小学校入学に向けて準備を進める中で、ランドセルと並んで重要なのが文房具やノート類の学用品です。
必要なものを事前に揃えておくことで、入学式や新学期をスムーズに迎えることができます。
ただし、学校によっては「キャラクター禁止」「鉛筆の濃さは2B指定」など細かいルールがある場合もあるため、基本的な準備リスト+学校指定の内容を確認するのが安心です。
本記事では、小学生に必要な文房具やノートの一覧をまとめ、選び方のポイントや注意点も解説します。
ランドセルの購入や入学準備全体の記事とあわせて参考にしてください。
小学生に必要な文房具リスト
鉛筆|濃さは2Bがおすすめ
小学校低学年では、筆圧がまだ弱いため2BやBなど柔らかめの鉛筆が推奨されます。
HBだと字が薄くなりやすく、先生が丸付けをする際に見づらい場合があります。
本数は最低でも12本程度を準備しておくと安心。
六角形タイプは持ちやすく転がりにくいため、小学校でよく指定される形状です。鉛筆削りもあわせて用意しましょう。
消しゴム|学習に使いやすい形と素材
消しゴムは白色・無地タイプを選ぶのが一般的です。
キャラクター付きや香り付きは学校で禁止されているケースもあります。
また、柔らかすぎると折れやすく、硬すぎると紙が破れやすいため、学習用のスタンダードな消しゴムを用意すると安心です。
授業中の使いやすさを考えて、大きめサイズをカットして複数用意しておくのもおすすめです。
筆箱|マグネット式とファスナー式の違い
筆箱は両面開きのマグネット式とソフトなファスナー式の2種類が主流です。
マグネット式は中身が整理しやすく、鉛筆が転がらないメリットがあります。一方、ファスナー式は軽量で柔らかいため、持ち運びがしやすい特徴があります。
学校によって指定がある場合もあるため、入学説明会で確認してから購入するのがおすすめです。
色鉛筆・クレヨン|授業で使う定番アイテム
図工や生活科の授業では12色程度の色鉛筆やクレヨンが必須となります。太めの軸で折れにくいタイプを選ぶと長持ちします。
特にクレヨンは油分が多くベタつきやすいため、専用ケースに収納できるセットを選ぶと便利です。
学校によって「色鉛筆のみ」「クレヨンと併用」など指示が異なる場合があります。
定規・三角定規・分度器|学年によって必要になる文房具
低学年では15cm程度の直線定規を準備すれば十分ですが、高学年になると三角定規や分度器も必要になります。
定規は透明タイプを選ぶと線を引く位置が見やすく、目盛りが正確に確認できます。
三角定規や分度器は算数の授業で必ず使うため、事前にセットを揃えておくと安心です。
小学生のノート選びのポイント
国語・算数・英語など教科別のノート
小学校では教科ごとに専用のノートを使うことが多いです。
国語は横罫や十字リーダー入りのマス目ノート、算数は方眼ノート、英語はアルファベットに適した横罫ノートなどが代表的です。
特に算数の方眼ノートは、計算式や図形を整えて書けるため学習効率が大きく変わる重要アイテムです。
教科書と一緒に確認して選ぶと安心です。
サイズとマス目の選び方(A5・B5・方眼・十字リーダー)
小学生のノートはB5サイズが主流ですが、学校によってはA5やA4を指定される場合もあります。
低学年は大きめのマス目(15~20マス)が推奨され、字の練習がしやすい仕様になっています。中学年以降は10~12マスや方眼タイプを使い始めるケースが一般的です。
十字リーダー入りは字の中心を揃えるのに役立ち、美しい文字を書くサポートになります。
学校指定ノートと市販ノートの違い
一部の小学校では「学校指定ノート」があり、表紙のデザインやマス目の形式が統一されています。
一方、市販ノートを選べる場合は、メーカーによって紙質や罫線の色、耐久性に違いがあります。
例えば、コクヨや学研のノートは書き心地がよく、長年定番として人気があります。
指定があるかどうかは入学説明会で確認し、事前に揃えておくのがおすすめです。
あると便利なプラス学用品
下敷き|硬い・柔らかいどちらがいい?
ノートに字を書くときに下敷きがあると安定して書けます。
硬いタイプは力を入れても筆圧がしっかり残り、柔らかいタイプは机の振動を吸収して書きやすいのが特徴です。
学校指定がなければ、子どもの書きやすさに合わせて選んであげましょう。
連絡帳・連絡袋|学校と家庭をつなぐ必需品
連絡帳は先生と保護者をつなぐ大切なツールです。毎日の宿題や持ち物、学校からのお知らせを記録する役割があります。
また、連絡帳を入れる連絡袋も用意しておくと、雨の日やランドセルの中でぐちゃぐちゃになるのを防げます。
ランドセル関連では、防犯ブザーなどの必需品と一緒に確認しておきましょう。
ハサミ・のり・テープ|図工で使うアイテム
図工や家庭科の授業ではハサミ・のり・テープが必須です。ハサミは安全ガード付きや左利き用もあるため、子どもに合ったものを選びましょう。
スティックのりは使いやすく、液体のりよりも持ち運びに適しています。テープは工作や修理に便利なので、学期の初めに揃えておくと安心です。
文房具選びで注意したいポイント
- キャラクター禁止の学校もあるため、派手なデザインよりもシンプルな学用品を選ぶ。
- 左利き用の文房具(ハサミ・定規など)を事前に確認しておく。
- 名前シールやスタンプを使って、学用品が紛失しても見つけやすくする。
まとめ|文房具もランドセルと一緒に早めの準備を
文房具やノートは、入学直前に慌てて買うよりもランドセル購入と同じタイミングで揃えるのがおすすめです。
必要なものをリストアップしておけば、入学準備の不安も減ります。
全体の流れについては小学校入学準備まとめを参考にしつつ、必要に応じてランドセルカタログ請求や防犯グッズの準備も同時に進めていくと安心です。