大手パワービルダーが建てる新築住宅の評判ランキング

【徹底比較】パワービルダーが建てる新築住宅の評判ランキング

マイホーム計画を立てるとき、パワービルダー系の住宅メーカーと大手ハウスメーカーどちらに依頼するのが良いのか迷っている人も多いのではないでしょうか。

パワービルダーは建売住宅がメインですが、大手ハウスメーカーや工務店と同じように注文住宅を手掛けている会社も少なくありません。

パワービルダー系の住宅会社をランキング式に紹介していきますので、マイホーム計画で悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

パワービルダーとは?ハウスメーカーや工務店との違いを解説

パワービルダーとは、地元だけでなく隣県などでも知名度があるような住宅メーカーのことで、土地分譲開発や建売住宅なども手がけ、年間の建築棟数が多い会社のことをいいます。 

なかには広範囲に営業所を持ち、大手ハウスメーカーに並ぶ経営規模がある会社もあります。

マイホームを検討する際に候補となる「パワービルダー」「ハウスメーカー」「工務店」の違いを分かりやすく表にまとめたので、参考にしてみてください。

パワービルダー ハウスメーカー 工務店
価格 最も安い 普通 安い
間取り
施工品質
営業エリア
土地提案力

このように特徴がそれぞれ異なるため、まずは自分たちが家づくりで何を重視するのか決めておきましょう。

価格を重視するならパワービルダー、間取りを重視するならハウスメーカー、いい土地にマイホームを建てたいなら工務店と言った感じです。

まだ具体的に決まっていない人は、自分たちの予算でどんな間取りの家が建てられそうなのかカタログを取り寄せてチェックしてみましょう。

チェックすることで家づくりで何を重視したいのか見えてくると思います。(※カタログは無料なので複数取り寄せてもOKです)

【全国版】大手パワービルダーランキング

それでは人気のパワービルダーを年間着工数を基にランキング形式で紹介していきます。

ただし、必ずしも人気上位の業者が自分たちに合っているとは限らないので、しっかりと比較してから決めて下さい。

※以下の坪単価は実際に家を建てた人の体験談を参考に独自に算出した数字です
※★評価は技術やサービス内容を元に当サイト独自判断しています

【1位】一建設(はじめ建設)

一建設

坪単価 平均43万円(実質45~50万円)
構造・工法 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級3相当
年間着工数 14,000戸(2017年3月期)
ホームページ https://www.hajime-kensetsu.co.jp/

一建設といえば、パワービルダーの中では日本一の売上げを誇る大手パワービルダーです。ビルダーですので、当然建売分譲がメインなのですが、注文住宅の販売もしています。

間取りプランが決まっている建売分譲や規格住宅であれば、坪単価30万円~という価格設定も可能なのでしょうが、自由設計の注文住宅となれば、某サイトで坪単価40万円超えという見積もりがありました。

ホームページを見るかぎり、耐震性能についてはしっかり記載されているのですが、高気密・高断熱については、ほぼ詳細が記載されておらず、多少不安を感じてしまいます。

一建設おすすめポイント

一建設のおすすめポイントは、建売分譲だけでなく、個別の規格住宅や注文住宅にも対応している商品があることです。

このような地元ビルダー系の住宅会社だと、規格住宅はあっても、自由設計の注文住宅には対応してないことも珍しくありません。

その点、一建設では自由設計の注文住宅にも対応し、なおかつ、25坪980万円~という低予算できるのはおすすめポイントです。

一建設の評判・口コミ

大阪府/30代/男性
               

土地が狭く、形状もいびつだったので他の会社では合うプランがないと断られました。

でも一建設の営業さんが「だったら注文住宅で対応しましょう」と言ってくれ、低予算なのに大丈夫なのかと不安でしたが、そこは坪数を調整するなどして、うまく対応してくれました。

