土屋鞄ランドセル 2025年度モデル一覧|軽量化&タフガードの年|価格・重さまとめ

土屋鞄 2025年度ランドセル一覧(全モデル掲載)

土屋鞄ランドセルの2025年度モデルは、クラリーノの1,130gへの軽量化に加え、牛革ハイブリッドタフガード素材のアトリエ新モデルなど機能性を強化したシリーズが加わった年です。

牛革モデルは耐久性を保ちながらシリーズ別の価格差がより整理され、選び方の基準が立てやすいラインナップになっています。

上位ラインとして人気のコードバンHERTE(ヘルテ)も健在で、素材ごとの方向性がよりはっきりしました。

このページでは、2025年度に販売されていた全モデルの価格・重さ・素材を一覧で整理し、現行モデル(2026・2027年度)との違いも確認できるようにまとめています。

2025年度モデルの特徴(概要)

2025年度モデルには、次のような特徴があります。

  • クラリーノモデルが1,130gまで軽量化され、背負いやすさが向上
  • 牛革ハイブリッド(RECOシリーズ)が引き続き人気で、軽さと耐久性のバランスが良い
  • アトリエシリーズに「タフガード」素材モデルが登場し、耐傷性が強化
  • 価格帯はクラリーノ 65,000円〜/牛革 75,000円〜/コードバン 130,000円〜と明確化
  • HERTE(ヘルテ)は最上位ラインとして継続、デザイン性と高級感が人気

全体的に「軽量化」と「素材バリエーションの拡張」が進んだ年度といえます。

土屋鞄ランドセル一覧(2025年度)

名称 税込価格 重さ 素材
ベーシックカラー クラリーノ・エフ 65,000円 1,130g クラリーノエフ
ベーシックカラープラス クラリーノ・エフ 67,000円 1,130g クラリーノエフ
プレミアムカラー クラリーノ・エフ 70,000円 1,130g クラリーノエフ
ベーシックカラー 牛革 75,000円 1,340g 牛革
ベーシックカラープラス 牛革 76,000円 1,340g 牛革
プレミアムカラー 牛革 80,000円 1,340g 牛革
アンティークモデル 牛革 83,000円 1,340g 牛革
RECOベーシック牛革ハイブリッド 83,000円 1,290g 牛革ハイブリッド
RECOプレミアム牛革ハイブリッド 84,000円 1,290g 牛革ハイブリッド
NEW!
アトリエタフガード
85,000円 1,220g タフガード
ヌメ革 120,000円 1,440g ヌメ革
ベーシックカラー コードバン 130,000円 1,490g コードバン
プレミアムカラー コードバン 140,000円 1,490g コードバン
アンティークモデル コードバン 150,000円 1,490g コードバン
HERTE(ヘルテ) 190,000円 1,480g 牛革

素材別の特徴と価格帯の傾向

2025年度は、クラリーノからコードバンまで幅広い素材がラインナップされており、素材によって価格帯・重さ・耐久性が大きく異なります。

それぞれの特徴を知っておくと、お子さまに合ったモデルを選びやすくなります。

クラリーノ・エフ(軽量モデル)

クラリーノ・エフは、軽さと扱いやすさが最大のメリットです。

2025年度では1,130gまで軽量化され、背負いやすさを重視する家庭に人気があります。

  • とにかく軽いモデルを選びたい
  • 通学距離が長く、負担を減らしたい
  • カラーの選択肢が多いシリーズを選びたい
  • 初めてのラン活で扱いやすい素材が良い
  • 価格を抑えつつ品質にもこだわりたい

クラリーノは65,000円〜70,000円と手が届きやすい価格帯なのも魅力です。

牛革(標準モデル)

牛革は耐久性と高級感のバランスに優れ、土屋鞄らしい仕立てを味わえる素材です。

2025年度の牛革モデルは1,340g前後で、しっかりした質感が特徴です。

  • 革の質感や風合いにこだわりたい
  • クラシックで落ち着いたランドセルを選びたい
  • 6年間使っても型崩れしにくい素材が良い
  • 高学年になっても飽きにくいデザインが良い
  • 多少の重さよりも素材の良さを優先したい

