ランドセルの値段相場はいくら?人気ブランド価格比較&選び方

ランドセル値段相場


ランドセルの価格は年々上昇しており、「いったいいくらが相場なの?」「人気ブランドって高いの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。

実際には3万円台の安価モデルから10万円超えの高級モデルまで価格帯は広く、素材やブランドによって相場が大きく異なります。

この記事では、2026年最新のアンケート調査とランドセル工業会の公式データをもとに、ランドセルの平均価格を徹底分析。

さらに、セイバン・フィットちゃん・黒川鞄などの人気ブランドの価格帯・素材・最安値を一覧表で比較し、予算別の選び方まで詳しく解説します。

初めてのランドセル選びで失敗しないために、ぜひ最後までチェックしてみてください。お得に購入できる早期割引・アウトレット情報も紹介します!

ランドセルの相場はいくら?2026年の平均購入価格を分析

購入者アンケート結果と相場感

2026年度のランドセル購入を予定している家庭に対して、ランドセルの通知表が実施したアンケートでは、「5万円未満」を予算とする家庭が最も多く、男女ともに1位を占めました。

2026男の子ランドセルの購入予算

2026女の子ランドセルの購入予算

全体的には4~6万円台で検討している家庭が最多となっており、ランドセル購入予算の中央値としてこの価格帯が相場といえます。

一方で、9万円以上の高級モデルを予定している家庭も一定数おり、ブランドや素材にこだわる層も存在しています。

ランドセル工業会など第三者データとの比較

一般社団法人ランドセル工業会が実施した2025年度の調査によると、購入価格の平均は60,746円という結果でした。

特に「55,000~64,999円」と「65,000円以上」の価格帯を選んだ家庭が多く、こちらも5~6万円台が中心であることがわかります。

ランドセル工業会購入予算

これらの結果から、ランドセルの購入予算は「5~6万円」がボリュームゾーンであり、相場としても適正価格であると言えるでしょう。

素材・ブランド別で価格が違う!ランドセルの相場一覧

素材別(クラリーノ・牛革・コードバンなど)の相場目安

ランドセルの価格は使用素材によって大きく異なります。以下に代表的な素材とその価格帯をまとめました。

  • クラリーノ(人工皮革):3~6万円
  • 牛革:6~8万円
  • コードバン(馬革):8~30万円
  • オーダーメイドモデル:5~8万円
  • 光るランドセルなど特殊仕様:5~9万円

予算を抑えたい方にはクラリーノ製、耐久性や質感にこだわりたい方には牛革・コードバンがおすすめです。

人気ブランド別|価格・最安値・素材まとめ表

以下は、主要ブランドの価格帯・最安値・素材を比較した一覧表です(※一部抜粋)。

ブランド 相場(円) 最安値(円) 素材
黒川鞄 8~10万 63,800

クラリーノ
牛革
コードバン

鞄工房山本 6~7万 49,900

人工皮革
牛革
コードバン

香久山鞄 79,900 79,900

牛革

土屋鞄 8~10万 64,000

クラリーノ
牛革
コードバン

grirose(グリローズ) 7万 69,000 人工皮革
池田屋(※) 6~7万 49,500

人工皮革
牛革
コードバン

羽倉 6~7万 52,800

コードレ
牛革
コードバン

カバンのフジタ 6~7万 55,000

クラリーノ
牛革
コードバン

萬勇鞄 6~7万 55,000

人工皮革
牛革
コードバン

ARTIFACT 6万台 66,000 クラリーノ
ふわりぃ 6~7万 43,700 クラリーノ
フィットちゃん 5~6万 40,700

クラリーノ
牛革

セイバン(※) 6~7万 47,300

人工皮革
牛革
コードバン

(※)クラリーノの他、池田屋には「ベルバイオ」、セイバンには「アンジュエール」という独自開発した人工皮革があります

このように、同じ素材でもブランドによって価格帯に差があるため、単に「牛革=高い」ではなく、ブランド価値や製法の違いも価格に影響しています。

大手vs工房系|どっちが高い?

