注文住宅で「もっと広くすればよかった」「生活動線が悪くて使いづらい」と後悔する人が多いのが、LDKと子ども部屋の間取りです。
家族で長く暮らす空間だからこそ、広さ・配置・将来の使い方までしっかり考えておくことが大切です。
この記事では、LDKや子ども部屋で後悔しがちなポイントを整理したうえで、家族構成や暮らし方に合った広さ・配置の目安を紹介します。
注文住宅の間取りに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
LDKと子ども部屋、間取りで後悔しやすいポイントとは?
LDKの広さや形で失敗しがちな例
LDKは家族の集まる中心空間ですが、「想像より狭かった」「家具の配置がうまくいかない」といった後悔が多く見られます。
たとえば20畳あると思っていても、ダイニングテーブルやソファ、テレビボードを置くと実際の可動スペースは想像以上に狭くなることも。
また、横長LDK・縦長LDK・L字型LDKなどの形状によっても住み心地は大きく変わります。
単に広さだけでなく、配置や動線もセットで検討しましょう。
子ども部屋の使い方と将来の後悔例
子ども部屋については「最初は使われず物置に」「将来仕切れなくて困った」といった悩みが多くあります。
特に将来仕切れるように設計しておけばよかったという声は非常に多く、最初から個室にせず、広めの1部屋をあとから2つに分けられるようにしておくと安心です。
また、リビング横に設けて小さな頃は目が届くようにし、成長に合わせて独立性を持たせるといった柔軟な発想もポイントです。
快適に暮らすための広さと配置の目安
LDKは何畳必要?20畳・18畳でできる間取り例
LDKの広さは家族構成や生活スタイルによって適正が変わりますが、一般的には4人家族で18~20畳前後がちょうどよい広さとされています。
20畳のLDKなら、アイランドキッチン+広めのダイニングテーブル+L字ソファなども余裕をもって配置可能。
来客が多い家庭や開放感を重視する方におすすめです。
一方で18畳でも十分に快適な間取りを組むことは可能で、冷暖房効率や掃除のしやすさを考えると、コンパクトな空間に利点もあります。
子ども部屋は6畳必要?4.5畳で十分なケースも
子ども部屋は「6畳が理想」と思われがちですが、4.5畳でも学習机+ベッド+収納が収まるため、実用的には十分なケースも多くあります。
コンパクトに設計することで他の居室にゆとりを持たせたり、2階の廊下を広くしてファミリースペースにするなど、空間配分の自由度が上がります。
ただし、将来家具を追加したり、共有部との音の干渉なども考慮し、必要に応じて防音や窓の配置にも気を配ることが大切です。
生活動線と成長を見越した間取りづくり
リビング階段と子ども部屋の相性は?
最近の注文住宅では、リビング階段を採用するケースが増えています。
理由は、子どもの帰宅・外出を自然に確認できるから。
家族のコミュニケーションを重視する家庭では、リビング階段を取り入れることで「ただいま」「おかえり」が日常的に交わされるようになります。
ただし、冷暖房効率の低下や音・においの干渉といったデメリットも。
建築会社としっかり相談して、引き戸や間仕切りを活用するなどの工夫が必要です。
将来仕切れる子ども部屋のレイアウト
子どもが幼い頃は広い1部屋でOKでも、将来は個室が欲しくなるのが一般的。
そのため、最初から10畳以上の部屋を2つに仕切れる設計にしておくことで、リフォーム不要で思春期に対応できます。
仕切る方法としては、クローゼットで間仕切る、可動式のパネルや引き戸を使うなど複数のアイデアがあり、ライフスタイルに合わせた柔軟な設計がポイントです。
家族構成・世帯人数に合わせた間取り実例
3人家族にちょうどいい間取りとは?
3人家族(夫婦+子ども1人)であれば、LDK18畳前後+子ども部屋1室で、十分に快適な生活空間を実現できます。
リビングに畳コーナーや書斎スペースを設けるなど、暮らしの中に遊び心や仕事の場を取り込む設計が人気です。
また、1階に主寝室を設けて将来の平屋暮らしも見据えると、老後も安心して暮らせる家になります。
4人家族・兄弟がいる場合の子ども部屋設計
兄弟がいる4人家族の場合、子ども部屋を2部屋確保するのが理想です。
ただし、建坪の制限などで難しい場合は、将来仕切れる10~12畳の共有部屋を設ける方法が効果的。
さらに、2階に家族共有のフリースペースをつくって、学習・遊び・収納など多目的に使える空間を設けると、成長しても使い勝手がよくなります。
家族の人数だけでなく、子どもたちの性格や過ごし方にも目を向けた設計が大切です。
間取りのプロに相談するメリットとは?
無料でプロの提案が受けられるサービス
注文住宅の間取りは、自分だけで考えると「無駄が多い」「住みにくい」と感じるケースが少なくありません。
そんなときは、住宅会社の設計士や建築士に無料で相談できるサービスを活用するのがおすすめです。
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エリア・予算・デザインなど、要望を伝えるだけで最適な住宅会社を紹介してくれるので、初めての方でも安心です。
アキュラホームで建てた間取り実例もチェック
完全自由設計に強みを持つアキュラホームでは、LDKや子ども部屋の設計自由度が高く、家族に合わせた間取りが実現しやすいのが魅力です。
たとえば、20畳超えのLDK+和室+ワークスペースや、2階にフリールームを併設した子ども部屋プランなど、実例も豊富。
詳細は下記ページで紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
まとめ|間取りに迷ったら、まずは家族で理想を共有しよう
.LDKや子ども部屋は、暮らしの中心になるからこそ、後悔しないための事前計画が大切です。
家族構成や成長、生活スタイルに合わせて、広さ・配置・動線をしっかり検討しましょう。
また、自分たちだけで判断が難しいときは、住宅会社の提案力を借りるのもひとつの手段です。
無料の資料請求や間取り相談サービスを活用して、後悔のない家づくりを進めてください。