レオハウスはテレビCMでもお馴染みの人気ハウスメーカーの1つです。
創業して10年程の比較的新しいハウスメーカーですが、完成引き渡しした住宅戸数は24,000棟を超えています。
創業が2006年なので、毎年2,000棟ほど建築している計算になります。
展示場も36都府県に展開(2020年2月現在)しており、全国に広がっているハウスメーカーです。
以前はタマホーム同様、坪単価25.8万円という超ローコストを売りにしていましたが、最近は高気密・高断熱化が進んだためローコストを全面に押しだす営業はしていません。
それでも低コストで自由設計の木造住宅を建てることができると評判で、売上げ数を伸ばしています。
このページでは、レオハウスの間取りや坪単価などについて詳しく解説します。
レオハウスの特徴
メーカー名 | 株式会社レオハウス |
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本社住所 | 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル37階 |
電話番号 | 03-3349-5211 |
坪単価 | 35万~50万円 |
公式サイト | https://www.leohouse.jp/ |
タマホームから独立した会社
坪単価25.8万円といえば、以前タマホームが大々的に宣伝していた価格と同額です。
しかもレオハウスとタマホームの展示場を見学した人なら感じたと思うのですが、この2社は家の特徴もよく似ています。
それもそのはずで、もともとタマホームとレオハウスは、兄妹会社のような存在だったのです。
正確にいえば、タマホームが創業当初にナックから戦略的な経営コンサルを受けていたことや、ナック創業の「タマキューホーム」で、タマホームの住宅商品を販売していた経歴があります。
その後、タマホームはナックから独立し、それを機にナックが設立したのが「レオハウス」です。
坪単価は40万円前後
タマホームが坪単価25.8万円というローコスト路線から撤退しても、レオハウスはしばらく坪単価25.8万円を前面に押しだした営業を続けていました。
その結果、「タマホームよりも安い」「ローコストなのに質が良い住宅を建てる」と評判になり、着実に建築数を伸ばしていったのです。
しかし昨今、日本の住宅業界は耐震性、高気密・高断熱住宅、省エネ住宅、ゼロエネルギー住宅など、急速に地震と温暖化対策の家づくりが注目されています。
これにより当然、建築コストは高騰し、これまでローコストを売りにしていたハウスメーカーも営業方針を変更する必要がでてきました。
もちろんレオハウスも例外ではなく、これまでのように坪単価25.8万円という宣伝文句は撤廃し、ローコスト住宅からの脱却を戦略にしています。
2018年現在、レオハウスの平均坪単価は40万円前後とも言われています。
金額に対する満足度NO1を3年連続獲得
レオハウスは、2018年に実施されたオリコン顧客満足度ランキングにて、全ハウスメーカー47社の中で「金額の納得感」という項目において1位を獲得しています。
「金額の納得感」というのは、建物のレベル(性能や評価)に対して建築費用が割安であるということです。
実は2016年と2017年にも獲得しており、今年で3年連続1位に選ばれたことになります。
さらに2016年には「コストの妥当性」「見積りの正確さ」でも1位を獲得しており、金額に対して、ユーザーから高い評価を受けているハウスメーカーであることがわかります。
出典:https://www.leohouse.jp/oricon/
レオハウスのCM
レオハウスのCMは以下のURLでみることができます。それぞれの住宅の特徴が分かるCMとなっているので、これからマイホームを建てようと検討している人は参考になると思います。
気になる人はチェックしてみてください。
URL:https://www.leohouse.jp/tvcm/
注文住宅の種類
他のハウスメーカーに比べると、レオハウスの住宅商品は少なく、主力商品の「Cocrea(コクレア)」、「Happy Leo House」の2つから選ぶようになっています。
この2つから派生した商品もいくつかありますが、それぞれコンセプトがしっかりしているので、選びやすいラインナップになっていると思います。
名称 | 構造 | 種類 | 概要 |
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Cocrea | 木造軸組 | 自由設計 | レオハウスのおすすめ注文住宅 |
Happy Leo House | 木造軸組 | 企画住宅 | 生活プランに併せた48のプランから選ぶことができます |
My LEO house | 木造軸組 | 建売分譲 | 建売分譲専用です |
基本的に構造は木造軸組を採用していますが、そこに木質パネルを貼り合わせたボックス構造(六面体構造)や2×4工法などにも対応できるようになっています。
複数ある中から、工法や耐震装置を予算に合わせて選ぶこともできます。
Cocrea(コクレア)
Cocreaは、価値観や好みを適正価格で実現できる自由設計の注文住宅で、以下の10個のテーマ別のセレクトパックが用意されています。
- 和テイストを取り入れる その1
- .家族を守るホームセーフティ
- 趣味を楽しむ
- ガレージに楽しさをプラス
- 便利&充実の収納をつくる
- 和テイストを取り入れる その2
- 自然素材にこだわる
- 子どもの5感をはぐくむ
- .ペットと快適に暮らす
- 青空を手に入れる
さらに和モダンや北欧スタイルなど、理想のインテリアもコーディネートしてくれるので、あこがれの暮らしを実現したい人は要チェックです!
