メーカー名 | 株式会社 桧家住宅(FCグループ) |
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本社住所 | 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル12F |
電話番号 | 03-3830-7650 |
坪単価 | 47万円~55万円 |
公式サイト | https://www.hinokiya.jp/ |
桧家住宅の特徴
数多くの住宅関連会社をもつ桧家グループですが、中心となる会社が注文住宅や建売住宅を手がける「桧家住宅」です。
グループ会社の中には、不動産事業、リフォーム事業、断熱材事業などがあり、不動産以外では介護や保育事業などの企業もあります。
あまり名前を聞いたことがないという人がいるかも知れませんが、2018年3月には東証一部に上場しており関連グループまで含めると総勢3,000人以上の規模になります。
1988年の比較的新しい企業ですが、2016年に「Z空調住宅」を発売したのをきっかけに、2017年にはグッドデザイン賞を受賞、特許も取得しています。
特許取得「Z空調住宅」
出典:https://www.hinokiya.jp/
「Z空調」とは家の中を快適温度に保ち、身体にも家計にもやさしい新時代の冷暖システム住宅のことです。
建物の断熱と気密は「ヒノキヤグループ」、建物内の空調を「ダイキン」、換気システムを「協立エアテック」が担当しており、専門各社の高い技術力をコラボレーションすることで実現した「新時代冷暖システム」です。〈特許取得済:特許第6211675号〉
Z空調を開発したことで、桧家住宅のフランチャイズに加盟する住宅会社が急増し、2018年以降は日本全国に数多くの販売店が存在しています。
2016年12月に販売がスタートし、2017年と2018年の2年間で約7,000棟を受注しています。今年度で10,000棟達成は間違いないと言われており、今注目度の高い住宅だと思います。
家の中の温度を一定に保てる
Z空調住宅の最大の特徴は、家の中の温度を一定に保てる性能の高さにあります。
最小限の冷暖房設備で、家の中を一年中ずっと過ごしやすい最適な温度に保つことができ、健康で経済的にもやさしい住宅として注目されています。
家の温度を一定に保つことで、結露やカビの発生を抑えることもできます。
出典:https://www.hinokiya.jp/z/about.html
高気密・高断熱「Wバリア工法」
出典:https://www.hinokiya.jp/concept/
桧家住宅では標準仕様に発泡断熱材の「アクアフォーム」を採用、赤外線カット効果がある「アルミ遮熱材」を組み合わせることで「Wバリア工法」を実現しています。
バリア工法により、高気密・高断熱住宅としての性能は上がるのはもちろん、大幅に消費するエネルギーをカットすることにも成功しています。
アクアフォームの断熱性能について
アクアフォームは発泡を壁内に吹き付けて充填させるタイプの断熱材なのです。
最強断熱材と言われているセルロースファイバーと似たような断熱材だと勘違いする人も多いのですが、効果は一般的なグラスウールと大差ありません。
ただ発泡タイプなので、グラスウールなどのように断熱材の隙間が起こりづらく、施工が楽な点もアクアフォームの利点となっています。
断熱材は施工にミスがでると効力を十分に発揮できなくなるので、アクアフォームはそういった点でも注目されている断熱材です。
出典:https://www.hinokiya.jp/eco/
全棟「耐震等級3」
出典:https://www.hinokiya.jp/concept/
阪神・淡路大震災や東日本地震が起こったことで、日本人の住宅に対する考え方に大きな変化が生まれました。より地震に強い家を求める人が急増したのです。
桧家住宅の家はすべて標準で耐震等級3を実現しています。
ハウスメーカーや地元工務店のなかには、「耐震等級3相当」という数字で誤魔化しているケースも多いのですが、桧家住宅の家は長期優良住宅認定に基づく壁量計算によって全棟「耐震等級3」で間違いありません。
出典:https://www.hinokiya.jp/tech/kouzou.php
耐震等級3というのは、震度6~震度7の地震でも耐えることができる耐震等級1の住宅に比べ、約1.5倍の耐震強度があります。
ハイブリッド工法でより強い構造体
桧家住宅では、伝統の木造軸組工法と耐震性能や気密・断熱性能に優れているモノコック工法(2×4、2×6)を組み合わせたハイブリッド工法を採用しています。
それぞれの工法の良いところ取りをすることで、間取りの柔軟性を生かしながら、より強い住宅を建てることができます。
大空間の地下・小屋裏収納
出典:https://www.hinokiya.jp/idea/storage.php
Z空調やWバリア工法ばかりが注目され、あまり知られていないのですが、桧家住宅では地下収納や小屋裏収納にも特徴があります。
今の家は昔に比べ小さくなっているため収納スペースの確保が難しくなりました。桧家住宅では、上記の写真のように大きな収納スペースを確保することができます。
上の写真をみて小屋裏収納だと勘違いする人もいるかもしれませんが、実は地下の収納スペースです。
固定階段付きなので、いつでも自由に出入りができるのが特徴となっています。
出典:https://www.hinokiya.jp/idea/storage.php
