黒川鞄ランドセル2024年度モデル一覧|特徴・素材・口コミまとめ【アーカイブ保存版】

黒川鞄 2024年度ランドセル一覧(軽量モデルとコードバン価格帯)

黒川鞄工房の2024年度ランドセルは、「軽量化」と「革の質感の向上」が進み、クラリーノ・牛革・コードバンすべてで背負いやすさが大幅に向上した年度です。

キューブ型と学習院型の両方が揃っており、収納力・見た目・素材など、家庭のこだわりに合わせて選べる幅が広いのが特徴です。

この記事では、2024年度モデルのラインナップを一覧で確認できるようにまとめ、素材ごとの特徴・重さの違い・口コミなどを分かりやすく整理しています。

2027年度モデルとの違いを知りたい方や、過去モデルの比較をしたい方にも役立つ内容になっています。

2024年度モデルの特徴と全体傾向

2024年度の黒川鞄工房は、クラリーノ・牛革・コードバンの3素材を軸に「キューブ型」と「学習院型」をバランスよく展開した年度でした。

特に牛革・コードバンは軽量化が進み、1,500g前後で仕上げたモデルが多いのが特徴。

高級素材でも背負いやすく、耐久性と仕立ての美しさを両立したラインナップでした。

2024年度は全体的に「上質さ」と「機能的軽量化」の両立が強く、職人系ブランドらしい落ち着いたカラー展開も多くみられました。

シリーズ展開の特徴

  • クラリーノ:軽さを重視したキューブ型中心
  • スムース牛革:定番人気シリーズでキューブ型・学習院型を展開
  • シボ牛革:高級感のあるシボ加工が特徴、軽量モデルも豊富
  • コードバン:重厚で高級感ある仕上がり(軽量化モデル多数)
  • ブライドル:男の子向け唯一のシリーズで耐久性が高い

2024年度は「軽い牛革」「扱いやすいコードバン」を選ぶ家庭が多い年度でした。

素材ラインナップの傾向

  • クラリーノ:1,280gの最軽量クラス
  • 牛革:1,480〜1,500g台で扱いやすい重さ
  • コードバン:1,500g〜1,640g台の重厚ライン
  • ブライドル:英国産の堅牢な牛革を採用

素材ごとの違いが明確で、選びやすい構成になっていました。

形状(キューブ型・学習院型)の構成

2024年度はキューブ型が充実しており、クラリーノからコードバンまで幅広く展開。

学習院型も軽量シリーズを中心に根強い人気があり、背負いやすさと容量を重視した構成でした。

2024年度モデル一覧(クラリーノ・牛革・コードバン)

黒川鞄工房のランドセルは「ブライドル」のみ男の子向けで、それ以外は男女兼用モデルとして展開されています。

重さは多少前後する場合があるため、あくまで目安として参考にしてください。

※完売表記は除外したアーカイブ一覧です

名称 税込価格 重さ 素材
軽量クラリーノFキューブ型 68,000円 1,280g クラリーノエフ
スムース牛革キューブ型 78,000円 1,480g 牛革
シボ牛革キューブ型 88,000円 1,480g 牛革
スムース牛革学習院型軽量 88,000円 1,500g 牛革
シボ牛革学習院型軽量 98,000円 1,500g 牛革
コードバンキューブ型 98,000円 1,500g コードバン
コードバン学習院型軽量 128,000円 1,520g コードバン
コードバン学習院型本革 158,000円 1,640g コードバン
コードバン〈艶あり〉 198,000円 1,640g コードバン
ブライドル 198,000円 1,640g 英国産牛革
長冠鞄コードバン 298,000円 1,680g コードバン
総コードバン 398,000円 1,780g コードバン

2024年度モデルの重さと背負いやすさ

2024年度の黒川鞄は、すべての素材で「軽量化」が明確に進んだ年度です。

特にクラリーノは1,280g、牛革は1,480〜1,500g、コードバンでも1,500~1,640gと、素材基準で見ても非常に軽量化されています。

重さと背負い心地は以下の傾向が見られました。

  • ◎ クラリーノ:最も軽く、1年生の負担が少ない
  • ◎ 牛革:重さと耐久性のバランスが良く、背負いやすさの評価が高い
  • ◎ コードバン:重厚だが、背中のクッション性が高いため実重量より軽く感じるとの口コミ多数
  • ◎ 肩ベルトの厚み・フィット感が非常に良く、小柄な子でも背負いやすい

黒川鞄の「立ち上がり背カン」は2024年度も継続採用され、肩・背中の密着度が高く、長時間の通学でも疲れにくい構造となっています。

2024年度モデルの形状比較(キューブ型と学習院型)