愛知県/40代/男性

建売分譲団地で一建設の家を見学したことがあります。感想としては、価格相応ですかね。

この価格でこんな家を建てることができるんだ!とも思いませんでしたし、この価格でこの家は酷いね!とも思いませんでした。

福岡県/40代/女性

3年前に一建設の分譲住宅を購入した者です。実際に住んでみて、建物に不満などはほとんどありません。

実家が団地だったし、新婚時も賃貸マンションだったし、戸建て住宅に住んだことがないからかもしれませんが、とくに寒いとか、作りが雑だなと思うこともありません。

ただアフターに関しては不満がかなり溜まっています。忙しいのかわかりませんが、とにかくアフターの対応が遅いです。

その点は大きくマイナスポイントですね。

【2位】アーネストワン

アーネストワン

坪単価 平均31万円(実質31~40万円)
構造・工法 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 11,000戸(2017年3月期)
ホームページ https://www.arnest1.co.jp/

大手ビルダーの中でも、一建設と2トップと言われているのが、こちらのアーネストワンです。

分譲建売がメインですが、販売数は年間10,000棟を超えています。一建設より、少し価格も低く設定してあるのか、より低価格な印象を受けます。

2018年3月期も年間売上げ2,900億円、経常利益234億円という数字になっています。東京都に本社を置き、営業拠点は日本全国37都道府県に広がっています。

アーネストワンのおすすめポイント

アーネストワンが選ばれる最大の理由は、低価格の住宅を販売しているからですが、もちろん価格だけでなく、良質な住宅を販売しているからだこそでしょう。

実際、アーネストワンの公式サイトには、耐震等級3という最高レベルを確保してあると記載されています。

しかも耐震だけでなく、制震の技術も融合させた構造になっていてこの価格なので、この耐震技術は評価できます。

ただ残念なのは、一建設同様に高気密・高断熱性能に関しては、ほとんど公式サイトでは確認することができないので、こちらはあまり期待しない方が良いかもしれません。

アーネストワンの評判・口コミ

千葉県/40代/男性

ぼくのように低所得の人にしてみれば、アーネストワンさんのように低価格の家を販売してくれているのは凄く助かります。

とてもじゃないですけど、積水ハウスさんとか住友林業さんのような家は一生かかっても買えません。

そういった意味では、こんな自分でも家族のためにマイホームを買ってあげれたのですから、感謝しかありません。

静岡県/40代/男性

アーネストワンで建売住宅を購入したあとに、過去の耐震強度問題のことを知りました。

営業の人が耐震性能は高いです!と言ってたので、それを信じて購入しただけにショックでした。

だけど、それ以外の部分に関してはとくに不満などは今のところ起こっていません。

兵庫県/30代/男性

分譲建売を契約し、ワクワク気分で物件の引き渡しを向かえました。ただそのワクワクも一瞬で終わりました。

とても引き渡しをするような家ではなく、家の中がホコリまみれだったんです。絶対引き渡し前の清掃なんてしてないでしょ!と怒りたくなるくらい酷かったです。

こちらは3,000万円近い、とても高額な買い物をしているのに、それを理解しているのでしょうか?

【3位】飯田産業

飯田産業

坪単価 平均43万円(実質40~45万円)
構造・工法 オリジナル「I.D.S工法」※木造軸組工法+合板パネル
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 ポリスチレンフォーム断熱材
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 7,100戸(2017年3月期)
ホームページ http://www.iidasangyo.co.jp/

飯田産業も国内大手のパワービルダーです。分譲建売を主体としていますが、注文住宅の販売も手がけており、首都圏を主体に多くの戸建て住宅を販売しています。

ただ注文住宅の販売数は、全体の1割程度とあまり数は多くありません。

やはり低価格を売りにしている分譲建売が得意な住宅会社という見方をしておくのが良いでしょう。

飯田産業のおすすめポイント

一建設、アーネストワンと同じく飯田ホールディングス傘下の住宅会社なのですが、注文住宅に関しては、飯田産業が上位2社より性能が高い家を作っているという印象を受けました。

注目したいのが、オリジナル「I.D.S工法」と断熱材にポリスチレンフォームを使用している点です。

これにより耐震等級3を獲得でき、グラスウールよりも高い断熱性を生みだすことができています。

それともう1点、追加が発生しないよう、最初から住宅づくりに掛かる費用すべて込みの、見積もりを提示してくれることです。

飯田産業の評判・口コミ

東京都/40代/男性

明瞭会計!これにつきます。

他のハウスメーカーとも何社か話をしたけど、どこの会社も図面と見積もりを作成してくれたとき、「あくまでも概算です。このあと費用がまだ掛かると思ってください」的なことを言われました。