さらに地下収納だけでなく、小屋裏収納もあります。
出典:https://www.hinokiya.jp/idea/storage.php
こちらも固定階段付きなので、いつでも自由に出入りすることができます。Z空調とWバリア工法のおかげで、地下や小屋裏でも快適な温度を保つことができます。
出典:https://www.hinokiya.jp/idea/storage.php
桧家住宅のCM
桧家住宅のCMは以下のURLでみることができます。それぞれの住宅の特徴が分かるCMとなっているので、これからマイホームを建てようと検討している人は参考になると思います。
気になる人はチェックしてみてください。
URL:https://www.youtube.com/c/HINOKIYAgroup
注文住宅の種類
他の大手ハウスメーカーに比べると少なく3種類しかありません。
メインは「スマート・ワン」と「スマート・ワンカスタム」で、3階建ての場合に「スマート・ワンカスタムハイブリッド」を選ぶケースが多いようです。
しかも、スマート・ワンとカスタムの2種類は基本的な標準仕様も同じなので、間取りの自由度を希望するかしないかの違いしかありません。
桧家住宅は種類が少ないのであれこれと悩む必要がないので、選びやすいと思います。
名称 | 構造 | 種類 | 概要 |
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スマート・ワン | ハイブリッド工法 | 規格型 | 規格住宅だが、本体価格29坪 1,295万円(税抜)とリーズナブルで若者世代に人気 |
スマート・ワンカスタム | ハイブリッド工法 | 自由設計 | 外枠は規格型だが、間取りを好きに決めることができるタイプ |
スマート・ワンカスタムハイブリッド | ハイブリッド工法 | 自由設計 | 1階が鉄筋コンクリート、2階が木造という混合構造になっている |
スマート・ワン
出典:https://www.hinokiya.jp/products/smartone/
Aシリーズ | 選べる外観や間取りパターンは数百通り |
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Vシリーズ | より多くの外観が選べてかなり個性的なプランがある |
オールインワン | Vシリーズに屋上庭園や太陽光パネルがセット |
アクティブガレージ | 趣味のDIYスペースにしても良いガレージ付き |
平屋 | 新しく販売を開始した平屋タイプ |
「スマート・ワン」は、間取りが決まっているパターンなので自由に変更することはできませんが、数百通りのモデルパターンから1階、2階、小屋裏収納のパターンを選ぶことができます。
よほど個性的な間取りを希望しないのであれば、十分に規格型のスマート・ワンでも対応できると思います。
価格も29坪で1,295万円となっており、坪単価に換算すると約44万円になります。
スマート・ワン カスタム
出典:https://www.hinokiya.jp/products/smartone-custom/
スマート・ワンカスタムでは、バレットと呼ばれる四角形の枠を組み合わせて自由に間取りを作っていくことができます。
ですので正方形の家だけでなく、縦長の住宅や変形地に合わせた間取りにも自由に対応することができます。
出典:https://www.hinokiya.jp/products/smartone-custom/
あまり他のハウスメーカーや工務店では見ないプランニングのやり方なので、少し戸惑うかもしれませんが仕組みを理解すれば難しいことはありません。
多少選べるグレードの違いはありますが、基本的なコンセプトや仕様は「スマート・ワン」と同じです。
バレットを自由に選ぶことができることで、自由な間取りを実現できるのが「スマート・ワンカスタム」の特徴です。
スマート・ワン カスタム ハイブリッド
出典:https://www.hinokiya-group.jp/group_topics/201704/1573.html
「スマート・ワンカスタムハイブリッド」は、2017年4月に発売された比較的新しい住宅で、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城などの関東圏限定となっています。
1階に鉄筋コンクリート、2階や3階を木造にすることで、より強靭で地震に強い住宅にすることができます。
鉄筋コンクリートを1階に採用するのは、桧家グループの傘下となった「レスコハウス」が得意としている分野でした。
レスコハウスが持つ鉄筋コンクリート造のノウハウと、桧家住宅が長年培ってきた木造住宅のノウハウを融合させることで、新たな可能性を広げること成功しています。
桧家住宅の対応エリア
桧家住宅の対応エリアは以下のとおりです。
北海道・東北 | 岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県 |
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関東 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県 |
中部 | 長野県、新潟県、山梨県、愛知県、静岡県 |
関西 | 大阪府、兵庫県、滋賀県、奈良県 |
中国 | 岡山県、鳥取県、島根県 |
