部屋の内見は、親や友人と一緒に行った方がいいのか?解説しています。内見は一人で行かなければいけないと言う決まりはありません。
部屋探しの経験をたくさんしている人と一緒に行った方が、自分で気づかない点をアドバイスしてくれるので、おすすめです。特に、初めての一人暮らしや女性の場合は、同行者がいると安心できるでしょう。
ただし、意見が合わない場合は、険悪なムードになることもあるので、注意しましょう。同行者がいれば何かと便利で、内見をスムーズに進めることができるでしょう。
- 【目次】部屋の内覧について
同行者がいた方が何かと安心
実家を離れて一人暮らしをする未成年なら、普通は親と一緒に不動産屋に出向くことになるでしょう。家賃の予算を決めるにしても契約をすることになったにしても、家賃を払ってくれるのが親ならそうするべきです。
親が遠方で来られない場合や、当日の付き添いが頼めないなら、他の頼れる大人との同行をおすすめしますが、それも無理なら引越し経験のある知人に同行してもらいましょう。
初めての一人暮らしなら付き添いは必要
賃貸募集広告の間取り図は何とか見方がわかっても、そこに書かれている不動産用語がわからないかもしれません。実際に住むことになった時、どんな部屋が住みやすくてどんな部屋が住みにくいというのも見当がつかないでしょう。
内見のその場で一つ一つ説明してもらうには時間がもったいないです。やはり経験者の目で見てもらった方が何かと都合が良いはずです。
女性なら特に誰かに同行してもらおう
女性一人で知らない男性と車で移動するのに抵抗を感じる人はやめておきましょう。不動産屋によっては女性の社員が案内してくれることもありますが、当日にならないと誰が連れて行ってくれるかがわからない会社もあります。
若い男性や年配の男性の場合もあります。移動の車や内見の部屋で知らない男性と二人きりということに抵抗を感じる人もいるでしょう。できれば親や信頼のおける友人に付き添ってもらった方が気分的にも安心して内見ができるのではないでしょうか。
強引な営業トークにも対抗できる
不動産屋の営業は最終的に部屋を借りてもらうことが目的です。これだけ希望に近い物件を案内したのだからどれか一軒ぐらいは気に入った物件があったはず、と部屋の契約を迫ってきます。今申し込まないとすぐ借り手がついてしまうから、と強引に契約を促すこともあるでしょう。
気の弱い人はそんなものか、と言いなりになってしまうかもしれませんが、誰かに行ってもらえば即決することなく、一晩ゆっくりと考えてみたいなど返事ができるでしょう。また年長者の付き添いがいれば、そんなに強引な営業トークにはならないのではないでしょうか。一人だけだと相手のペースに持って行かれやすいということは言えます。
初めてでは物件の良し悪しがわからない
初めて自分の部屋を借りる時にはどんな点を重視して選んで良いかがわからないのではありませんか。同じ建物でも、階数や角部屋、部屋の向きなどの条件で人気のある部屋の家賃の方が高いことも知らないかもしれません。
予備知識がなく内見に出かけると、すすめられるまま部屋を決めてしまうことにならないでしょうか。部屋の良し悪しがわかる人に付き添ってもらえば、あとから失敗したと思うこともなく、他の面でも大きな収穫があるはずです。
自分と違う視点で見てもらえる
案内してくれた不動産会社の人は、物件の良い面は宣伝しますが、マイナスポイントは言いたがらないものです。良いポイントだけ説明されると何の問題もない良い物件のように思えますが、そこでフラットな目線で指摘してくれる同行者がいれば安心です。
お風呂とトイレは別の方が使い勝手が良いとか、料理をするなら2口コンロが置ける幅のキッチンが必要だとか、都市ガスよりプロパンガスは高くなるなど、いろいろと気がついたことを教えてくれるでしょう。
自分では良さそうな物件に思えても、指摘された一つ一つが的を射ていると納得すれば、最終的に物件を選ぶ際の情報として大いに参考になります。
使い勝手の良さなど参考意見が聞ける
部屋が広くても収納スペースが狭ければ散らかってしまうし、角部屋は人気があっても家具が多い場合は窓を塞がない配置で悩むこともあります。
料理をするなら広いワンルームよりも狭くても1DKの方がドアの仕切りがあれば部屋中に匂いがこもることもないなど、不動産屋の人が知ってはいてもあえて教えてくれないようなことも言ってくれるでしょう。
気づかないことを教えてもらえる
