部屋探しを行う際の良い不動産会社と悪い不動産会社の違いを見極める方法を解説しています。ポイントはきちんと情報を調べておくことです。
簡単な方法としては、インターネットや電話で確認してみましょう。ホームページがしっかりしている会社や、電話応対がしっかりしている会社は良い不動産会社の可能性が高いです。悪い不動産会社を調べるには、過去の行政処分情報で確認する方法があります。
良い不動産会社と悪い不動産会社をしっかり見極めて、部屋探しを成功させましょう。
来店前の確認方法
実際にお店まで足を運び、店内の様子や営業マンと直接話をするのが一番良いのですが、できればお店に行く前に、「良い不動産会社なのか、悪い不動産会社なのか」それを判別できれば理想です。
ここで紹介する項目は、あくまでも一例です。ここに書かれている内容に合致するからといって、即座に悪徳不動産会社いう訳ではありませんが、不動産会社選びの参考にして下さい。
お店のホームページを確認する
まずは、気になっている不動産会社のホームページを確認してみましょう。
そこでチェックするのは、「物件数」「更新頻度」「物件情報のコメント」などです。物件数が少ないというのは、家主からの評判もあまり良くはなく、物件が集まっていない可能性が考えられます。更新頻度も要チェックです。良い不動産会社ほど、まめにホームページの更新を行っています。
それと、物件情報のコメントもお店の体質や営業マンの質がよくわかります。物件のコメントなどは、基本的に不動産会社の営業マンが書いていますので、細かく丁寧に説明している会社もあれば、大雑把な情報しか掲載していない不動産会社もあります。
このようなところでも、不動産会社や営業マンのレベルや質を見極めることができます。
電話で問い合わせをする
電話の対応で、営業マンの質や会社の雰囲気などが見えてしまうこともあります。
何個か質問しているうちに、「それは電話ではお答えできないので、とにかく一度来店して頂けませんか」などと、面倒くさそうな態度や口調になる人は少なくありません。
また、「○○物件のことでお尋ねしたいことがあるのですが、担当者の方いらっしゃいますか」と言って電話を取り次いで貰ったのにも関わらず、こちらが何か少し質問をしたら、「ちょっと待ってくださいね」と言い、頻繁に電話を待たせて調べることもよくあります。
自分が担当している物件なのですから、多少のことは調べずにスラスラと回答出来なければ、その程度の営業マンだということです。
メールで問い合わせをしてみる
もし、直接電話するのに抵抗があるというのであれば、メールで問い合わせをしてもかまいません。メール返信の文面からでも営業マンの質はわかります。
レスポンスまでに時間がかかるケースや、夜遅くに返事を送ってくる迷惑な営業マンも珍しくありません。レスポンスが遅い営業マンは、本当に悪い例の代表です。
営業マンは、物件を借りるまでの付き合いだと割り切る人もいますが、大抵の物件ではトラブル時などもその営業マンが対応をします。そうなると、トラブル対応が遅かったり雑だったりすることが考えられるのです。
メールで問い合わせをして、その日のうちに返信がない不動産会社はあまりおすすめできません。
過去の行政処分情報を確認する
不動産会社というのは、国土交通大臣か都道府県知事の免許交付によって営業をする許可をもらっています。そのため、何かしらの行政処分を受けた場合は、その履歴が数年間は必ず残ります。
このような処分履歴は誰でも行政で名簿閲覧することが可能なのですが、今はわざわざ行政まで足を運ばなくても、インターネットで確認できるサイトがあります。
【国土交通省ネガティブ情報等検索システム】
http://www.mlit.go.jp/nega-inf/takken/index.html
行政処分を受け、すでに改善している不動産業者も多数ありますが、やはり過去に一度でも何らかの処分を受けている不動産業者は、なるべく避けるのが賢明です。
不動産会社のトラブル対応
不動産会社は、借りたら終わりではありません。賃貸後も何かトラブルや問題が発生すれば、対応してもらわなければなりません。物件によっては、退去するまでずっと付き合っていくことになりますので、入居後のことまで考えて不動産会社を選ぶことをおすすめします。
トラブル対応
最初に確認しておきたいのが、トラブル時の対応です。トラブル対応には、その不動産会社の色が濃く現れます。主な対応としては、以下の3パターンだと思います。
- 24時間体制でトラブル対応します
- トラブルは管理会社に一任しています
- トラブルなどは直接家主に言ってください
この3パターンであれば、説明するまでもなく24時間体制でトラブル対応している不動産会社が一番おすすめです。下の項目に行くほどおすすめ度は下がります。
例を挙げると、ある不動産会社は日曜日が店休日だったため、土曜日の営業終了から月曜の始業時までトラブルなどの電話は一切繋がりません。仮に、金曜日の夜にトイレの水が止まらないなどのトラブルが起こっても、不動産会社とは月曜日の朝まで一切連絡が取れないのです。
実際に、このようなトラブル対応をしている不動産会社は驚くほど多くあります。
自社で家主から物件の管理まで委託されているが、日曜日はお店が休みという不動産会社であれば、必ず休日のトラブル対応について契約前に確認しておきましょう。店休日のトラブル対応に関して何も策を講じていないのであれば、あまり契約することはおすすめしません。
最後の項目の、「直接家主に言ってください」というのは、物件の管理問題が関係しています。毎月管理費を払って、不動産会社や管理会社に物件の管理を委託している家主もいれば、入居後の管理はすべて自分でやっている家主もいます。
そのような物件の場合、不動産会社にトラブル連絡しても、不動産会社は相手にしてくれません。直接家主に連絡をすることになるのですが、家主の判断になることから、すぐに対応してもらえない場合もあります。また、上から目線の対応をされて不満が募るという話もよく耳にします。
家主にしてみれば、自分のアパートやマンションがケチをつけられるのは面白くありませんから、不動産会社のように、第三者的な公平な判断をするのはどうしても難しくなります。
入居後の管理に関しては、必ず賃貸契約書に明記されていますので、契約前にしっかりと確認しておくようにしましょう。家主が自ら管理している賃貸物件はあまりおすすめしません。
今回ご説明したように、不動産会社を見極めるポイントがいくつかありましたが、様々な情報を収集して自分自身が信用することのできる不動産会社を選ぶことが大切です。実際に不動産会社を訪問した際の社内の雰囲気、スタッフの対応、物件訪問時の説明などの判断材料をもとに、より良い契約ができるようにしましょう。
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