ランドネットは、主に投資用不動産の売買や賃貸管理を取り扱っている不動産会社です。
首都圏・関西圏の中古ワンルームマンションを中心とした不動産の売却、購入、投資、賃貸管理、リフォームの5つの事業を行っています。
このページでは、
- ランドネットが不動産投資に強い理由は?
- ランドネットの信頼性は?
- ランドネットはどんな人におすすめなの?
という点について詳しく解説します。ランドネットは投資用不動産の売買と得意としています。
住居用マンションの売却を検討している人は、以下のページの解説を参考にしてみてください。
ランドネットの企業情報
ランドネットは、東京都豊島区に本社を置く、主に投資用不動産を数多く取り扱う不動産会社です。
1999年9月、東京都豊島区東池袋で不動産の販売、仲介及び賃貸管理等を目的として設立されました。
会社名 | 株式会社ランドネット |
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本社 | 〒171-0022 東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋 7階 |
代表者 | 榮 章博 |
資本 | 1億円 |
設立 | 1999年9月29日 |
従業員数 | 403名(2019年7月時点) |
事業内容 |
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許認可 |
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主な加盟団体 | (公社)全日本不動産協会 (公社)不動産保証協会 (公社)東日本不動産流通機構 (公社)日本賃貸住宅管理協会 (一社)不動産証券化協会 準会員 |
公式HP | https://landnet.co.jp/ |
ランドネットの対応地域・支店情報
ランドネットは東京都豊島区の本社の他に、横浜支店、関西支店があります。
支店 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
横浜 | 神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 横浜天理ビル10階 | 045-313-9009 |
大阪 | 大阪府大阪市北区梅田1-11-4 大阪駅前第4ビル5階 | 06-6343-0305 |
また、2013年には台湾と香港に現地法人を設立。海外向けにも不動産売買事業を展開しています。
主なエリアは首都圏、関西圏が中心ですが、依頼があれば北海道から沖縄まで全国の物件に対応しています。
実際に、同社のホームページでは投資用物件・居住用物件にかかわらず全国各地の物件が掲載されています。
ランドネットの信頼性は?
ランドネットは創業から20年以上となり、現在の従業員数は2020年1月時点で400名、2019年度の年間の売上高は301.5億円となっています。
2014年度の売上高は30.8億円となっていますので、5年で売上がおよそ10倍に増加したことになります。
ランドネットの1ヶ月あたりの売買契約件数は307件(2019年度)、これまでの累計取引実績は全国で1万件以上となっています。
ランドネットはこれらの取引情報をデータベース化し、不動産業界の中でもいち早くIT化を進めてきた企業です。
不動産を売買するうえで、とても重要なのは実際の取引情報です。
実際の取引情報を知ることによって不動産の適正な価値を知ることができ、売主も買主も適正な価格で不動産売買を行うことができます。
データを豊富に持っていることはランドネットの強みであり、それが顧客の信頼性を生み、多くの取引実績につながっていると言えるでしょう。
ランドネットの事業内容
ランドネットでは、投資用不動産の売買・仲介を中心に賃貸管理、リフォーム・リノベーションなど不動産に関する様々な事業を行っています。
ここでは不動産の売却に関係する事業を中心に、ランドネットの事業内容や特徴について解説します。
不動産投資に関する内容は、この後の「ランドネットが不動産投資に強い理由は?」でまとめています。
さまざまな物件の売却に対応
ランドネットが扱う物件で最も多いのは投資用の中古ワンルームマンションですが、それ以外にも多種多様な物件に対応しています。
ランドネットで取り扱う物件の一例としては、
- 1棟マンション
- アパート
- 商業ビル
- 一戸建て
- 区分マンション
- 土地
- ホテル
- 事務所、店舗
- 駐車場
など、物件種別に関わらず、あらゆる不動産の売却に対応しています。
また、居住用物件や投資用物件、売主居住中、賃貸中、空き家など、居住形態も問わず取り扱っていますので、それぞれの用途に合わせた売却サポートをしてくれます。
エリアについても全国対応で、地方に住んでいて東京に行くのが難しい人については、指定した場所までランドネットの担当者が出向いてくれます。
査定がスピーディ
ランドネットは全国で1万件越える取引実績と独自のデータベースがあるため、即日査定ができます。
