土屋鞄ランドセル 2024年度モデル一覧|HERTE(ヘルテ)登場の年|価格・重さまとめ

土屋鞄 2024年度ランドセル一覧(価格・重さ・素材)

土屋鞄ランドセルの2024年度モデルは、ハイブリッド構造のラインが充実し、さらに新シリーズ「HERTE(ヘルテ)」が登場した年です。

クラリーノ系は1,160gの軽量仕様を維持しつつ選びやすい構成で、牛革は質感を残しながら軽さも両立するシリーズが増えました。

コードバンは複数ラインで展開され、高級感を重視した選び方もしやすい構成が継続しています。

このページでは、2024年度に販売されていた全モデルの価格・重さ・素材を一覧で整理し、現行モデル(2026年度)との差も含めて解説しています。

2024年度モデルのラインナップ概要

2024年度の土屋鞄ランドセルは、クラリーノ・牛革・コードバン・ヌメ革に加え、軽量化を意識した「RECO牛革ハイブリッド」「アトリエ牛革ハイブリッド」が引き続き展開された年度です。

さらに新シリーズ「HERTE(ヘルテ)」が登場し、デザイン性と上質感を両立したプレミアムラインが加わりました。

クラリーノ系は軽さと扱いやすさを重視したスタンダードライン。

牛革系は定番の4シリーズ(ベーシック/プラス/プレミアム/アンティーク)に加え、負担を軽減したハイブリッド構造が選択肢として広がっています。

コードバンは3シリーズ構成で、高級素材を求める家庭向けに継続展開。

素材ごとの違いが分かりやすく整理されており、2026年度モデルとの比較にも使いやすい体系になっています。

2024年度モデル一覧(価格・重さ・素材)

名称 税込価格 重さ 素材
ベーシックカラー クラリーノ・エフ 65,000円 1,160g クラリーノエフ
ベーシックカラープラス クラリーノ・エフ 66,000円 1,160g クラリーノエフ
プレミアムカラー クラリーノ・エフ 70,000円 1,160g クラリーノエフ
ベーシックカラー 牛革 75,000円 1,390g 牛革
ベーシックカラープラス 牛革 76,000円 1,390g 牛革
プレミアムカラー 牛革 80,000円 1,390g 牛革
アンティークモデル 牛革 83,000円 1,390g 牛革
RECOベーシック牛革ハイブリッド 83,000円 1,290g 牛革
RECOプレミアム牛革ハイブリッド 84,000円 1,290g 牛革
アトリエ牛革ハイブリッド 85,000円 1,290g 牛革
ヌメ革 120,000円 1,440g ヌメ革
ベーシックカラー コードバン 130,000円 1,490g コードバン
プレミアムカラー コードバン 140,000円 1,490g コードバン
アンティークモデル コードバン 150,000円 1,490g コードバン
NEW!
HERTE(ヘルテ)
190,000円 1,485g 牛革

2024年度モデルの素材・仕様の特徴

クラリーノ(クラリーノ・エフ)モデル

2024年度のクラリーノモデルは「ベーシックカラー」「ベーシックカラープラス」「プレミアムカラー」の三構成。

いずれも1,160gの軽量設計で、扱いやすさと発色の良さが魅力です。汚れに強く、初めてのランドセル選びでも選択しやすいシリーズです。

牛革(ベーシック/プラス/プレミアム/アンティーク)

牛革モデルは1,390g前後のしっかりした重さがあり、革の質感と耐久性を重視したい家庭に向いています。

「ベーシック」「プラス」は選びやすい構成で、「プレミアム」「アンティーク」は色味と仕上げが豊富で、革の深みを楽しみたい家庭に人気です。

RECO牛革ハイブリッド

RECOは2024年度も継続展開され、1,290gと軽量でありながら牛革の質感を楽しめるラインです。

「ベーシック」「プレミアム」で構成され、耐久性と軽さのバランスに優れています。牛革を使いたいが重さを抑えたい家庭に向いています。

アトリエ牛革ハイブリッド

アトリエ牛革ハイブリッドは、装飾性のあるアトリエシリーズにハイブリッド構造を採用したモデルで、1,290gの軽量仕様が特徴です。

こだわりのステッチ・デザインを楽しみつつ、負担を軽減したい家庭に適しています。

ヌメ革モデル

ヌメ革は120,000円、1,440gのしっかりした重さで、天然革ならではの経年変化を楽しめるシリーズです。

使い込むほど色艶が深まり、6年間で大きく表情が変わるため、革の育ちを楽しみたい家庭に向いています。

コードバン(ベーシック/プレミアム/アンティーク)