Happy Leo House
出典:https://www.leohouse.jp/happyleohouse/
これまでの企画住宅「CoCo Life」という商品を撤廃し、2019年4月より、ミレムアム世代向けの「Happy Leo House」が登場しました。
大きな違いは間取りなどのプランニングが自由設計ではなく、あらかじめ決められたプランから選択することになります。
平屋と2階建てから選択でき、カラーリングも多彩な選択肢が準備されています。一番気になる間取りに関しても、48のプランから選ぶことができるようになっています。
コンパクトな家1,285万円、テラスバルコニーがある家1,625万円など、あらゆるテーマに合うプランニングが準備されています。
Happy Leo Houseの坪単価は、平均43万円~47万円くらいの設定になってといます。
レオハウスの対応エリア
レオハウスの対応エリアは以下の通りです。
北海道・東北 | 岩手県、宮城県、福島県 |
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関東 | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県 |
中部 | 長野県、石川県、福井県、山梨県、富山県、愛知県、静岡県、岐阜県 |
関西 | 大阪府、京都府、兵庫県、三重県、滋賀県、奈良県 |
中国 | 広島県、岡山県 |
四国 | 香川県、徳島県、愛媛県、高知県 |
九州・沖縄 | 福岡県、大分県、宮崎県、佐賀県、熊本県、鹿児島県 |
上記は執筆時点の情報になります。最新の対応エリアは公式サイトにてご確認ください。
レオハウスの口コミ評判
福島県/50代/女性
震災の被害で家の建て替えを余儀なくされました。
年齢のこともあり、なるべく費用を抑えたいというのが最優先課題でしたし、 出費をおさえるため、光熱費などの負担が少ない家を建てたいと考えていました。
そんな要望に応えてくれそうだったのが、レオハウスさんのお家でした。
わたしたち夫婦のわがままにも嫌な顔せず、終始ずっと笑顔で対応してくれた営業のSさんには感謝しかありません。
レオハウスの家に住み始めて、まもなく5年が経とうとしておりますが、 これまで大きな不具合もなく、以前の家よりずっと快適に過ごせております。
ちょうど間もなく5年点検でしたので、ネットで調べていたらこのサイトを見かけてコメントさせて頂きました。
神奈川県/20代/女性
住宅展示場へ立ち寄った際に、第一印象で家のデザインが気に入り、モデルハウスに足を踏み入れたのが全ての始まりでした。
営業さんがとても良い方で、この人となら私たち家族の理想の家を作ることができる!と確信し、レオハウスさんで家づくりをすることを決意。
私の直感は間違いなかったみたいで、打ち合わせから入居するまで、全力で私たちの要望に答えてくださりました。
お陰様で夢だった理想のマイホームを手に入れることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
静岡県/40代/女性
予算少なめでお家を作りたかった我が家。 ローコスト住宅と聞いていたので、ずっと気になっていたレオハウスさんにお話を聞きに行くと、 家の機能もいいし、デザインもいいし、噂通りのローコスト。
ほかのハウスメーカーさんにも話を聞きに行っていたのですが、 お値段の安さに惹かれ、レオハウスさんでお家を建てました。
住み始めて4年経ちましたがあのお値段とは思えないほどの快適さで、 冬は暖かくて家の中の温度差もそれほど感じませんし、風通しもよく湿気がたまりにくいです。
満足できる家を建てることができて嬉しく思っています。栃木県/30代/男性
理想の家を作りたいが、自由設計だと優柔不断な私にはあまりにも決めることが多すぎて、 このまま挫折してしまいそうと考えている時にレオハウスさんのココライフを発見。