査定が早ければ、実際にランドネットへ売却を依頼するかどうかを素早く判断することができますし、売却に向けた次のステップへ進むスピードが早くなります。
また、ランドネットで不動産を売却する場合は、仲介か買取かを選ぶことができます。
買取の場合であれば契約・決済までの日数が少なくて済み、早期に現金化できます。
業者による買取のメリットデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。早期に現金化したい人は、デメリットについてもしっかり理解しておきましょう。
売却困難物件でも相談可
一般的に売却が難しいと言われているのは、
- 室内で人が亡くなるなどした事件物件、事故物件
- 売却する価格よりも債務の方が多い債務超過案件(任意売却)
- アパートなどの賃貸物件で賃料等が滞っている滞納物件
- 借地(賃借権・地上権)
- 旧耐震物件(建築確認が昭和56年5月31日以前)
- 老朽化した物件
などです。
このような物件の場合、調査や関係者との交渉に時間がかかってしまったり、市場での需要が少ないために不動産業者によって断られる場合もあります。
ランドネットではこれらに該当する物件でも対応してくれるのでので、他の不動産業者に断られた場合でも、ランドネットへ相談してみてください。
リースバックにも対応
現在の自宅を売却しても引っ越しをすることなくそのまま住み続けられるのがリースバックです。
リースバックは引っ越しをせずに老後資金を確保したい人、相続を考え今のうちに自宅を売りたいが住み慣れた場所から離れたくない人などにおすすめの売却方法です。
自宅を売却して代金を受け取り、新たに賃貸借契約を締結することで賃貸住宅として住み続けられるリースバックは、高齢化が進んでいる日本で需要が高まっています。
ランドネットのリースバックなら、直接ランドネットが買主になるため仲介手数料が不要、自社買取なので決済もスピーディです。
また、住み替え先が決まっている場合は、短期間の賃貸借契約にも柔軟に対応してくれます。
リースバックの買取価格の目安や、賃貸住宅として住み続ける際の家賃相場については、以下の記事で解説しているので、検討している人はぜひ参考にしてみてください。
ランドネットが不動産投資に強い理由は?
ランドネットは、特に投資用中古ワンルームマンションの売買に強い会社です。
なぜランドネットが不動産投資に強いのか、その理由とランドネットが行っている独自のサービスについて詳しく解説します。
無料セミナーを随時開催
ランドネットでは無料の不動産投資セミナーを随時開催しています。
セミナー会場は東京本社や関西支店などですが、最近はオンラインでのセミナーも開催しており、気軽に不動産投資のノウハウを学ぶことができます。
不動産投資の初心者から、すでに投資物件を複数戸所有している上級者まで、自分に合ったセミナーを選んで参加することができ、どのセミナーもすべて無料で受けられます。
セミナーに参加者してるのはどんな人?
ランドネットのセミナーに参加しているのは、約8割が一般的な会社員の人たちです。
過去2年間でセミナーに参加した人の年収層で最も多かったのが年収500~700万円の人たちで約4割。
年齢層では30代、40代が約5割を占めています。(※いずれもランドネット調べ)
参加する人はほとんどが不動産投資の初心者なので、興味がある人はセミナーに申し込むところから始めてみてください。
「ダイレクトワンルーム」という販売システム
ダイレクトワンルームとは、ランドネットが仕入れた投資物件(中古ワンルームマンション等)を、一般の人に直接販売するシステムです。
中間に業者が介在しないため、買主は仲介手数料やマージンがかからずリーズナブルに物件を購入することができます。
ランドネットでは毎月80件以上の新規物件を仕入れており、膨大な物件情報の中から自分に合った物件をしっかり選ぶことができます。
このシステムは宅地建物業者であるランドネットが売主の為、購入してから2年間、建物や賃貸の不具合について保証が受けられます。
また、購入時には有利な条件で利用できる提携ローンが使えたり、購入後もランドネットが責任を持って賃貸管理を行ってくれます。
不動産クラウドファンディングを実施
ランドネットでは不動産クラウドファンディングも行っています。
不動産投資にはある程度まとまった資金が必要ですが、ランドネットの不動産クラウドファンディングでは最低出資額を一口1万円という低価格に設定しています。
賃貸事業や不動産の売却等で得た収益を投資家に配当する事業(不動産特定共同事業)になります。
不動産投資に不安がある人やまとまった資金が用意できない人にとって、少ない金額で投資できる不動産クラウドファンディングはとても嬉しいサービスです。
入居率の高さ
ランドネットでは築30年以上の物件から新築物件まで幅広い物件を管理しています。
ランドネットの管理物件は全国で4,800戸を超え、その入居率は4年連続で98%以上を達成しています(2016年~2019年)。
ランドネットのデメリットは?