でも飯田産業だけは、はっきりと「これが家づくりに掛かる総額です」と言い切ってくれたんです。

これが一番安心できたし、妻と納得して飯田産業にお願いすることにしました。

埼玉県/40代/女性

予算的に考えて、大手ハウスメーカーは無理だと諦めていたので、タマホームさん、レオハウスさんなどのローコスト住宅で主に相談していました。

でもタマホームさんも坪単価25.8万円とはいかず、結局見積もりは坪単価40万円ほどになりました。

そんなとき飯田産業の建売住宅に出会い、土地込みの価格だったので、当初の希望よりも広い家を手に入れることができました。

ローコスト住宅なのでと割り切れば、そんなに不自由はありません。

神奈川県/30代/女性

女性だったからでしょうか、最初から「どうせただの見学だけでしょ」みたいな態度で接客されたことにイラっとしました。

バツイチで母子家庭だけど、看護師をしているので住宅ローンも問題なく通りました。

でも飯田産業では買うのはやめて、ユニバーサルホームさんの建売住宅を買いました。地熱床システムまでついてるので、すごく快適に生活できています。

【4位】新昭和(ウィザースホーム)

新昭和(ウィザースホーム)

坪単価 平均40万円(実質35~45万円)
構造・工法 枠組壁工法(2×4、2×6)
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 硬質ウレタン吹きつけ断熱
耐震性能 耐震等級3相当
年間着工数 1,000戸~
ホームページ https://www.shinshowa.co.jp/

戸建て住宅から分譲マンションまで、手広く販売しているのが国内大手不動産会社「新昭和」です。傘下にはクレバリーホームもあります。

大手不動産「新昭和」が、直接手がけている注文住宅ブランドが「ウィザースホーム」です。

他にも分譲住宅専門「ウィザースガーデン」、リフォーム専門「ウィザースリフォーム」分譲マンション「ウィザースレジデンス」などがあります。

今回はあくまでもビルダーという括りで紹介していますが、グループ企業まで含めると、大手ハウスメーカーに並ぶほどの販売実績があります。

新昭和のおすすめポイント

注文住宅専門「ウィザースホーム」の特徴は、ビルダー系では珍しい2×4や2×6の枠組壁工法を採用している点です。

ビルダー系の多くは、木造軸組の在来工法なのですが、より耐震性と断熱性に優れた枠組壁工法を採用している点は高く評価できます。

枠組壁工法というだけでも、高い断熱性があるのですが、断熱材もグラスウールではなく、発砲ウレタンの吹きつけを採用している点もプラス評価です。

分譲住宅は2×4を採用していて、注文住宅だと2×6が標準仕様となっています。2×4に比べ、2×6の方が耐震性・断熱性ともに優れています。

また住宅商品の数も10種類と多いのですが、こちらは一部商品がクレバリーホームと被っているので、ウィザースホームで建てる場合と、クレバリーホームで同じ商品を建てる場合の見積もりがどうなっているのか気になります。

新昭和の評判・口コミ

東京都/30代/女性

わたしは建築についてはズブの素人ですが、むかし大工の棟梁をしていた父が建築中に見学にきて「あの金額でこの家はすごい!」と絶賛してくれました。

それがすごく嬉しくて、ウィザースホームさんに決めて良かったなと思いました。父いわく「壁の厚みがあり、耐震性も断熱性も問題ない」ということでした。

東京都/40代/男性

ローコストなので断熱性能に疑問を感じ、床暖房をオプションで追加しました。だけど実際に住んでみて、十分な断熱性能があり、床暖房を必要とすることは滅多にありませんね。

