土屋鞄ランドセル 2021年度モデル一覧|新シリーズ追加で選択肢拡大の年|価格・重さまとめ

土屋鞄 2021年度のランドセルラインナップ全モデル

土屋鞄ランドセルの2021年度モデルは、「ベーシックカラープラス」や「シェープ」など新しいシリーズが複数追加され、選べる幅が一気に広がった年です。

クラリーノ・牛革・ヌメ革・コードバンに加えてアトリエシリーズも継続し、デザイン性と素材バリエーションがより豊富になりました。

牛革は約1,390g、クラリーノは約1,160gと扱いやすい重さで安定しており、シリーズ構成と色展開がさらに細分化された点が2021年度の特徴です。

このページでは、2021年度に販売されていた全モデルの価格・重さ・素材を一覧で整理し、過年度ならではの魅力と現行モデル(2026年度)との差をまとめています。

2021年度モデルのラインナップ概要

土屋鞄の2021年度モデルは、全部で15シリーズが展開されていました。

素材とシリーズごとの構成は以下のとおりです。

  • クラリーノ:ベーシックカラー、ベーシックカラープラス(NEW)、プレミアムカラー(NEW)、アトリエの4シリーズ
  • 牛革:ベーシック、ベーシックカラープラス(NEW)、プレミアムカラー、アンティーク、アトリエの5シリーズ
  • ヌメ革:1シリーズ
  • コードバン:ベーシック、ベーシックカラープラス(NEW)、プレミアムカラー、アンティークの4シリーズ
  • シェープ(NEW):1シリーズ

2020年度にはなかった「プラス」系シリーズや「シェープ」など、新しい選択肢が増え、デザイン性や色展開がより細かくわかれていたのが2021年度の特徴です。

クラリーノは軽さと扱いやすさを重視したい家庭向け、牛革は質感や色の深みを楽しみたい家庭向け、コードバンは高級感を求める家庭向けなど、素材による選び方が明確になっていました。

2021年度モデル一覧(価格・重さ・素材)

名称 税込価格 重さ 素材
ベーシックカラー クラリーノ・エフ 64,000円 1,160g前後 クラリーノエフ
NEW!!
ベーシックカラープラス クラリーノ・エフ
65,000円 1,160g前後 クラリーノエフ
NEW!!
プレミアムカラー クラリーノ・エフ
69,000円 1,160g前後 クラリーノエフ
ベーシックカラー 牛革 74,000円 1,390g前後 牛革
アトリエ クラリーノ・エフ 74,000円 1,160g前後 クラリーノエフ
NEW!!
ベーシックカラープラス 牛革
75,000円 1,390g前後 牛革
プレミアムカラー 牛革 79,000円 1,390g前後 牛革
アンティークモデル 牛革 82,000円 1,390g前後 牛革
アトリエ 牛革 82,000円 1,390g前後 牛革
ヌメ革 110,000円 1,440g前後 ヌメ革
ベーシックカラー コードバン 125,000円 1,490g前後 コードバン
NEW!!
ベーシックカラープラス コードバン
130,000円 1,490g前後 コードバン
NEW!!
シェープ
130,000円 1,490g前後 コードバン
プレミアムカラー コードバン 135,000円 1,490g前後 コードバン
アンティークモデル コードバン 140,000円 1,490g前後 コードバン

2021年度モデルの素材・仕様の特徴

クラリーノ(ベーシックカラー/ベーシックカラープラス/プレミアムカラー/アトリエ)

2021年度のクラリーノシリーズは、軽さと扱いやすさを重視したライン構成が特徴です。

従来の「ベーシックカラー」に加えて、ベーシックカラープラスプレミアムカラーが新登場し、同じクラリーノ素材でも色味や雰囲気をより細かく選べるようになりました。

アトリエシリーズも引き続き展開され、軽量で華やかなデザインを求める家庭に選ばれていました。

牛革(ベーシック/ベーシックカラープラス/プレミアムカラー/アンティーク/アトリエ)

牛革モデルは2020年度に続き、重量は約1,390g前後で安定しています。

2021年度は「ベーシックカラープラス」が新たに加わり、より選びやすいシリーズ構成になりました。

「プレミアムカラー」は11色もの豊富な展開があり、色味で個性を出したい家庭にも選択肢が広かった年です。

革の風合いを楽しみたい家庭には、アトリエやアンティークモデルが根強い人気でした。

ヌメ革モデル

素材の風合いをそのまま活かしたヌメ革は、2021年度も1色展開で販売されていました。

お手入れは必要ですが、使い込むほどに深い色味へ変化する経年変化を楽しむことができ、“革の魅力を育てたい家庭”に選ばれていました。

コードバン(ベーシック/ベーシックカラープラス/プレミアムカラー/アンティーク)

コードバンは高級ラインとして充実したシリーズ展開でした。

2021年度は「ベーシックカラープラス」が新登場し、従来よりも色の選択肢が広がっています。

プレミアムカラーは最大5色で、シリーズ全体の中でも特に存在感があります。

アンティーク仕上げも継続し、光沢や質感の違いで好みに合わせて選びやすい構成でした。

シェープ(新登場モデル)