ランドネットのデメリットは投資用物件以外の物件の扱いが少ない点です。
本記事執筆時、同社のホームページに掲載されている投資用物件の数は815件、住まい用物件の数は187件となっています。
不動産会社にはそれぞれに得意な分野があり、ランドネットはどちらかと言うと投資物件の売却に強い会社です。
住居用マンションの売却を検討している人は、こちらのケース別ポイントを業者選びの参考にしてみてください。
主要都市での売却ならSRE不動産もおすすめ
関東首都圏や大阪、京都などの主要都市に住んでいる人限定となりますが、ソニーグループの「SRE不動産」もおすすめです。
理由は、SRE不動産が「両手仲介」をしないと明言している会社だからです。
他のページでも解説しましたが、「両手仲介」をしている仲介業者と契約してしまうと、本来の相場価格よりも安い売却価格になってしまう可能性があります。
少しでも高く売りたければ、「両手仲介」をしていない業者を探す必要がありますが、今のところ大手で「両手仲介」をしないと明言しているのはSRE不動産だけです。
これは非常に大きなメリットなので、対応地域に住んでる人は、一度SER不動産に相談してみましょう。
※SER不動産の対応地域は、今のところ東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県となります。
ランドネットの口コミ評判(5件)
ヒロオさん/50代男性
10年くらい前に電話営業で投資用の1Rマンションを購入しました。そのときは40代前半で独身でしたし、結婚することもないだろうと思い老後のために購入を決断。
しかし、このたび遅咲きながら結婚することが決まり結婚資金や新居への引っ越し資金など、それなりにまとまったお金が必要となりマンションの売却を決断しました。
立地も良かったおかげで10年前の購入時と比較しても大きく値下がりもしておらず同額程度での売却が可能だと思ってました。
しかしマンションを購入した会社は4年ほど前に経営破たんして今は会社すら存在してません。
そこで大手の不動産会社に数社売却の相談をしたのですが、投資物件は買い手が少ない!とか、投資物件は築年数が10年を超える物件は厳しいとマイナス的なことばかり言われました。
ですが、ランドネットだけは違いました。
わたしが所有しているコンパクトサイズの投資マンションは日本で一番得意と営業さんが豪語するだけあり、抱えている投資家の数も他の不動産会社とは桁違いでした。
結果、ホームページなどに物件情報をアップする前に買いたいという人がいるから内見したい!という連絡があり、トントン拍子にその方が購入してくれる運びとなりました。
まさか不動産会社によってここまで対応に違いがでるなんて思ってなかったから、ちょっと驚きでした。
匿名さん/30代男性
投資マンションの売却ならランドネット!というのは、われわれ投資仲間では常識です。
だからわたしが所有してる神奈川の投資マンションを売却するときも迷わずランドネットに依頼。
投資仲間からも評判が高かったマンションだっただけにすぐに買いたいという人がみつかりました。
普通にマンションを売却する場合はどうか知りませんけど、投資マンションとして売却したい場合だったり、投資マンションとしても売れるかも?って思ってるマンションだったら一度はランドネットに相談してみると良いと思います。
サシカワさん/30代女性
25歳のとき将来を見据えて投資目的でコンパクトマンションを都内で購入しました。その後も入居者に恵まれ不動産投資としては成功していました。
この調子で10年おきに1棟ずつ投資用マンションを購入していくのが目標だったのですが、今回なぜか結婚してしまうことになりました(笑)
これが大きく私の人生設計を狂わせることに。彼はわたしがマンションを所有していることには感心を持ってなかったようですが、彼の親はそうじゃありませんでした。
彼の親から不動産投資なんて、そんな危ないモノに手をだしちゃダメ!と激しく反対され、借金が増えないうちに売ってしまいなさい!と半ば強引にマンションの売却をさせられました。
