意です。
人気ブランドのランドセルの内寸サイズ一覧
人気ランドセルブランドの内寸サイズ(大マチ)を一覧にまとめてみました。表の単位は全て㎝となります。
横 | 縦 | マチ幅 | |
---|---|---|---|
セイバン | 23.5~25 | 31~32 | 12~13 |
フィット | 23.3 | 31 | 12~13.5 |
ふわりぃ | 23.5 | 30.5 | 12~13.5 |
イオン | 23.5 | 31~31.5 | 11~13.5 |
カバンのフジタ | 23.5 | 31.5 | 12.5 |
鞄工房山本 | 23.3 | 30.5 | 12 |
萬勇鞄 | 23.5~24 | 31.5~32 | 12.5 |
池田屋 | 23.3 | 31.2 | 12.2cm |
モギカバン | 23.2~23.5 | 31~31.5 | 12.5 |
黒川鞄 | 23.5 | 31~31.3 | 12~13 |
土屋鞄 | 23.2 | 31 | 11.5~12.5 |
羽倉 | 23.2 | 30.6 | 12 |
人気ブランドのランドセルは、すべてA4フラットファイル対応サイズになっており、収納力に関してもさほど大差がないため、そこまで収納力について心配する必要はありません。
ただし、冒頭でもふれましたが、上記ブランド以外ではA4クリアファイル対応のランドセルを扱っていることもあるので、購入する際は注意してください。
なお、外寸に関しては光るランドセルで人気のカバンのフジタ、毎年圧倒的な人気の黒川鞄などで、ヘリのないコンパクトなキューブ型モデルの扱いがあります。
ちなみに、カバンのフジタでは全モデルキューブ型を採用。黒川鞄では一部のモデルでキューブ型を採用しているので、ぜひチェックしてみてください。
収納力に特化したランドセルもある
基本的に人気ブランドのランドセルのサイズに大きな差はないので、好みのデザインやカラー、お気に入りの機能等で選んで問題ありません。
ただし、中にはとにかく収納力にこだわりたいという人もいるかと思います。その場合は、大マチの幅や小マチのサイズ(収納力)に注目してみてください。
今回、収納力に特化したランドセルを扱うブランドを4つピックアップして紹介するので、参考にしてもらえばと思います。
フィットちゃん「大容量ワイド」
フィットちゃんにはシリーズによって「大容量ワイド」モデルがあります。(※単位は㎝)
楽スキッ | 大容量ワイド | |
---|---|---|
横 | 23.3 | 23.3 |
縦 | 31 | 31 |
マチ幅 | 12 | 13.5 |
小マチ | 5 | 3 |
基本サイズとなるのが「楽スキッ」で、マチ幅は平均的な12cmですが、小マチが最大5cmまで伸ばすことができます。
「大容量ワイド」タイプは、とにかく大マチの幅にこだわったモデル。大マチが13.5cmもあり、水筒もすっぽり収納することができます。
「楽スキッ」とのマチ幅の差は1.5㎝あり、これはノート4冊分の厚さに相当します。
ただし、小マチや前ポケットのサイズは「楽スキッ」の方が広いので、小物類を分けて収納したいという場合は「楽スキッ」がおすすめです。
大容量ワイドがあるシリーズ
【男の子】
モデル名 | 税込価格 | 重さ |
---|---|---|
グッドボーイワイド | 58,850円 | 1,180g |
グッドボーイワイド (安ピカッ) |
62,150円 | 1,200g |
フィットちゃんベーシック軽量ワイド (安ピカッ/楽ッション) |
69,850円 | 1,190g |
アレモ軽量ワイド (安ピカッ/楽ッション) |
72,050円 | 1,140g |
【女の子】
モデル名 | 税込価格 | 重さ |
---|---|---|
プティガールワイド | 63,250円 | 1,180g |
プティガールワイド (安ピカッ) |
66,000円 | 1,200g |
フィットちゃんベーシック軽量ワイド (安ピカッ/楽ッション) |
69,850円 | 1,190g |
シュシュ・フローラワイド (安ピカッ/楽ッション) |
75,570円 | 1,200g |
ふわりぃ「のび~るポケット」
ふわりぃの「のび~るポケット」はベルト操作で中マチが5段階調整できる機能です。
最大で5㎝まで広がるので、筆箱や給食袋はもちろんのこと、上靴や水筒もランドセルに収納することができます。
「のび~るポケット」について気になる人は、こちらのYouTube動画を参考にしてみてください。
ちなみに「のび~るポケット」は、障がい児用オーダーメイドランドセル以外の全モデルに標準装備されており、どのモデルを選んでもしっかりとした収納力があります。