四国 | 香川県、徳島県、愛媛県 |
九州・沖縄 | 福岡県、大分県、長崎県、熊本県、鹿児島県 |
上記は執筆時点の情報になります。最新の対応エリアは公式サイトにてご確認ください。
桧家住宅の口コミ
滋賀県/20代/女性
家づくりには強いこだわりがあり、様々な要望に応えてくださったのが桧家住宅さんでした。
営業さんは私の家づくりに対する希望をよく聞き入れてくれ、私の好みに合った家のデザインを提案してくださったり、外構やクロスに悩んだときは的確な意見をだしてくださったりと、とても信頼できる方でした。
出来上がったお家は想像以上の仕上がりで、特に営業さんにおすすめしていただいたアクティブガレージが素敵で、旦那もリビングから愛車をいつでも見ることができる点が大のお気に入りと言っています。
今では営業さんを信じて試行錯誤を繰り返しながらも、家づくりを頑張った甲斐があったなと心の底から思っています。
高知県/40代/女性
何社か候補のハウスメーカーがありましたが、学生時代からの親友の薦めもあり、隣県にしか展示場や営業所がない桧家住宅にお願いすることにしました。
家づくりが初めてだったため知識不足だったのがいけなかったと思うのですが、出来上がった家はこれじゃない感が、、、。。
というのも間取りを考える期間が短く、後悔しないようにしっかりと考えたかったのですが、それが期間の問題で出来ず、本当にありきたりな間取りの家になってしまいました。
桧家住宅さんはフランチャイズということなので、場所によっては違うのかなと思いますが、間取りを妥協しなければならなかったことは今でも大きな後悔としてモヤモヤが残っています。
大阪府/30代/男性
上の子が小学校へあがるのを期にマイホーム購入を決意。
自分の趣味がキャンプやBBQだったんで、マイホームを建てるときは絶対に庭が欲しかったけど、土地が狭いこともあり庭をつくるのは断念。
そんなとき桧家住宅さんの営業Mさんから屋上がある「青空リビングの家」を提案されたんです。
もともとセキスイハイムのような屋上がある家にも憧れがあったけど、予算的に無理やと勝手に諦めてたんです。
それが今では、晴れの日には家族でバーベキューをしたり、夜には妻とお酒を飲みながら夜空を見上げたり、プライバシーも守られてるから安心。
また、小屋裏収納や土間収納を設置したこともあり収納スペースも十分で、桧家住宅さんのアイデアにかなり助けられた家になりました。
土地が広くなくても、満足できる家を桧家住宅さんでは建てることができるのでかなりおすすめです。
愛知県/30代/男性
妻が桧家住宅の展示場を気に入り、桧家住宅さんで家づくりをしたのですが、家自体の感想は普通かなというのが正直なところです。
構造もスタンダードだし、営業さんが推していたアクアフォームという断熱材も普通でとても良いわけでもない。あと工期も短くて強度が少し心配になったところも。
けれど営業の方は頼りないところもあったけど親切だったし、前に住んでいた家に比べると家の温度差もそれほど気にならない、結露も少ない。
今のところ不自由なく暮らせているので良かったかなとも思います。もうちょっと個性のある家が良かったから、そこだけが不満ポイントです。
大分県/50代/女性
将来、息子夫婦と同居するために「二世帯住宅」を購入させていただきました。家づくりには息子夫婦も加わり私と旦那の4人で間取りや欲しい設備などをお話しさせていただきました。
時には息子夫婦と我々夫婦の希望が食い違ってしまうときもありましたが、営業さんが我々に親身に寄り添ってくださった結果、大きな揉め事なく済んだことをとても感謝しています。
今おもえばこの間取りや設備をみんなで決めている時間が一番楽しかったですね。
二世帯住宅なので値が張るかと思っていたのですが、思っていたよりもお値段が安く済み、老後のための蓄えを最小限に抑えられたのは良かったです。
これも営業さんが私たちの希望金額に近づけようと努力してくださったおかげです。いい営業さんに出会えて、桧家住宅さんでお家を建てて、本当に良かったと思っています。
奈良県/30代/女性
「屋上のある家」に憧れを持っていたのですが、ハウスメーカーを決める際に屋上を作ることができると言われていたのに、いざ契約をして打ち合わせを始めると土地の規制で屋上を作ることができないと言われました。
出来ると言われていたことを初期の段階でできないと言われ、家づくりに対しての熱が冷めてしまいましたが、うちは「ZEH住宅」希望だったため、補助金の申請期間などから再度いちから家づくりを始めるのは難しかったため、旦那と相談した結果、このまま桧家住宅さんで家づくりを続行することにしました。
出来上がった家は快適といえば快適なのですが、やはり屋上が欲しかったなと今でも大きな後悔を抱えています。
秋田県/40代/男性
ずっとアパート暮らしだったが、両親が高齢になってきたので同居することに。
実家は古く住みにくい環境であったことから思い切って土地から購入して家を建て直すことにしたのが、桧家住宅さんで家を建てるきっかけになった。
複数のハウスメーカーに相談したが、その中でも桧家住宅さんで家を建てることを決めた理由は「Z空調」という全館空調設備に強く惹かれたからですね。
実際に今の住まいでZ空調を体感しているが、本当に1年中快適で、家の温度差をほとんど感じない。
これには両親も驚いており、前に住んでいた家とは比べものにならないと感動していた。
この家を建てて同居することになり、少しは親孝行できたのかなと思っている。