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50坪の家はいくら?間取り・価格・二世帯住宅の実例を解説

50坪の家


「50坪ってどれくらいの広さ?」「5〜6人家族や二世帯住宅も可能?」「費用はどのくらいかかるの?」

50坪の家は、ゆとりある暮らしを実現しやすいボリューム感があり、二世帯住宅や趣味の部屋を設けたい方にも人気です。

この記事では、50坪の住宅に適した間取り例・価格相場・建て方のコツをわかりやすく解説。

さらに、無料で資料請求できる住宅会社の情報もご紹介します。

将来を見据えて広めの家を建てたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

50坪の家はどれくらい広い?家族構成と間取りの目安

6人家族・二世帯住宅でも余裕の広さ

50坪(≒165㎡)の住宅は、6人家族や二世帯住宅にも対応可能な広さです。

一般的な目安では、延床面積が100㎡を超えると4LDKクラスの間取りが可能。

50坪なら、5LDK〜6LDK+書斎+納戸といった構成も十分に実現できます。

たとえば以下のような家族構成に対応できます:

  • 夫婦+子ども3人+祖父母の6人暮らし(二世帯住宅)
  • 共働き夫婦+3人の子ども+ワークスペースや趣味部屋
  • 夫婦+子ども2人+親を迎える将来設計の住まい

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延床面積と施工面積の違いに注意

住宅の「広さ」を語るうえで重要なのが、延床面積と施工面積の違いです。

  • 延床面積:室内(壁の内側)の面積合計。生活空間として使える面積。
  • 施工面積:ポーチ・バルコニー・吹き抜けなども含んだ面積。

「広告に書かれた50坪」は施工面積ベースの場合もあるため、実際の居住空間=延床面積を確認することが大切です。

【価格相場】50坪の家はいくらで建てられる?

ローコスト住宅の目安(2,200万~2,800万円)

ローコスト系の住宅会社で50坪の家を建てる場合、本体価格は2,000万~2,400万円、外構・付帯工事を含めた総額は2,200万~2,800万円前後が目安です。

代表的な例:

  • アイフルホーム・タマホーム:50坪の4LDK+和室で2,400万円前後
  • アキュラホーム:オプションを抑えた企画住宅で約2,300万円

この価格帯でも、家事動線や収納計画を工夫すれば非常に住みやすい家が実現可能です。

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ハウスメーカーの目安(3,500万~4,500万円)

大手ハウスメーカー(積水ハウス・住友林業・へーベルハウス等)で建てる場合、坪単価が80~100万円を超えることも多く、総額で3,500万~4,500万円程度が目安となります。

この価格帯では:

  • 外壁・屋根材・構造材などのグレードが高い
  • 断熱性・耐震性・防音性なども高性能
  • 間取りの自由度やデザイン性が高く、提案力も◎

「子どもが独立した後も価値が下がらない家を建てたい」という方には特におすすめです。

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坪単価と構造別の価格比較

50坪の家の費用は、構造(平屋/総二階/部分二階/三階建て)によっても変わります。

構造タイプ特徴坪単価の目安
総二階コスト効率が良く最も一般的45〜65万円/坪
部分二階外観や吹き抜けの自由度が高い55〜75万円/坪
平屋広い土地が必要だが、老後も安心65〜90万円/坪
三階建て都市部・狭小地向け、構造強化が必要70〜100万円/坪

同じ50坪でも、建て方によって500万〜1,000万円以上の差が出ることもあります。

50坪で実現できる間取り例(4LDK~6LDK)

総二階・部分二階の実例

50坪の敷地があれば、4LDK~6LDK+収納・書斎などの間取りが十分に実現可能です。

特に総二階(1階と2階の面積が同じ構造)は、コスト効率が高く、シンプルかつバランスの良い設計が可能です。

例えば次のような構成が人気です:

  • 1階:LDK(20帖以上)+和室+水回り
  • 2階:主寝室+子ども部屋3室+ファミリークローゼット

一方、部分二階(吹き抜けやガレージのある構造)では、デザイン性と遊び心を取り入れやすく、外観も個性的になります。

三井ホーム ラングレー

三井ホーム ラングレー間取り図

出典:https://www.mitsuihome.co.jp/home/product/langley/#is-plan

平屋住宅・ビルトインガレージ付き住宅

50坪の延床面積が確保できるなら、平屋住宅も非常に現実的な選択肢です。

平屋の魅力:

  • 生活動線がフラットで将来も安心
  • 家事効率が良く、子育て中や老後も快適
  • 天井高や勾配天井で開放感ある空間演出が可能

さらに、ビルトインガレージや中庭を組み込んだプランも、50坪なら実現可能。愛車を大切にしたい方やアウトドア好きにもおすすめです。

ダイワハウス ジーヴォシグマプレミアム

ダイワハウス ジーヴォシグマプレミアム間取り図

出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/visit/vol120/index.html

完全分離型の二世帯住宅プラン

50坪の建物面積があれば、完全分離型の二世帯住宅(玄関・LDK・水回りを全て分ける)も十分に可能です。

構成例:

  • 1階:親世帯(LDK+寝室+浴室+トイレ)
  • 2階:子世帯(3LDK+水回り+バルコニー)

互いのプライバシーを守りつつ、同じ建物内で暮らすことができるため、高齢の親を迎えるご家庭や共働き夫婦に人気です。

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50坪の家で後悔しないためのポイント

動線・収納・ゾーニングの注意点

50坪の家は広さがある反面、間取りの失敗によって「ムダに広い・使いづらい家」になることもあります。

後悔しないためのポイント:

  • 生活動線を短く・回遊性を持たせる:キッチン→洗面→物干し動線など
  • 収納は集中配置+可変性:ファミリークローゼット・可動棚など
  • 用途別ゾーニング:家族共有エリア/個室/リモートワーク対応スペース

設計段階で「朝・夜・休日」の生活シーンを具体的に想像することが、快適な家づくりの鍵です。

建ぺい率・固定資産税の影響と注意点

50坪の建物を建てる場合、土地側の制限や税金面も事前に確認しておくことが大切です。

  • 建ぺい率・容積率:土地の広さ・形状により建てられる面積が制限される
  • 固定資産税評価額:広さや構造に応じて税額が大きくなる可能性

例)土地60坪×建ぺい率60% → 建築可能面積は36坪 → 2階建てなら延床50坪も可

また、ガレージ・中庭・ロフトなどが多い場合、課税対象かどうかの確認も必要です。

住宅会社に土地相談・税金試算も含めて依頼できると安心です。

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【無料】50坪住宅におすすめのカタログを比較しよう

広い家に強い住宅会社一覧

50坪クラスの住宅を検討するなら、間取り提案力・性能・施工実績に優れた住宅会社の比較が欠かせません。

以下のようなカテゴリ別に、資料請求を行うのが効率的です。

カタログはすべて無料なので、気になった住宅会社のプランを気軽に比較できます。

カタログ請求で得られる情報と比較のコツ

住宅カタログを複数取り寄せると、以下の点で比較検討がスムーズになります:

  1. 実際の間取り例や施工事例が見られる
  2. 価格帯や標準仕様が明記されている
  3. 各社のデザインや構造の考え方がわかる

特に50坪の家では、「広さを活かした設計が得意かどうか」がカギになるため、提案力や設計力に注目しましょう。

まとめ:50坪の家で理想の暮らしを実現するには

50坪の家は、家族構成やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる広さです。

この記事でご紹介したように:

  • 6人家族や二世帯住宅にも余裕で対応できる
  • 価格相場は2,200万〜4,500万円、構造・仕様で差が出る
  • 平屋・二階建て・ビルトインガレージなど自由度が高い
  • 失敗しないためには動線・収納・税金も考慮すべき

まずはカタログを複数社から取り寄せて比較することが、成功する家づくりの第一歩です。

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