2024年度は、形状の選択肢が多く、どちらの形もバランスよく用意されている年度です。

キューブ型(大容量×コンパクト)

  • ◎ 外寸を抑えつつ、内寸はしっかり広い
  • ◎ 型崩れしにくい構造で6年間使いやすい
  • ◎ 現代的なスクエアのフォルムで上品な印象

学習院型(クラシック×王道デザイン)

  • ◎ 丸みのある伝統的なフォルム
  • ◎ コードバンの質感が最も映える形状
  • ◎ 本革派の家庭から安定した人気

両方の型が同年度にしっかり展開されていたため、「容量重視」か「デザイン重視」かで選び分けやすいのが2024年度の魅力です。

2024年度モデルの口コミまとめ

2024年度モデルを実際に使った家庭の口コミをまとめると、以下の傾向が見られました。

良かった点(ポジティブな声)

  • 革の質感がとても良く、写真以上に高級感がある
  • 1,480〜1,500gでも「軽く感じる」との声が多い
  • シボ革は傷が目立ちにくく、扱いやすい
  • キューブ型は収納量が多く、荷物が多い日でも安心
  • 背負い心地がとても良く、肩ベルトのフィット感を評価する声が多数

気になった点(ネガティブな声)

  • コードバンはやや重ためで、体格によって負担が出ることも
  • クラリーノは軽い反面、革の質感を求める家庭には物足りない場合あり
  • シンプルな内装デザインは好みが分かれる

総評:2024年度は「軽さと質感のバランス」が高評価

2024年度は、すべての素材で軽量化が進んだことで、背負いやすさ・扱いやすさの評価が特に高い年でした。

革の質感の美しさや縫製の丁寧さも好評で、総じて「質と使いやすさのバランスが良い年度」と言えます。

2024年度モデルと現行モデル(2027年度)の違い

最新の2027年度モデルと比較すると、2024年度モデルは次のような特徴があります。

  • ◎ 2024年度は「軽量クラリーノFキューブ型」など、名称にも軽量性を打ち出したモデルが多い
  • ◎ 2027年度はクラリーノR®︎F・シボ牛革・コードバンといった素材体系と価格帯がより整理されている
  • ◎ 2024年度は牛革・コードバンが現行より手頃な価格帯で購入できた
  • ◎ 2027年度はコードバン・長冠鞄・総コードバンなどプレミアム帯の価格が一段階アップしている

2024年度は、すでにキューブ型と学習院型が併存しつつ、「軽量クラリーノFキューブ型」「牛革学習院型軽量」など“軽さ”を前面に出したラインナップが特徴の年です。

一方2027年度は、クラリーノR®︎F・シボ牛革・コードバン・ブライドル・長冠鞄・総コードバンといった素材別のポジションと価格帯が明確になり、最上位クラスほどプレミアム価格へシフトしています。

特に牛革・コードバンに関しては、2024年度の方が同等グレードを比較的抑えた価格で購入できた時期と言え、過去モデルとの価格差を確認するうえで参考になる年度です。

2024年度モデルはこんな家庭におすすめ

2024年度の黒川鞄ランドセルは、次のような家庭に向いています。

  • ◎ 軽さと素材の質をどちらも重視したい
  • ◎ 革の質感がしっかりしたランドセルが欲しい
  • ◎ 学習院型・キューブ型の両方を比較したい
  • ◎ コードバンをできるだけ手頃に購入したい
  • ◎ 6年間使っても型崩れしにくいモデルを探している

まとめ|2024年度は軽量×クラシックが際立つ人気ラインナップ

2024年度の黒川鞄ランドセルは、軽量化が進みつつ、革の質感や仕立ての美しさをしっかり残したバランスの良い年度です。

クラリーノ・牛革・コードバンすべてに軽量モデルがそろっており、扱いやすさと高級感の両方を求める家庭に適したラインナップとなっています。

上質な素材・丁寧な仕立て・背負いやすい構造がそろっているため、2024年度モデルは今後も比較の基準として価値のある年度と言えます。

黒川鞄ランドセルの最新モデル一覧はこちら

他の年度モデルもチェックする

黒川鞄ランドセルは年度ごとに仕様・価格・素材の傾向が少しずつ変わります。

比較して選びたい人は、過去年度のモデルもあわせて確認するのがおすすめです。


ランドセル専門監修者 長谷川弘幸(イラスト)
監修者
長谷川 弘幸
ランドセルの通知表編集部の監修者。2012年からランドセル業界の取材・記事監修を担当。
展示会レポート、ブランドインタビュー、購入レビュー等実績多数。