イオン「みらいポケット」
イオンの「みらいポケット」は、小マチが最大で8㎝まで伸びて超大容量ランドセルに変身する機能です。
通常時は3㎝、荷物が多い日は8㎝と、小マチが最大5㎝も伸びます。
大マチと合わせると19㎝に。教科書だけでなく、上靴、体操服、水筒などかさばる荷物もスッキリと収納することができます。
「みらいポケット」搭載モデルは以下の通りです。
モデル名 | 税込価格 | 重さ |
---|---|---|
スマート FLAT CUBE | 69,300円 | 1,140g |
パターンセレクト FLAT CUBE | 69,300円 | 1,150g |
トゥインクルホロスコープ FLAT CUBE | 71,500円 | 1,140g |
ハイテクスポーツ FLAT CUBE | 71,500円 | 1,120g |
上記のほかに、オーダーメイドのカスタマイズランドセルにもみらいポケット搭載モデルがあります。
キッズアミ「ペリカンポッケPLUS+」
キッズアミの「ペリカンポッケPLUS+」は、小マチの幅が最大8㎝まで拡張できる機能です。
上靴、体操服、水筒など、大きな荷物もすっぽり入るので、荷物が多い日でも手ぶらで登校できて安心。
ファスナーの開閉による簡単操作で小マチ幅を調節できるので、低学年でも自分で調節ができます。
また、キッズアミでは大マチが13.5㎝もある大容量モデルを多数展開しています。小マチよりも大マチのサイズにこだわりたいという人にもおすすめのブランドです。
大マチ13.5㎝の大容量モデルは以下の通りです。
モデル名 | 税込価格 | 重さ |
---|---|---|
ラビットワイド | 55,000円 | 1,050g |
コンバース ベーシック | 60,500円 | 1,110g |
コンバース カジュアル | 63,800円 | 1,140g |
コンバース オールスター | 66,000円 | 1,170g |
はろー!ぷりんせす(女児モデルのみ) | 69,800円 | 1,080~ 1,140g |
ワンダフルポッケ | 71,500円 | 1,190g |
エレファントキューブスター | 72,600円 | 1,230g |
エコグローリー | 73,700円 | 1,410g |
.
ランドセルのサイズに関するよくある質問
最後に、ランドセルのサイズに関するよくある質問をまとめてみました。
今のランドセルと昔のランドセルサイズはどれくらい違う?
現在のランドセルは、A4フラットファイルがすっぽり入るほどの横幅と、マチ幅12㎝前後というのが主流となっています。
一方、昔のランドセルは、B5サイズの教科書が入る程度の横幅で、マチ幅も今ほど広くありませんでした。
今のランドセルより一回りサイズが小さくなっていますが、重さは今のランドセルの方が軽く、背負いやすさも今の方が優れています。
実際にカバンのフジタさんが、インスタで昔販売していた「ぴょんちゃんランドセル」と今のランドセルのサイズの違いを解説してくれています。
違いが分かりやすい動画となっているので、興味のある人はチェックしてみてください!
サイズが小さいランドセルにもメリットはある?
大容量サイズのランドセルが増えてきている中で、実は小さなランドセルも注目され始めています。
ララちゃんでは、2023年度のオーダーメイドモデルにマチ幅10㎝のスリムタイプが登場しました。
子供への負担を考慮して、置き勉を推奨する学校が増えているほか、タブレット学習に移行することで教材が減っていく傾向にある事など、今後、小学生の荷物が減少する可能性が高くなっています。
また、教科書やノートが濡れるのを防ぐためランドセルに水筒などを入れないように指示する学校もあり、ランドセルにそれほどの容量を求めないという人も増えています。
ランドセルが小さければ、軽くて背負いやすいというメリットがあり、子供の肩や腰への負担を減らすことができます。
また、小さいランドセルは動きやすいというメリットもあり、登下校が楽しくなるというメリットもあります。
まとめ
ランドセルを購入する際に気になる収納力ですが、多くのランドセルがA4フラットファイル対応となっているので、そこまで気にする必要はありません。
ただし、安いランドセルの中には若干小さいA4クリアファイル対応モデルもあるので、購入する際は注意してください。
なお、特に収納力を重視したい場合は、フィットちゃんの「大容量ワイド」やキッズアミのように大マチ幅が広いタイプや、ふわりぃやイオンといった小マチにたくさん荷物が入るランドセルがおすすめです!