床暖房が無駄な出費になりましたが、ほぼほぼ気に入っています。

ただ体験宿泊施設などが近くにあれば、実際に宿泊させてもらうことで、床暖房を追加せずに、余計な出費を抑えることができたかもと考えると少し残念です。

茨城県/20代/女性

外壁タイルが可愛くてウィザースホームに決めたけど、1年もしないでタイルの一部が剥がれ落ちてしまいました。

もちろん無償で補修はしてくれましたけど、やっぱり金額相応なのかなとがっかりでした。

【5位】オープンハウス・アーキテクト

オープンハウス・アーキテクト

坪単価 平均40万円(実質35~45万円)
構造・工法 木造パネル工法
高気密・高断熱性能 ★★★★☆
断熱材 内断熱(グラスウール)、外張り断熱、ハイブリッド断熱
耐震性能 耐震等級1or2相当(※オプションにて耐震等級3も可能)
年間着工数 2,400戸~
ホームページ https://oha.openhouse-group.com/

オープンハウスグループのアーキテクトの営業エリアは、東京都を中心にした1都5県で、年間2,400戸以上も販売しています。

もちろん大半は分譲建売かもしれませんが、注文住宅にもチカラを入れて販売しているのが公式サイトをみればわかります。

オープンハウス・アーキテクトのおすすめポイント

アーキテクトの公式サイトをみれば、次世代省エネ住宅やゼロエネルギー住宅(ZEH)など、省エネ住宅や環境を考えた家づくりをしていることがわかります。

とくに注文住宅では、3つの商品があるのですが、そのうちの2商品はZEH対応住宅になっているほどです。

さらに注目したいのが、断熱工法です。

通常ビルダーの住宅商品といえば、断熱材はグラスウールを使用していることが多いのですが、アーキテクトでは

  • 内断熱(充填断熱工法)
  • 外張断熱
  • ハイブリッド二重断熱
  • 三重断熱

という4つの断熱タイプが用意されています。ここまで多彩な断熱工法を採用しているのは、大手ハウスメーカーでもあまり見かけません。

オープンハウス・アーキテクトの評判・口コミ

埼玉県/20代/男性

ローコスト住宅って耐震性には配慮している会社多いけど、高気密・高断熱住宅なれば、まるっきりダメな会社ばかりなんですよね。

だからローコストで高気密・高断熱の家を建てるのは半分諦めていけたけど、アーキテクトに出会って考えが変わりました。

ローコストでも、こんな高気密・高断熱の良い家が作れるんだと感激です。

神奈川県/30代/男性

プラザ横浜でショールームを見学させてもらいました。感想は良い家だなと素直に思いましたね。

大手の住宅会社でもないのに、あそこまで構法や断熱性能にこだわるのは感心しました。ただ正直にいうと、思っていたよりも価格が高いのが残念でした。

オープンハウスグループということもあり、低価格な家を期待していたのですが、タマホームさんの方と同等の価格帯か、もしくはタマホームさんの方が少し安いかもしれません。

東京都/40代/女性

アーキテクトさんでマイホーム購入の話を進めていましたが、たった2ヶ月半で、担当だった営業さんが2人も退社したことに驚きました。

最初の営業さんは、そこそこ知識も豊富で信頼できそうな人だったのですが、突然退社されたみたいで、引継ぎの担当さんから退社されたことを聞きました。

しかも、その引き継いだ営業さんは新人っぽい方で頼りなく、不安に思っていたのですが、なんとその新人さんっぽい方もすぐに退社されてしまったんです。

さすがにこれには参ってしまい、そこでそれ以上話を進めることはお断りしました。

【地域別】大手パワービルダーの一覧

全国展開しているパワービルダーの他に、特定の地域に強いパワービルダーもいます。

ここでは主要都市別に人気パワービルダーの特徴を紹介するので、住宅会社選びの参考にしてもらえばと思います。

※表の坪単価は実際に家を建てた人の体験談を参考に独自に算出した数字です
※★評価は技術やサービス内容を元に当サイト独自判断しています

東京

繰り返しになりますが、満足するマイホームを建てるためには、パワービルダーが建てる建売住宅と自由に設計できる注文住宅をしっかり比較しておく必要があります。

ちなみに国土交通省が発表している最新(29年度)の新築住宅着工数は、

  • 建売住宅:138,189戸
  • 注文住宅:284,283戸
出典:http://www.mlit.go.jp/common/001219266.pdf

全体の約32%が建売住宅、約68%が注文住宅となっており、間取りを自由に変更できる注文住宅が人気となっています。

注文住宅ならどんなマイホームが建てられるのか、カタログを取り寄せてイメージしながら、パワービルダーの建売住宅と比較すると、自分たちにどちらがあっているのか見えてくると思います。