価格帯は75,000円〜83,000円が中心です。

牛革ハイブリッド(軽量×耐久)

RECOシリーズに採用されている牛革ハイブリッドは、牛革の見た目と軽量性を両立した人気素材です。

2025年度では1,290gと、牛革の中では特に軽いモデルとして選ばれています。

  • 牛革の高級感と軽さを両方欲しい
  • 丈夫で長持ちするランドセルが良い
  • アクティブで動きの多い子に合う素材を選びたい
  • カラー選択肢のある上質モデルを選びたい
  • 見た目と実用性のバランスを重視したい

価格帯は83,000円〜84,000円です。

タフガード(アトリエシリーズ)

2025年度の新登場素材がアトリエタフガード

軽くて傷に強いタフガード素材を採用し、デザイン性と機能性を高く両立したシリーズです。

重さは1,220gと、牛革よりも軽いのも魅力です。

  • 傷つきにくい素材を選びたい
  • 軽さと丈夫さのバランスを重視する
  • アトリエシリーズの装飾デザインが好き
  • 個性的なランドセルを選びたい
  • 扱いやすい素材を重視したい

価格は85,000円です。

ヌメ革(高級ライン)

ヌメ革は革好きの家庭に根強い人気があり、2025年度でも120,000円の上位ラインとして販売されています。

  • 革のエイジングを楽しみたい
  • とことん素材にこだわりたい
  • シンプルで飽きのこないデザインが良い
  • 6年間で深い味わいを育てたい
  • 長期的に丈夫なランドセルを選びたい

重さは1,440gで、革本来の質感をしっかり感じられる素材です。

コードバン(最高級ライン)

コードバンは土屋鞄の最高級素材で、2025年度も上位ラインとして展開されました。

重さは1,490gと重めですが、唯一無二の艶と硬質な質感が魅力です。

  • 最も高級感のあるランドセルを選びたい
  • 耐久性の高い素材を求める
  • 硬質で均一な美しい表面が好み
  • 一生ものの素材に魅力を感じる
  • 落ち着いた色味を選びたい

価格帯は130,000円〜150,000円です。

HERTE(ヘルテ)

HERTEは2025年度でも最上位モデルとして展開され、価格は190,000円

牛革をベースにした重厚感あるデザインで、所有満足度の高いラインです。

  • とにかく最高ランクを選びたい
  • デザイン性と存在感を重視
  • 上質な革素材にこだわりたい
  • ブランドの世界観を重視して選びたい
  • 特別感のあるランドセルを持たせたい

重さは1,480gで高級感は圧倒的です。

2025年度モデルの重さの傾向

2025年度モデルは、素材ごとに重さの差がはっきりしています。

  • 最軽量:クラリーノ 1,130g
  • 軽量帯:アトリエタフガード 1,220g
  • 中間:牛革ハイブリッド 1,290g
  • 標準:牛革 1,340g
  • 重め:ヌメ革 1,440g
  • 最重量:コードバン 1,490g / HERTE 1,480g

軽さを重視するならクラリーノやタフガード、素材の良さを優先するなら牛革・コードバンといった選び方がしやすい年度です。

2025年度モデルの口コミ傾向(良かった点・気になった点)

2025年度モデルの口コミを集約すると、次のような傾向が見られます。

■良かった点

  • クラリーノが軽く、1年生でも持ちやすい
  • 牛革の質感がしっかりしていて高級感がある
  • ハイブリッド素材は軽さと丈夫さのバランスが良い
  • アトリエタフガードは傷が付きにくい
  • 仕立てが丁寧で6年間安心して使えそう

■気になった点

  • 牛革・コードバンはやはり重さを感じる
  • 上位モデルは価格が高め
  • 人気カラーは販売開始直後に完売しやすい
  • ヘルテは高級だが重さが気になるという声も
  • アトリエ系は個性が強く好みが分かれる

全体として、「素材ごとの特徴がより明確に分かれる年度だった」という評価が多い傾向です。

現行モデル(2026年度)との違い

2025年度モデルは、現行の2026年度モデルと比べると、素材構成・軽量化の進み方・新シリーズの位置づけにいくつか違いがあります。

アーカイブとして見比べることで、土屋鞄のランドセルづくりの変化がより分かりやすくなります。

軽量モデルの進化点

2025年度でもクラリーノは1,130gと十分に軽い仕上がりでしたが、2026年度では肩ベルトの形状改善や背あての素材改良により、背負いやすさがさらに向上しています。