あらかじめプランが決められているので、自分の好みのプランを選び組み合わせていくことができ、 優柔不断な私でもスムーズに間取りや設備などを決めることができたのではないかと思います。
家は建てたいけど、一から作ると何が何だかわからなくなるという方にはとてもオススメです。
滋賀県/30代/男性
家を建てる際に候補にしていたハウスメーカーさんは3社でした。
その中にレオハウスも入っていたのですが、営業さんの信頼度だけでいうとレオハウスが一番と言っていいほど高かったです。
打ち合わせをしてから見積もりがでるまでとてもスピーディーに対応してくれ、仕事が忙しかった私にはとても頼もしく思えました。
機能性重視で家を建てたかったこともあり最終的に違うハウスメーカーさんでお家を建てましたが、 レオハウスは家も社員さんも印象がとても良かったので口コミを寄せていただきました。
大分県/20代/女性
実家の建て替えで、父、母、弟、わたしの4人で相談にいきました。 わたしは今大学2年で二十歳です。弟は中学2年です。
これまで父の実感に住んでいましたが、父方の祖父が他界したのを機に建て替えることになりました。 きっとわたしが建築系の進路を希望していることもあり、それも建て替えしようと思ってくれた理由かもしれません。
それまで「積水ハウス」と「ダイワハウス」、「セキスイハイム」の3社の展示場を見学させてもらっていたので、 ローコスト住宅は、こちらのレオハウスさんが初めてでした。
わたしの率直な感想は「ローコストでも、こんなしっかりした家を建ててくれるんだ」と思いました。
すごい上から目線ですよね(笑) でもローコスト住宅に対するイメージが一新されたのは事実です。
まだ建て替え計画は進行中なので、どのハウスメーカーさんの家を建てることになるのか 毎日ワクワクするのと同時に、いろんなことを勉強させてもらっています。
神奈川県/30代/男性
少し前まで、川崎にある展示場で相談をさせてもらっていたことがあります。 といっても実際には間取りとかも提案してもらうまで話しはいかず、 家族で3回くらい展示場にお邪魔させてもらい相談しただけです。
営業さんの話を聞いて、レオハウスのCoCoダブルって家に感心があり、 自分としては大変気に入ってました。
坪単価40万円くらいでダブル断熱工法というのがすごいと思いました。
ウチは両親と二世帯同居を予定しているし、上の子もすこし喘息もちなので、 結露がでずカビを抑える効果、そしてヒートショック対策としても レオハウスのダブル断熱は理想の工法だと思いました。
ただし安いといっても自分たちが希望する40坪以上の家だと、 どうしても予算がオーバーしてしまい、そこで営業さんからワンランク下のCoCo LIFEという商品を薦められました。
それではダブル断熱も自由設計もできなくなるので、渋々諦めることにしました。
まとめ
レオハウスは坪単価40万円台でフルオーダーの注文住宅を建てることができるよう努力しており、その結果、オリコン満足度調査においても「金額の満足感」部門において3年連続で1位を獲得しています。
ただし、全ての人にレオハウスがあっているとは限りません。理由は各メーカーの特徴が異なるうえに、施主それぞれのこだわりポイントも異なるからです。
本当に自分にあった業者を探すためにも、レオハウスとよく比較される「タマホーム」や「アキュラホーム」などのプランを比べてから、契約するかどうか決めるようにしてください。
当サイトでは業者選びで悩んでいる人向けに、予算やコンセプト別でもおすすめハウスメーカーを紹介しています。
建てる際のポイントなども解説しているので、自分たちのイメージと合いそうな記事があれば、家づくりの参考にしてみてください。
予算 | 坪数 | こだわり |
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1,000~2,000万 | 30坪 | ローコスト |
3,000~4,000万 | 35坪 | 3階建て |
5,000~6,000万 | 40坪 | 地下室がある |