ポラスグループ

ポラスグループ

坪単価 50万円(実質35~65万円)※
構造・工法 木造軸組工法、木造ツーバイシックス工法
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級3相当
年間着工数 約3,000棟(2019年度)
ホームページ https://www.polus.co.jp/

※ポラスグループは複数の住宅会社があるので、坪単価の幅が広い

アイダ設計

アイダ設計

坪単価 坪単価40万円(実質35~45万円)
構造・工法 木造軸組
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール、ウレタンフォーム
耐震性能 耐震等級3相当
年間着工数 約2,700棟(2017年度)
ホームページ https://www.aidagroup.co.jp/ 

ケイアイスター不動産

ケイアイスター不動産

坪単価 55万円(実質45~60万円)
構造・工法 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 不明
年間着工数 約2,200棟(2018年度)
ホームページ https://ki-group.co.jp/

名古屋

ウッドフレンズ

ウッドフレンズ

坪単価 40万円(実質40~55万円)
構造・工法 高耐震パネル工法
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 ビーズ法ポリスチレンフォーム、グラスウール
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 約1,000棟
ホームページ https://www.woodfriends.jp/

エサキホーム

エサキホーム

坪単価 60万円(実質60~70万円)
構造・工法 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★★☆☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 約600棟
ホームページ https://www.esakihome.co.jp/

東栄住宅

東栄住宅

坪単価 50万円(実質50~60万円)
構造・工法 木造軸組工法、2×4工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール、アクリアマット
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 約5100棟
ホームページ http://www.touei.co.jp/

大阪

ファースト住建

ファースト住建

坪単価 33万円(実質40~55万円)
構造・工法 木造軸組工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 アクリアマット
耐震性能 不明
年間着工数 約1,400棟
ホームページ https://www.f-juken.co.jp/index.html

泉北ホーム

泉北ホーム

坪単価 48万円(実質40~60万円)
構造・工法 2×4、2×6工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 ウレタンフォーム
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 約400棟
ホームページ https://www.senbokuhome.co.jp/

ビーバーハウス

ビーバーハウス

坪単価 60万円(実質60~80万円)
構造・工法 2×4工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 ウレタンフォーム
耐震性能 不明
年間着工数 約150棟
ホームページ https://www.beaverhouse.net/

福岡

昭和建設

昭和建設

坪単価 45万円(実質40~53万円)
構造・工法 木造軸組工法、外張断熱工法
高気密・高断熱性能 ★★★★☆
断熱材 不明
耐震性能 耐震等級2以上
年間着工数 約700棟
ホームページ https://www.showacr.co.jp/

トータテ都市開発九州

トータテ都市開発九州

坪単価 不明
構造・工法 木造軸組工法、2×4工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 グラスウール、ビーズ法ポリスチレンフォーム
耐震性能 不明
年間着工数 50~100棟
ホームページ https://www.totate.com/index.html

西鉄ホーム

ビーバーハウス

坪単価 60万円(実質55~70万円)
構造・工法 2×4工法
高気密・高断熱性能 ★★☆☆☆
断熱材 繊維系断熱材
耐震性能 耐震等級3
年間着工数 約240棟
ホームページ https://nishitetsu-home.com/

札幌

ロゴスホーム

ロゴスホーム

坪単価 50万円(実質50~65万円)
構造・工法 2×4、2×6工法
高気密・高断熱性能 ★★★★☆
断熱材 グラスウール
耐震性能 耐震等級2
年間着工数 約430棟
ホームページ https://www.logoshome.jp/

ジョンソンホームズ

ジョンソンホームズ

坪単価 60万円(実質55~70万円)
構造・工法 2×4、2×6工法
高気密・高断熱性能 ★★★★☆
断熱材 ウレタンフォーム
耐震性能 不明
年間着工数 約300棟
ホームページ https://www.johnsonhome.co.jp/