コードバンは1,490gの重厚なシリーズで、高級感・耐久性ともに最上位。

仕上げの違いで3シリーズ展開されており、素材の魅力を最大限楽しみたい家庭に選ばれていました。

HERTE(ヘルテ)【NEW!】

2024年度に新登場したのが「HERTE(ヘルテ)」。

牛革を使用しつつ1,485gに抑えたプレミアムラインで、立体感のあるデザインと上質な仕立てが特徴です。

高級ラインを求める家庭に向けた、新しい選択肢となっています。

2024年度モデルのデザイン・カラー傾向

2024年度のデザイン傾向は、クラリーノ・牛革ともに落ち着いた定番カラーが中心で、上品でクラシックな雰囲気が強い年度です。

牛革ハイブリッドシリーズは軽量化を重視しつつカラーバリエーションも整っており、選びやすくバランスの良い構成になっています。

コードバン・ヌメ革は例年通り深みのある色味が人気で、素材ごとの個性がより明確に分かれるラインナップでした。

2024年度の重さ・サイズの傾向

2024年度モデルは、素材ごとに重さの差がはっきりしている年度です。

クラリーノ系は1,160gと軽量で、小柄な子どもでも扱いやすい設計です。

牛革モデルは1,390g前後としっかりした重さがあり、革の質感や耐久性を重視したい家庭向けです。

一方で「RECO牛革ハイブリッド」「アトリエ牛革ハイブリッド」は1,290gに抑えられ、牛革モデルの重さを軽減したい家庭に選びやすいラインになっています。

コードバンは1,490g、ヌメ革は1,440gと重量があるものの、高級感や経年変化の魅力が強く、素材の良さを重視する家庭に支持されていました。

2024年度の口コミ傾向(良かった点・気になった点)

2024年度モデルの口コミでは、次のような傾向が多く見られました。

良かった点

  • 牛革ハイブリッドが軽くて背負いやすく、質感も良い
  • クラリーノ系がとても軽く、1年生でも安心して使える
  • シンプルで落ち着いたデザインが使いやすい
  • カラーラインが定番中心で選びやすい
  • HERTEのデザイン性と高級感が魅力的という声が多い

気になった点

  • コードバン・ヌメ革は重さが気になる家庭もある
  • 牛革モデルはシリーズが多く、違いが分かりにくいという声がある
  • ハイブリッドモデルと通常牛革モデルの見分けがつきにくい場合がある

現行モデル(2026年度)との違い

2024年度は「ハイブリッド革の普及」と「HERTE登場」によってラインナップが広がった年度であり、現行モデル(2026年度)と比較すると、次のような違いがあります。

ラインナップ構成の違い

2024年度はクラリーノ・牛革・コードバン・ヌメ革に加えて、牛革を軽量化した「RECOハイブリッド」「アトリエハイブリッド」など、多彩なシリーズが並ぶ構成でした。

2026年度はシリーズが整理され、「オリジナルモデル牛革」「RECO牛革ハイブリッド」「アトリエタフガード」「コードバン」など、より分かりやすい体系に再構築されています。

軽量モデルの進化・素材バリエーションの違い

2024年度時点ではハイブリッドモデルは主に牛革ベースでしたが、2026年度は軽量性と耐久性を兼ね備えた「アトリエタフガード」など、素材の幅がさらに広がっています。

また、牛革の重さは2024年度よりも軽量化が進み、現行モデルはより負担の少ない構造が増えています。

価格帯・デザイン傾向の変化

2024年度はクラシック&定番カラー中心のラインナップで、質感のよさや落ち着いた雰囲気が重視されていました。

2026年度はシリーズの整理によってデザインの統一感が強まり、どの素材でも現代的でシンプルな印象がより際立つ構成になっています。

2024年度モデルはこんな家庭におすすめ

2024年度モデルは、次のような家庭に向いています。

  • 革の質感を楽しみたいが、できるだけ軽さも優先したい家庭
  • 定番色・落ち着いた色味で長く使えるランドセルを選びたい家庭
  • クラリーノ・牛革・コードバンなど複数素材を比較したい家庭
  • 高級ラインや上質感のあるデザインを検討している家庭
  • ハイブリッド素材(1,290g)を中心に検討したい家庭

まとめ|2024年度は“ハイブリッド+高級ラインが充実した転換期”

2024年度の土屋鞄ランドセルは、牛革ハイブリッドの選択肢が広がり、素材バリエーションが大きく充実した年です。

さらに高級ライン「HERTE」が登場し、デザイン性と上質感を求める家庭に新しい選択肢が加わりました。

ラインナップの幅が広い年度のため、現行モデルとの違いを比較しながら選びたい家庭にとって参考になります。

土屋鞄ランドセルの最新モデル一覧はこちら

他の年度モデルもチェックする

土屋鞄ランドセルは年度ごとに素材構成や価格帯、デザインの傾向が少しずつ変わります。

比較して選びたい人は、他年度のモデルもあわせて確認しておくと判断がしやすくなります。


ランドセル専門監修者 長谷川弘幸(イラスト)
監修者
長谷川 弘幸
ランドセルの通知表編集部の監修者。2012年からランドセル業界の取材・記事監修を担当。
展示会レポート、ブランドインタビュー、購入レビュー等実績多数。