そのときお世話になったのがランドネット社です。
これまでずっと入居者がいて、空き部屋の時期もほとんどなく投資物件としては100点満点のマンションです。そりゃすぐに買い手も付きます。ランドネットの社員の方も手放すのは持ったない優良物件だと言ってくれました。
なんか人生の楽しみを奪われたような気持ちになりしばらく落ち込みましたが、そんな彼を選んだのも自分なので仕方ないですね。
投資マンションを吟味するように、結婚相手もしっかり吟味してから決めれば良かったとちょっとだけ後悔してます(笑)
匿名さん40代男性
マンション売却を検討しているとき、インターネットで偶然ランドネットの広告を目にして、売却相談をしたことがありました。
印象としては、営業さんの圧力が凄かったことと、査定金額が他社よりも低かったことくらいです。ただ、後になってわかったことですが、買取り査定だったから他社よりも安かったのだと思います。
当時は不動産を売るなんて初めてのことでしたから、わたしも知識不足だったことは否めません。
それに営業の方があれほどグイグイ来てくれたのも、それだけ売却に自信があったのからかもしれませんし、またいつかマンションを売ることがあるなら、もう一度ランドネットには売却の相談をしてみたいなと思っていますね。
ユミコさん50代女性
投資用として所有していたワンルームマンションを売るとき、友人からランドネットを紹介して頂いたのがご縁でした。
もともとランドネットという会社について詳しくは存じ上げなかったので、インターネットで検索したところ、Googleの口コミを見ると良くない評価がちらほらあり心配に。
疑心暗鬼のまま実際にランドネットさんに不動産を査定していただきましたが、査定金額は可もなく不可もなくという感じでした。
結果Googleの口コミで書かれている内容ほど査定金額も担当の方の態度も酷くはなかったと思いますが、口コミを見て不安になる方も私を含め多いと思いますので、社員の質をもっと高めていただきたいと思ったのが本音でした。
ランドネットはどんな人におすすめか?
今回はランドネットの特徴や業務内容についてまとめました。
ランドネットは投資用中古ワンルームマンションの売買・仲介を中心に、賃貸管理やリフォームなどもすべてワンストップで行い、安心できる不動産投資をサポートしてくれる不動産会社です。
また、種類・用途問わず、どんな不動産でも、全国どこの不動産でも取り扱ってくれるフットワークの良い不動産会社でもあります。
したがってランドネットは、
- 不動産投資をこれから始めたい
- 投資用不動産を売りたい
- 安心して賃貸管理を任せたい
- 地方の物件や特殊な物件を売りたい
などに当てはまる人にはおすすめです。
特に、これから不動産投資を始めたい人にとっては、購入・賃貸管理・リフォーム・売却までを1社で完結できるランドネットは心強く頼りになる不動産会社だと言えるでしょう。
【地域別】おすすめの不動産査定比較サイト
大都市に住んでいる場合
サイト名 | 特徴 |
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SUUMO | 日本最大級の不動産サイトなので、大手仲介との関係も強く、都心部の物件を売るのにも活躍。買い手候補をたくさん見つけて、より良い条件の相手に売却するのがベスト。 |
SRE不動産 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、京都、奈良しか使えないのが弱点だが、片手仲介のみを宣言している不動産業者。対象地域なら一番有利な不動産業者。 |
地方に住んでいる場合
サイト名 | 特徴 |
---|---|
SUUMO | 日本最大級の不動産サイトなので、地方にある地元密着の仲介業者まで幅広くカバーしているのが強み。一戸建てや土地の売却にも対応しているので、地方の顧客層にも強い。 |
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