豊栄建設

豊栄建設

坪単価 50万円(実質45~60万円)
構造・工法 木造軸組、2×6工法
高気密・高断熱性能 ★★★★☆
断熱材 ウレタン断熱パネル
耐震性能 耐震等級3相当
年間着工数 約350棟
ホームページ https://www.hoei999.co.jp/

パワービルダーの建売住宅の特徴

パワービルダーの中には自由設計の注文住宅を販売している会社もあるのですが、売り上げの大半を占めているのが分譲住宅や建売住宅です。

分譲建売ですので、当然土地+建物のセット販売というのがメインになります。

大手ハウスメーカーも土地+建物の建売をしていますが、パワービルダーの最大の特徴は、なんといっても低価格で販売していることです。

パワービルダーのメリット

パワービルダーのメリットして、以下のような点があります。

  • 低価格
  • 立地が良い
  • 実際の家をみて購入できる

低価格

パワービルダーの家はとにかく低価格で購入できるというのが最大のメリットです。

大手ハウスメーカーであれば、4,000万円(建物+土地)ほどする物件が、パワービルダーであれば2,500万~3,000万円で購入できることも珍しくありません。

建売や分譲住宅だけでなく、自由設計の注文住宅にしてもパワービルダーの方が低コストで建てることができます。

大手ハウスメーカーであれば35坪3,000万円ほどしますが、パワービルダーであれば同じ広さの家を1,500万~2,000万円で建てることもできます。

立地が良い

なかなか売りに出ないような好立地の場所でも、パワービルダーであれば大規模な土地開発をするので購入できる場合があります。

また、土地開発することにより、しっかりと区画整理されるので、安心して暮らしやすい環境が整うのも大きなメリットだと思います。

完成した家を見て購入できる

これは建売住宅に限った話になるのですが、すでに住宅が完成している状態で販売されるので、実際の建物を見学して購入できるという強みがあります。

建物がすでに完成しているので、購入後すぐに引っ越しをして住み始めることもできます。

パワービルダーのデメリット

パワービルダーのデメリットして、以下のような点があります。

  • 間取りが決まっている
  • 設備のグレードが低い
  • 個性がない
  • 保証やアフターに不安がある

間取りが決まっている

最大のデメリットとなるのが、建売であるため、自分たちが希望する間取りを作れない点です。

とくに建売であれば、最初から決まった間取りの家を買わなければなりません。

ただし、分譲住宅であれば注文住宅ほどではありませんが、多少間取りの変更に対応してくれる業者もあるので、そこは購入前にしっかりと確認しておくことをおすすめします。

例え変更可能であっても、それらがすべてオプション扱いとなり追加費用が発生します。それなら自由に間取りが決められるローコスト住宅という選択肢も出てきます。

ローコスト住宅のおすすめハウスメーカ-はこちら

設備のグレードが低い

パワービルダーはどうしても薄利多売で利益を出すので、キッチンやトイレなどの設備類が低グレードのものを採用しているケースが多く見受けられます。

なかには既に廃盤となっているような型遅れの設備品を設置しているケースもあるので注意してください。

個性がない

基本的に分譲や建売用に開発した土地というのは、同じ業者が販売しているので、どうしても似たようなつくりの住宅ばかりになってしまいがちです。

せっかくのマイホームだから個性をだしたい、他と違った感じの外観にしたいと考えがあるのであれば、パワービルダーの建売や分譲住宅は合わないと思います。

保証やアフターサービスに不安がある

パワービルダーの保証内容やアフターサービスは、価格が安い分、大手ハウスメーカー程の期待はできません。ほぼ法律で決められている最低限の保証となっているケースが多いです。

建物保証は10年としている業者が多く、これは法律で定められた最低限の保証内容となります。

その他地震保証や白蟻保証なども、ほぼ最低限の期間となっている事が多いです。

低コストで購入できたとしても、その後高額なメンテナンス費用がかかるかもしれないというリスクがある点を理解おいてください。

建売住宅と注文住宅の価格差

スーモで調べてみたところ、建売住宅と注文住宅の購入価格の差は、

  • 建売住宅=平均3,849万円(土地代含む)
  • 注文住宅=平均4,886万円(土地代含む)

