ランドセルが雨で濡れてしまった場合はどうすればいいの?

ランドセルが雨で濡れてしまった場合はどうすればいいの?

ランドセルが雨に濡れてしまうケースは多いと思います。

でも、ランドセルにはいくつかの種類があります。
種類によってお手入れの方法は違うので、まずはランドセルの種類を把握しましょう。

それでは種類別のお手入れの方法を解説していきます。

ランドセルの種類別お手入れ法

クラリーノのお手入れ

クラリーノは合成皮革を使用しています。

  • 水に強い
  • 型崩れを起こしにくい

という特徴があります。

そのため、雨で濡れてしまっても慌ててお手入れをする必要はありません。

ただし、内装はクラリーノを使用していないケースがほとんどです。
そのため、水の影響を受けてしまうことがあるので注意が必要です。
内部が雨で濡れてしまったら、吸収しないうちに乾いた布で拭きましょう。

ドライヤーやヒーターなどで乾かしてしまうと、変形する可能性があります。
あくまで乾いた布で水分を拭き取るようにしましょう。

本革のお手入れ

本革はランドセルに限らず、とにかく水に弱い性質を持っています。
そのため、濡れたままにしておくと革がダメになってしまいます。
少しでも水に濡れたら、乾いた布で拭き取るようにしてください。

クラリーノ同様にドライヤーなどで急激に乾かす行為はNGです。
時間をかけて自然乾燥させて、直射日光を避けるようにしてください。

普段から防水を意識して、

  • 専用クリーム
  • メンテナンス剤

を使用するのがいいと思います。

防水加工が施されているランドセルのお手入れは?

現時点で発売されているランドセルの多くが特殊な加工を施してあります。

いずれにしても水に強い加工をしているので、
雨の日でも安心して使用できると思います。

表面はツルツルに加工されているので、とことん水を弾いてくれます。
それに水を一切吸収しないので、ランドセルがダメになることがありません。

誰でも水濡れを気にすると思いますが、
最新のランドセルはその心配がほぼないです。
傷んでしまうケースも以前に比べて随分減っています。

ただし、特殊な加工がされているからといって安心しきってしまうのはNGです。
ランドセルすべてに特殊な加工がされているわけではありません。

特に縫い目などは水が染み込みやすくなっているので、
お手入れはする必要があると思います。

それに特殊加工はいずれ剥がれて落ちてしまうものです。

ランドセルはだいたい6年間使用するものですから、
経年変化で弱ってくることもあります。
ですので、定期的にメンテナンスをすることをおすすめします。

雨の日はカバーをつけるなどして対策を強化しましょう。