ランドセルを修理に出す際に、保証書を失くしてしまった時の対応方法を解説します。
保証書を紛失しても購入したことが証明できれば、無料で対応してくれるケースが多いです。
実際に証明するための方法をいくつか紹介するので、購入履歴がないかチェックしてみてください。
保証書を失くした場合の対応方法
保証書を失くしてしまう原因としては、
- 保証書に気づかず箱ごと捨ててしまう
- 保管はしていたがどこかに行ってしまった
- 祖父母のプレゼントでランドセルだけもらう
が考えられます。
1と2の場合は保証書を探すのは無理だと思いますが、3の場合は、祖父母の手元に残っている可能性があります。
プレゼントでもらったランドセルの保証書がない場合は、念のため購入者に確認してみてください。
どうしても見つからない場合は、購入した店舗またはメーカーに連絡して、対応方法を相談してください。
こちらのページでは、ランドセルメーカーの問い合わせ先を、一覧にしてまとめているので、参考にしてください。
多くの場合、これから紹介する方法で購入確認をとります。
レシートや送付書、メールでの確認
保証書がなくても確かに購入したということがわかれば、修理を受け付けてくれるケースがあります。
一番確実なのが購入したときのレシートです。
遠方に住む祖父母がプレゼントとして送ってくれた場合は、宅配便の記録や送り状が残っていれば認めらることもあります。
オーダー品やメーカーから直接送られた場合は、そのときのメールの記録が残っていれば証拠になります。
クレジットカードやポイントカードでの確認
クレジットカードを利用して購入していれば、カードの明細書や利用履歴を証拠にすることができます。
また、電子式のポイントカードを利用した場合は、購入履歴やポイント通帳などから確認できるものもあります。
品番や型番、検品シールでの確認
ランドセルメーカーによっては、品番や型番、検品シールなどで製品を管理しているところもあります。
この番号をもとに調査して、購入してから6年以内であることがわかれば、無料で修理を行なってくれることもあります。
保証書不要のランドセルメーカーもある
間違いなくそのメーカーで作ったランドセルだとわかれば、保証書の有無に関係なく、責任を持って修理してくれるところもあります。
メーカーの公式ホームページに、「故意に壊しても壊されても、保証書がなくても、往復の送料・修理が無料」と記載されているかどうか、確認してみましょう。
修理ができない場合は、無料で交換してくれるというサービスを提供しているメーカーもあります。
無料保証になるケース
保証書があっても、自分や他人の不注意や故意による破損や汚損であれば、有償の修理になってしまいます。
では、無料で対応してくれるケースはどういう場合なのでしょうか。
通常の使い方をして壊れた場合
「通常の使い方」の定義がなかなか難しいですが、子どもの日常の使い方ではなく一般的な使い方を想像してください。
- 背負うときに肩ベルトと本体を留め付けている部品が割れてしまった
- ふた部分のマグネットが回転しなくなった
- ファスナーのかみ合わせが歪んでスライダーが動かない
などが考えられます。
購入後6年の保証を約束
ランドセルを新品で購入してから6年以内が、無料修理の保証期間になります。
お下がりで譲り受けた場合や中古のランドセルを購入した場合は、保証の対象外となることがほとんどです。
保証対象外のランドセルの修理はリペアショップで対応してれます。こちらのページで、詳しく解説しているので、参考にしてください。
まとめ
通常使用で修理が必要になった際は、購入履歴や製造番号などで6年以内の製品とわかれば、保証書がなくても無償で対応してくれることが多いです。
一方、故意や不注意で壊れた場合は、保証書があっても有償になります。
ランドセルは通常の扱い方なら、6年間は問題なく使えるものがほとんどですが、だからと言って、乱暴な扱いをしても壊れないというわけではありません。
ランドセルを含めて「ものを大切にする心」を今のうちから、育んでおくといいと思います。