このように約1,000万円の差があります。

先ほども言いましたが、建売と注文住宅でも土地代は変わりませんので、建物の価格だけで、約1,000万円の違いがあることになります。

パワービルダーが手がける建売住宅と、ハウスメーカーの注文住宅の性能や品質で、果たして1,000万円もの差があるのか?と言われると疑問ですが、それでも「安かろう!悪かろう」では、話しになりません。

パワービルダーでも、ローコスト住宅でも、大手ハウスメーカーでも同じことですが、

  • 本当に信頼して家づくりを任せることができる会社なのか?
  • 自分たちが希望する家を本当に建てることができる会社なのか?

まずはここを比較検討しなければなりません。

そのためには、なるべくたくさんの会社を比較して、どこが希望に近いかを調べる必要があります。

一口にパワービルダーやハウスメーカーと言っても、会社ごとに得意不得意があります。

だから最初はあまり先入観を持たずに、色々な会社を比較してみる方がよいでしょう。

まずは自分の予算に合った会社のカタログを色々と取り寄せてみて、その中から候補となるところ数社見つけましょう。

その後に、直接会って詳しい話を聞くという流れがおすすめです。

パワービルダーに関する質問

パワービルダーに関して、今回紹介しきれなかった部分や、ネットなどで良く質問されている内容などをまとめてみました。

パワービルダーで値下げ交渉できる?

こちらも建売住宅に限ってですが、値引き交渉しやすいという特徴があります。

建売住宅の場合、販売開始から2か月以内の契約を前提に会社側も考えているので、2か月を過ぎた物件は自然と値下げされることが多くあります。

これが3か月、4か月となれば、業者側もかなり焦って販売しようとするので、さらに値下げの交渉をしてみると良いでしょう。

すまいーだって何?

すまいーだ

出典:https://sumaiida.com/

「買いたい、建てたい、変えたい、護りたい、売りたい」といった、住まいに関するあらゆる要望・相談ができる不動産ポータルサイトです。

すまいーだを運営しているのは、市川海老蔵さんのテレビCMでもお馴染みの飯田グループホールディングス。

あの何とも耳に残るCMソングを歌っているのは、歌手の華原朋美さんです。

飯田グループといえば、年間に42,000戸の住宅を供給している、名実ともに分譲住宅日本一の総合住宅会社で、飯田グループ傘下には分譲住宅で良く名前を聞く「ユニバーサルホーム」「一建設」「東栄住宅」「アーネストワン」「タクトホーム」などがあります。

建売住宅の購入で後悔しないためには?

先ほどもふれましたが、建売住宅と注文住宅の価格差は約1,000万円です。

マイホームに対してのこだわりはそれぞれの家庭で異なるため、一概に建売住宅と注文住宅どちらがいいのか言い切ることはできません。

ただし、両者を比較することで、自分たちにどちらがあっているのかは見えてきます。

建売住宅の価格だけに目がいってしまうとマイホームで後悔する可能性が高いので、しっかりハウスメーカーの注文住宅と比較した上で、どちらにするのか決めるようにしてください。

比較する際は、こちらのページで紹介しているローコスト住宅(低価格の注文住宅)が得意なハウスメーカーを参考にしてもらえばと思います。

ローコスト住宅のおすすめハウスメーカ-はこちら

まとめ

今回は人気のパワービルダーや建売住宅のメリット、デメリットについてまとめてきました。

パワービルダーの建売住宅は、価格が安いというメリットがある反面、間取りの自由がないというデメリットがあります。

マイホームは数千万円のローンを組んで建てるという人が多く、失敗したからと言って簡単にやり直しがきくものではありません。

繰り返しになりますが、重要なのはパワービルダーとハウスメーカーの両方を比較した上で、どちらが自分たちにあっているのか決めることです。

ローコスト住宅を建てるハウスメーカーのプランや口コミ評判などもチェックした上で、自分たちのパートナーとなる業者を探してみてください。