2021年度に登場した新モデル「シェープ」は、コードバンを使用しながらも、より現代的な雰囲気を持つシリーズです。

価格は130,000円で、重さは約1,490g前後。上質な素材にスタイリッシュなデザインを求める家庭に向いています。

2021年度モデルのデザイン・カラー傾向

2021年度は、新シリーズ「ベーシックカラープラス」や「シェープ」の登場により、色味・雰囲気を細かく選べる年になっていました。

クラリーノのベーシックは2色と控えめですが、プラスは6色、プレミアムカラーは3色など、同じ素材内でも差別化された色展開が特徴です。

牛革はベーシックカラー4色、プレミアムカラー11色と幅広く、クラシックな深みのある色味から淡いカラーまで揃っており、選択肢の広さが際立っていました。

コードバンはベーシック系2色、プレミアム系5色と、シリーズ全体に対して色数が多く、高級素材でも“色で選ぶ楽しさ”が残されていた点が2021年度らしいポイントです。

2021年度の重さ・サイズの傾向

2021年度モデルの重さは、2020年度から大きな変更はありませんでした。

クラリーノは約1,160g前後、牛革は約1,390g前後、コードバンは約1,490g前後と安定した構成です。

ヌメ革も約1,440g前後で、素材特性に応じた重さとなっていました。

全シリーズがA4フラットファイル対応のサイズで設計されており、容量面は現行モデルと大きく変わりません。

「素材で選びたいけれど、収納力は現行と同じレベルがいい」という家庭にも選びやすい仕様になっています。

2021年度の口コミ傾向(良かった点・気になった点)

2021年度モデルの口コミでは、シリーズ数が増えたことによる「選びやすさ」と「素材ごとの個性」が特に評価されていました。

良かった点

  • クラリーノは軽く、1年生でも扱いやすいという声が多かった
  • プレミアムカラーやプラスシリーズの色味に高評価が集まった
  • 牛革の質感が良く、色の深みや落ち着いた雰囲気が人気だった
  • アトリエシリーズは見た目の華やかさと細部のデザインで選ばれていた
  • コードバンは存在感があり、高級感を求める家庭に支持されていた

気になった点

  • プレミアムカラーやプラスシリーズは色数が多く迷いやすいという声があった
  • 牛革・コードバンは重さが気になる場合があった
  • ヌメ革は汚れや傷がつきやすいため、お手入れが必須という口コミが目立った

シリーズが多く、素材・色の幅が大きく広がったため、家庭によって評価が分かれやすい年でもありました。

現行モデル(2026年度)との違い

2021年度と2026年度(現行モデル)を比較すると、シリーズ構成や素材展開の整理が進んでおり、それぞれの年に特徴があります。

素材ラインナップの変化

2021年度はクラリーノ・牛革・ヌメ革・コードバンが幅広く展開され、素材による選択肢が非常に多い年でした。

現行モデルでは素材構成がよりシンプルに整理され、RECOシリーズなど最新のハイブリッド素材が追加されています。

「革の種類から選びたい年=2021」「素材機能を重視したい年=現行」という違いが見られます。

シリーズ構成・カラー展開の変化

2021年度は「ベーシックカラープラス」「プレミアムカラー」「シェープ」など、新シリーズが次々に登場し、色展開も非常に細分化されていました。

現行モデルではシリーズが絞られ、色味も落ち着いた構成に整理されているため、より選びやすくなっているのが特徴です。

一方で、2021年度はクラシックな深みのある色や個性のある色まで揃っており、当時ならではの幅広さがあります。

仕立て・背負いやすさのアップデート

仕立てやフィット感の面では、2026年度モデルのほうがアップデートが続いています。

肩ベルトの柔らかさや背当てのクッション性など、最新モデルならではの背負いやすさが強化されています。

2021年度は素材の選択肢とデザイン性の幅広さが魅力で、現行モデルとは違う価値を持つ構成でした。

2021年度モデルはこんな家庭におすすめ

2021年度モデルは、シリーズ数が多く選択肢の幅が広いことから、次のような家庭に向いています。

  • 色やデザインのバリエーションを重視して選びたい
  • クラリーノ・牛革・ヌメ革・コードバンと幅広い素材から比較したい
  • アトリエシリーズのようにデザイン性のあるモデルを選びたい
  • 落ち着いた色味から個性的なカラーまでじっくり選びたい
  • 現行モデルにはないシリーズ(シェープ・プラス系)も比較したい

シリーズ構成が最も豊富な年のひとつで、素材・色・デザインを丁寧に比較したい家庭に向いているラインナップです。

まとめ|2021年度モデルは“シリーズ拡充と新モデル追加の年”

2021年度の土屋鞄ランドセルは、新シリーズの追加やプレミアム系の充実により、シリーズ構成が大幅に広がった年です。

素材・色・デザインのバリエーションが豊富で、現行モデルとは異なる選び方ができるのが魅力です。

クラリーノ・牛革・コードバンなど素材ごとの特徴も明確で、当時の幅広いラインナップは現在も参考になります。

最新モデルと比較しながら、シリーズの変遷や特徴を理解したい家庭にとって、2021年度モデルは重要なアーカイブです。

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土屋鞄ランドセルは年度ごとに素材構成や価格帯、デザインの傾向が少しずつ変わります。

比較して選びたい人は、他年度のモデルもあわせて確認しておくと判断がしやすくなります。


ランドセル専門監修者 長谷川弘幸(イラスト)
監修者
長谷川 弘幸
ランドセルの通知表編集部の監修者。2012年からランドセル業界の取材・記事監修を担当。
展示会レポート、ブランドインタビュー、購入レビュー等実績多数。