何回も引越しをして様々なタイプのキッチンを実際に使ってきた人は、自分が苦労してきた経験則に基づいていろいろなアドバイスをしてくれます。
冷蔵庫置き場がここなら右開きの冷蔵庫でないと使い勝手が悪い、食器戸棚はここに置くしかない、これでは調理中の作業スペースが狭いので他に作業台になるテーブルやワゴンが必要、など自分一人ではそこまで思い至らなかったことに気づいてくれたりします。一人暮らしをして自炊を頑張ってみようと思うなら、そういう人が付き添ってくれると心強いですよ。
経験者や知識のある人なら頼りになる
引越しの経験のある人や不動産の知識のある人は何かと頼りになるものです。内見の時、ここに傷がついているから最初からあったことの証明のためカメラで撮っておくといいよ、と退去の敷金返還のことを心配してくれるかもしれません。
この通路の形が変わっているから引越し業者に聞かれた時に説明できるようにこの角度で写真を撮っておくといいよ、玄関前の道幅もあとで聞かれるから見ておこう、などあらゆることに精通している人は引越し業者への対応も教えてくれます。
遠慮のない間柄ならこんなことに注意
親と一緒に物件を見に行った場合、我が子が心配なあまりいろいろなことに口を出してくるかもしれません。親としては悪気がなく、気がついたことをただ言っているだけなのでしょうが、自分の意見と合わなかったりすると衝突してしまうこともあります。
ダメ出しが多いとなかなか決まらない
いろいろと教えてくれるのはありがたいのですが、あまりにも細かい点のダメ出しが多すぎると、どれもダメな物件のように思えてしまい、どこにも決められなくなってしまいます。そうこうするうちに予算内の見合った物件がなくなってしまった、という失敗もあります。
意見が合わず険悪なムードになることも
自分の希望や意見と合わないと経験者の言うことを聞いておけば間違いがない、あとで絶対にそら見たことかとなるに決まっている、と意見を押し通そうとして、平行線のままその場が気まずく険悪なムードになってしまうこともあります。そうなったら最後、お互いが冷静にならないことにはその日のうちの契約は難しいでしょう。
希望の物件が見つかったら手伝ってもらえる
内見した中で一番良いと思える物件が見つかり、そこで住みたいと思った物件だったら実際に住むことを考えて再度よく見直すことになります。手持ちの家具を置いた場合、カーテンを吊るすことを考えて窓のサイズを測っておきましょう。そんな時にも自分一人でやるより付き添いの人に手伝ってもらえばスムーズにいきます。
人手が多い方がサイズの計測もはかどる
例えばメジャーの端っこを持ってもらってサイズを測り、どんどん間取り図にサイズを記入していったり、コンセントの位置を書き込んだり、手分けすれば時間も早くすみます。
具体的な家具のレイアウトが相談できる
まず大きな家具の位置を決めるのが手っ取り早いです。ここにベッドを置くとこちら側に頭が来るからテレビはここで、テーブルをここに置いてなど、相談しながら大体のレイアウトイメージを考えることができます。
夜の雰囲気を一緒に確かめることもできる
昼と夜では街の様子がガラッと変わるため、昼間だけでなく周辺の夜の環境を見ておくべき、とすすめていますが、女性一人で知らない夜道を歩いていると危険を感じることもあるかもしれません。
しかし、付き添ってくれる人がいれば、一緒に駅までのルートや周りの様子、安全な回り道などを探しながら一緒に歩くことができるので安心です。夜の道は人通りがなく寂しすぎても、繁華街で人通りが多すぎても、女性が一人で歩くには気になるものです。
夜の環境が想像できなさそうな場所は、ぜひ事前に自分の帰宅時間に合わせて確認しておくことをおすすめします。
一人暮らしになった場合の具体的な生活のイメージができないのは無理もありません。そんな時にはぜひ、経験者の手を借りて付き添ってもらいましょう。自分では想像もしていなかったことに気がついてくれて、気になる問題点もあっさりと解決してくれることがあります。
不動産屋に家賃の値下げ交渉をしてくれたり、設備を新しいものに交換してもらったりということもあるようです。
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なお、運が良ければお祝い金の合計金額が10万円近くになる事があります。
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