ランドセルの保管方法まとめ|届いたら確認すべきこと&早く買いすぎるデメリットは?

ランドセルの保管方法まとめ|届いたら確認すべきこと&早く買いすぎるデメリットは?

ランドセルは購入から入学まで数か月以上保管するケースも多く、「ランドセルの保管方法」「届いたら何をすればいい?」「早く買いすぎると損なのか?」といった疑問を持つ家庭は少なくありません。

特に梅雨や夏場は湿気やカビ、型崩れに注意が必要で、正しい保管をしないと6年間快適に使えなくなる恐れもあります。

本記事では、ランドセルが届いたあとに必ずやっておきたいチェック項目と、正しい保管方法、さらに購入タイミングの注意点を解説します。

長くきれいに使うためには保管方法だけでなく、ランドセルカバーで日常的に保護するのもおすすめです。

ランドセルが届いたら最初にやること

注文したランドセルが手元に届いたら、まずは以下の3つをチェックしておきましょう。

  • 保証書・付属品の確認:保証期間や修理対応を受けるために保証書は必須です。ネームタグや雨カバーなど、付属品が揃っているかも確認しましょう。
  • 傷や色ムラなど初期不良のチェック:到着時点で破損や不具合がないかを確認してください。不良があれば返品・交換ができる期間内に早めに連絡する必要があります。
  • 子どもに背負わせてフィット感を確認:背負ったときに肩ベルトが体に合っているか、背中に浮きがないかをチェックしておくと安心です。合わない場合は肩の痛み対策の記事も参考になります。

ランドセルの正しい保管方法

高温多湿を避ける

ランドセルは革や人工皮革を使用しているため、湿気や熱に弱い素材です。押し入れの奥や直射日光の当たる場所は、カビや変色・劣化の原因になります。

風通しの良い場所に保管するか、クローゼットにしまう場合は除湿剤を置いて湿気対策をしておきましょう。

型崩れ防止の工夫

届いたときに入っている詰め物は、型崩れを防ぐために必ず残しておきましょう。

特に早期に購入した場合は、半年以上ランドセルを保管することもあるため、空の状態で放置すると前ポケットやかぶせ部分が変形しやすくなります。

購入時の形をキープすることが、6年間きれいに使うためのポイントです。

防湿・防虫アイテムを活用

ランドセルを長期間保管する際は、シリカゲルなどの除湿剤防虫シートを活用すると安心です。

湿気によるカビや、皮革製品に発生する害虫を防ぐ効果があります。特に天然皮革のモデルを購入した場合は、防湿・防虫対策を徹底しておくと劣化を防げます。

ランドセルの保管とあわせて、子どもの生活リズムを整えることも入学準備には欠かせません。

朝が苦手なお子さんには、子どもが早く起きるための5つのコツを参考にして、余裕を持って新学期を迎えられるようにしましょう。

ランドセルを早く買いすぎると損?

「まだ年中なのにランドセルを買うのは早すぎる?」と心配する声もあります。実際には、価格・保証・モデルの3つの観点から考えると、必ずしも損になるわけではありません。

  • 価格面:早期購入では「早割」や「数量限定特典」が付くこともあり、むしろお得になる場合が多いです。一方で、アウトレット狙いの家庭にとっては不利になることもあります。高級ランドセルや工房系を検討している場合は、早期購入が一般的です。
  • 保証面:多くのブランドでは保証開始は「入学式から」と定められているため、1年以上前に購入しても保証期間が短くなることはありません。購入後は保証書を必ず保管しておきましょう。
  • モデル面:人気カラーや限定モデルは毎年早期完売する傾向があります。特に工房系やコードバンモデルは予約段階で売り切れることも多く、「早めに買っておけばよかった」という声も目立ちます。

つまり「早すぎる=損」ではなく、家庭の購入方針によってはメリットの方が大きいのです。

まとめ|保管方法と購入タイミングを押さえて安心のラン活を

ランドセルは一度購入したら6年間使い続ける大切な学用品です。

届いたらすぐにチェック → 正しい保管方法で長期保存 → 家庭に合った購入タイミングを選ぶという流れを押さえれば、失敗のリスクを減らせます。

早めの行動でお気に入りのモデルを確実に手に入れるためにも、最新カタログ展示会を活用して比較・検討を進めてみてください。


監修者 長谷川弘幸(イラスト)
監修者
長谷川 弘幸
ランドセルの通知表編集部の監修者。2012年からランドセル業界の取材・記事監修を担当。
展示会レポート、ブランドインタビュー、購入レビュー等実績多数。