  • クラリーノは2026年度でフィット性が改善
  • 牛革系モデルも肩ベルトが柔らかく進化
  • 軽さだけでなく「背負い心地」を高める方向へシフト
  • 2025年度は軽量化の完成に近い年だった
  • 2026年度では軽量+体感負担の軽減がより強化

2025年度は“軽量素材の完成形”に近いラインナップ、2026年度は“体感の軽さ”の向上がテーマになった年度といえます。

シリーズ構成とラインナップの違い

2025年度は素材ラインナップが多く、選択肢の幅が広い年度でした。

一方、2026年度では人気シリーズを中心に構成が整理され、選びやすさが向上しています。

  • 2025年度はクラリーノ〜コードバンまで幅広い構成
  • ハイブリッド素材の存在感が2025年度は特に強い
  • 2026年度はRECOシリーズの拡充により構成がより分かりやすく
  • アトリエシリーズは2026年度でデザイン改善が加わる
  • HERTEは最上位として継続、世界観も強化

2025年度は“多素材で選ぶ”、2026年度は“シリーズごとに世界観で選ぶ”という違いがあります。

デザイン・素材バリエーションの変化

2025年度は素材バリエーションの広さが目立つ一方、2026年度ではカラー構成やステッチデザインが整理され、より統一感のあるラインナップになっています。

  • 2025年度:素材展開が多く、カラー数も比較的豊富
  • 2026年度:人気カラーを中心にラインナップを絞り込み
  • RECOのハイブリッド系は2026年度でカラー統一が進行
  • 牛革は落ち着いた定番カラーが中心に
  • コードバンは色展開がより厳選され、高級感が強調

デザインの大きな方向性としては、「豊富な選択肢 → 洗練された統一ラインへ」と変化しているのが2025年度との違いです。

2025年度モデルはこんな家庭におすすめ

2025年度モデルは、素材展開の広さ・軽量化・価格帯のバランスが良いことから、次のような家庭に向いているアーカイブとして評価できます。

  • 素材ごとの違いを比較しながら選びたい家庭
  • 軽さと丈夫さのバランスを優先したい
  • 牛革の風合いや高級感を大事にしたい家庭
  • 旧年度モデルの価格帯で検討したい
  • 現行モデルとの違いをあらかじめ把握したい家庭

2025年度は“ちょうど良いバランス型”の年度で、軽量モデルから最高級素材まで幅広く比較できるのが魅力です。

まとめ|2025年度は“軽量化と素材拡張”が大きく進んだ年度

2025年度は、クラリーノ・牛革・ハイブリッド・コードバンまで素材の幅が広がり、機能性の強化も進んだ年度です。

  • クラリーノは1,130gと軽量化が進み、取り回しやすさが向上
  • 牛革は質感と丈夫さを保ちながら、シリーズ別の選び分けがしやすい
  • ハイブリッド素材は軽さと耐久性の両立で選択肢が拡大
  • アトリエタフガードの登場で新たな選び方が加わった
  • HERTEは上位ラインとして存在感を強めた

2026年度以降は設計面の改善やライン整理が進んでいますが、2025年度は「素材の幅広さ・シリーズの多様性」という点で明確な魅力があります。

現行モデルもあわせて比較したい人は、下記の最新モデル一覧も参考にしてください。

土屋鞄ランドセルの最新モデル一覧はこちら

他の年度モデルもチェックする

土屋鞄ランドセルは年度ごとに素材構成や価格帯、デザインの傾向が少しずつ変わります。

比較して選びたい人は、他年度のモデルもあわせて確認しておくと判断がしやすくなります。


ランドセル専門監修者 長谷川弘幸(イラスト)
監修者
長谷川 弘幸
ランドセルの通知表編集部の監修者。2012年からランドセル業界の取材・記事監修を担当。
展示会レポート、ブランドインタビュー、購入レビュー等実績多数。