大手ブランド(セイバン・フィットちゃんなど)は量産体制によりコストを抑えており、機能性と価格のバランスが優秀です。

一方、黒川鞄や土屋鞄といった工房系ブランドは手作り・素材の質にこだわる高価格帯が主流。

高品質・希少性を重視するなら工房系、機能性やコスパを求めるなら大手ブランドを選ぶと良いでしょう。

【価格帯別】おすすめのランドセル&選び方のコツ

ランドセルは価格によって使われている素材や製法、ブランドの特徴に大きな違いがあります。

ここでは、各価格帯ごとにおすすめのブランドやモデル、選び方のポイントを解説します。

7万円以上の高級モデル|黒川鞄・土屋鞄など

7万円を超えるランドセルには、牛革やコードバン(馬のお尻の革)などの高級素材を使用したモデルが多く見られます。

中でも「黒川鞄」や「土屋鞄」といった工房系ブランドは、職人の手作業による丁寧な作りと希少性の高さが魅力です。

特に黒川鞄の人気モデルは販売開始と同時に即完売することもあり、特にコードバン製は年々予約競争が激化しています。

購入を検討している方は、年中の秋~冬のうちにカタログ請求を済ませておくのがおすすめです。

高級ランドセル特集はこちら

6万円台|セイバン・フィットちゃんの主力モデル

6万円台は、人工皮革モデルと牛革モデルが最も豊富に揃う価格帯です。

機能性やデザイン性を両立させたいなら、セイバンフィットちゃんの主力モデルが最適です。

また、「羽倉」などの工房系ブランドでも、牛革モデルがこの価格帯で手に入るため、品質重視の方にも人気です。

5万円台|コスパ重視ならこの価格帯

ランドセル選びで「品質も大事だけど、なるべく費用を抑えたい」という方には、5万円台の人工皮革モデルがコスパ抜群です。

この価格帯では。先ほど紹介したセイバンやフィットちゃんの他、「カバンのフジタ」や「ふわりぃ」なども候補に入ります。

また、早期割引ネット限定モデルを活用すれば、定価6万円以上のモデルも5万円台で購入可能です。

セイバン特集ページはこちら
フィットちゃん特集ページはこちら

3~4万円|安くても安心なモデルの選び方

この価格帯では、品質にバラつきがあるため信頼できるブランド選びが重要になります。

特におすすめは、イオンやイトーヨーカドーのPBモデルや、「ニトリ」など大手小売ブランドのラインナップです。

また、アウトレットモデルを活用するのもひとつの方法。前年モデルや展示品が30~50%オフになるケースもあるので、見逃せません。

ランドセルのアウトレット特集
コスパの良いランドセルをチェック

1~2万円台の注意点|本当に買って大丈夫?

1~2万円台の激安ランドセルは、耐久性や保証面で不安が残る場合が多く、正直なところおすすめしません。

ノーブランドや輸入品の中には、6年間持たずに壊れてしまうリスクも…。

保証の有無を確認し、必ず正規販売店や公式サイトで購入するようにしましょう。安さだけで選ぶと、かえって高くつくこともあります。

ランドセルの値段は年々上昇?価格推移の実態を解説

2018年~2025年の価格変化グラフ

ランドセルの価格はここ数年で上昇傾向にあり、2018年と2025年を比較すると、購入者の最多価格帯が約2万円分上昇しています。

ランドセル工業会購入予算2018

ランドセル工業会購入予算2023

参考URL:https://www.randoseru.gr.jp/graph/

2018年では「4万円~5.5万円」が主流でしたが、2025年には「6.5万円以上」が最多となっており、確実に相場が上がっていることがわかります。

値上がりの背景|材料費・少子化など

ランドセルの価格上昇には以下のような背景があります:

  • 牛革・コードバンなど原材料の高騰
  • デザイン・カラーバリエーションの拡大による開発コスト増
  • 少子化による「一人当たり予算の増加」
  • 工房系ブランドや高級志向のユーザー層の増加

一方で、アウトレットやPBモデルの登場により、選び方次第でリーズナブルに購入する方法も広がっています

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ランドセルの値段に関するよくある質問

ランドセルの値段について、保護者から寄せられるよくある疑問にお答えします。

ランドセルの値段が高いのはなぜ?

ランドセルの価格が高い理由として、まず素材の質と加工コストの高さが挙げられます。

人工皮革といってもランドセルに使用されるものは耐久性・防水性に優れた特殊素材であり、通常の合皮とは異なります。

また、ランドセルは300以上のパーツと100以上の工程から成る精密な製品で、多くが職人による手作業で組み立てられます。

特に「黒川鞄」や「鞄工房山本」といった工房系ブランドは、人件費や品質に対するこだわりが価格に反映されます。

値段が安いランドセルって大丈夫?

3~4万円台のランドセルでも、大手メーカー製であれば十分な品質が確保されています

ただし、通販サイトなどで見かける無名ブランドや模造品には注意が必要です。

安心して購入するためには、以下のポイントを確認しましょう:

  • 6年間保証があるか
  • ランドセル工業会に加盟しているブランドか
  • 口コミや購入者レビューが確認できるか

コストを抑えつつ品質も確保したいなら、「フィットちゃん」や「ふわりぃ」など、実績あるブランドのベーシックモデルがおすすめです。

就学援助制度の補助金でランドセルが0円になる?

地域によっては、就学援助制度を利用することでランドセル代が実質0円になる場合もあります。

たとえば埼玉県秩父市では入学準備金5万円が支給されるなど、実質的にランドセル代をカバーできるケースがあります。

また、富山県立山市では「モンベルのランドセルリュック」を全児童に配布する取り組みもあり、各自治体ごとに支援制度は多様です。

詳細はお住まいの自治体に直接問い合わせるか、以下ページでまとめた補助金情報をご確認ください。

ランドセル補助金について詳しく見る

まとめ|価格相場を理解して賢くランドセルを選ぼう

ランドセルの相場は年々上昇しており、2026年の平均価格は5~6万円台が中心です。

素材・ブランド・機能性によって幅があり、3万円台のモデルから10万円を超える高級品まで様々です。

予算だけでなく、お子さまの体格や好みに合ったモデルを選ぶためにも、価格帯ごとの特徴やブランドの違いをしっかり把握することが大切です。

特に、セイバン・フィットちゃん・黒川鞄は、品質・信頼性・サポート面でも安心できるブランド。

公式サイトでのカタログ請求や、早期割引・アウトレット情報を活用して、後悔のないランドセル選びをしてください。